世界一辛い唐辛子は何？最新ランキング！スコヴィル値の意味とは？

唐辛子が大好きな人は多いですよね。また、季節や体調によって、辛いものを無性に食べたくなることもあります。

最も辛いもので多くの人が知っているのは、「ハバネロ」「ジョロキア」「タカノツメ」ではないでしょうか。

実は、2017年に辛さ世界一にギネス認定された「ドラゴンの息」というトウガラシの品種があります。

激辛好きの人にとっては興味津々ではないでしょうか！

そこでここでは、「世界一辛い唐辛子は何か」「辛さを測定するスコビル値とは何か」「辛い唐辛子のランキング」についてまとめてみました。

世界一辛い唐辛子「ドラゴン・ブレス・チリ」

2017年に「辛さ度を測るスコヴィル値」が世界一高いとギネスに認定された唐辛子が、【ドラゴン・ブレス・チリ（ドラゴンの息の唐辛子）】です。

「ドラゴン・ブレス・チリ」は、イギリスのウェールズ産の新品種になります。

イギリスのウェールズは、炭鉱の町で有名で、宮﨑駿さん「天空の城ラピュタ」の舞台になった場所でもあります。

そのウェールズに住む、Mike Smith（マイク・スミス）さんとノッティンガム大学の研究者が「ドラゴン・ブレス・チリ」の品種を開発したそうです。

ちなみに、「ドラゴン・ブレス・チリ」は辛すぎるために、食用には適しません。

ドラゴンブレスチリとかRPGのアイテムみたいで、シレンが薬にして飲むレベル | 文字どおり「死ぬほど辛い」唐辛子が登場、その辛さはギネス超え – GIGAZINE https://t.co/0U6SIsdudh

— ましろ (@lunatea) 2017年5月19日

世界一辛い唐辛子とギネス認定された「ドラゴン・ブレス・チリ」のスコヴィル値は2,480,000です。

スコヴィル値が、248万ってどういう数字なんだろうと思いますよね。

一般的な「タバスコ」のスコヴィル値は1,000なので、その2,480倍辛いのが「ドラゴン・ブレス・チリ」ということになります。

では、このスコヴィル値とは何なのでしょうか？

スコヴィル値とは、唐辛子の辛さを測る共通単位です。

味覚テストを考案した、ウィルバー・スコヴィルという化学者の名前から「スコヴィル値」となったようです。

1位：ドラゴン・ブレス・チリ

食べると気道が焼かれ、ハチに刺された時の「アナフィラキシーショック」のように全身にアレルギー症状が起き、最悪死に至る可能性がある。

2位：キャロライナ・リーパー

サウスカロライナ州で、ゴーストペッパーとレッド・ハバネロの交配種。

見た目の尾っぽの形が鎌に見えることから、リーパー＝死神という名前がついた。

3位：トリニダード・モルガ・スコーピオン

激辛品種の国トリニダード・トバゴ産になります。

食べると刺すような痛みがあることから、スコーピオンと名づけられたのかもしれません。

4位：ブート・ジョロキア

北インド及び、バングラディシュ産になります。

収穫の時は、ゴム手袋やマスク、ゴーグルをかけるそうです。また、ブート・ジョロキアを触った手で、皮膚の弱い所を触ると痛みが出てあぶない！

5位：ハバネロ

お菓子の「暴君ハバネロ」や様々な商品に使われ、もっとも知名度の高い唐辛子です。

ハバネロの特徴で、辛いだけでなく柑橘系のフルーティーな香りがします。

世界一辛い唐辛子を作るために、品種を交配するなどの研究をしているところもあります。

そこまで危険な唐辛子を作って何に使うんだろう。と疑問にもなったりしますが、辛いもの好きからすると、一度は食べたくなりますよね！

ただし、そこまで辛い唐辛子の場合は、直接食べることはできないので、結局は薄めて使うことに…。

ギネスの辛さ競争は、どこまで続くのでしょうか！

乞うご期待！