小説やマンガ、ドラマなどでも時々出てくる「雲外蒼天」という言葉があります。時々「雲外蒼天の極み!」というTwitterを見ることもありますね。
でも、「雲外蒼天」という言葉を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。
私も実は知りませんでした。
何かの四字熟語なんだろうなとは思っていましたが…。
そこでここでは、「雲外蒼天の意味」「雲外蒼天の使い方や語源、由来」などについてまとめてみました。
【雲外蒼天】の意味とは?
雲外蒼天の読み方は、「うんがいそうてん」とそのまま読みます。
また、書道などでよく書く「四字熟語」です。
「雲外蒼天」の意味は?
雲外蒼天をそのまま訳すと
- 雲 = 雲
- 外 = 雲の外
- 蒼天 = 晴れ渡っている
となります。
つまり言葉の意味としては、
「雲の外に出れば、そこには青空がある」
となります。
言い換えると、
「雲の上には青空がある」
「雲の上には太陽がある」
となります。
これだけだと何を言っているのかわかりませんよね。
【雲外蒼天】の語源や由来は?
雲は、困難や悩み苦しみ、暗闇などの【絶望】を表現しています。
蒼天は、素晴らしい世界が待っているという【希望】を表現しています。
雲外蒼天の四字熟語の語源は、
今は苦しいかもしれないが、努力して困難を乗り越えれば(雲から出れば)、必ず望む未来がやってくる(蒼天の世界)。だから、今くじけてはいけないよ!
というメッセージになります。
【雲外蒼天】の使い方は?
雲外蒼天の意味を相手がわかっていない場合が多いので、あまり他人には使えません。
今悩んでつらい相手に対して、「雲外蒼天」だからがんばれ!と言っても「何言ってるんだ?」となるのが落ちです。
基本的には、自分の座右の銘などにしておくと良いと思います。
自分がつらい時に「雲外蒼天!」と言って、「今はつらいけど乗り越えれば、そこには望む未来がある!」と自分が頑張るための言葉として使うとカッコよくていいと思います。
まとめ
雲外蒼天という言葉は、「雲の上には青空がある」と言うよりも、カッコよくて使いやすい言葉です。
自分のがんばり時に、「雲外蒼天!」「雲外蒼天の極み!」などと言うと楽しくて元気がでること間違いないし!
ただし、他人に言ってもあまり効果はないので気をつけて下さいね。
四字熟語は、自分で意味さえわかっておけば使いやすい言葉になるので、とても便利です。