「龍泉洞」を後にした僕らが向かった先は岩手県遠野市。民話「遠野物語」で有名な場所だけに、座敷わらしやカッパなどの伝説が沢山残る地域でもある。
僕らがまず興味を惹かれた場所は「カッパ淵」。ここは、ガイドブックをみて知った場所。
カッパ捕獲許可証というものがあることを初めて知った。
まずは、向かってみることに!
カッパ淵の駐車場はどこ?
カッパ淵の近くには来たのだが、駐車場がどこなのかわからない。
調べてみると、伝承園という場所に、無料駐車場があるらしい。
【伝承園】
岩手県遠野市土淵町土淵6地割5番地1
無料駐車場:100台
トイレも駐車場にあり
カッパ淵まで徒歩5分
【営業時間】9:00〜17:00
【休日】年中無休
カッパ淵の駐車場が分からなくて、路駐している車が意外といた。
カッパ淵の住所は?
カッパ淵の住所は、岩手県遠野市土淵町土淵となっているのだが、これだとわかりづらい。
わかりやすい行き方は、
まず、常堅寺に行く。
1402年に開山したと言われている「常堅寺」。有名所なだけあって観光客も多く、迷わず行ける。
住所:岩手県遠野市土淵町土淵7地割50
頭にお皿を乗せた狛犬さんに挨拶し、先へ進むと小川にでる。
そこがカッパ淵です。
カッパ淵観光!
実際に行ってみると「これかいっ!!」とツッコミどころ満載で、思わず笑ってしまう。
かなりコミカルでおもしろい!
このあたり全体の風景は、さすが遠野と行っていいのか、田舎の雰囲気を感じられて好き。
岩手県遠野市の風景は、小さい頃にテレビで観ていた「日本昔ばなし」を思い出す。夜になったら山の中から物の怪とか妖怪とか「あやかし」たちが出てきそう。
ここでたくさんの民話が生まれたということなんとなく分かるような気がする。カッパ淵はそんなのどかな場所にある。
河童を釣るための、カッパ捕獲許可証?
そこに…、釣り人?と思ったら、竿の先にきゅうりを浮かべてカッパを釣る(?)らしい観光客の姿が。それも何人も。
ただ、この河童を釣るには、河童捕獲許可証が必要らしい。
【河童捕獲許可証】
料金:210円
有効期間:1年間
購入場所:先程の駐車場があった伝承園や遠野時間@shopというネットでも購入可能
なんか、おもしろいね。
カッパ淵のカッパ神
淵のそばには「カッパ神」が祀られて、お供え物にはかっぱの大好物のたくさんのきゅうり。
ここ「カッパ淵」の伝説は、イタズラが大好きなカッパちゃんが、人間に捕まってしまい、常堅寺の和尚さまに助けられたことから始まるらしい。
その後、常堅寺が火事にあってしまった際、カッパちゃんは恩返しに火を消して助けたというものらしい。
昔は、本当にこういう出来事が合ったのかもしれないな、と思う。
現代人には見えなくなってしまった「何か」を、昔の人ははっきりと見えていて、助け合いながら共存していたんじゃないのかな、と。
「カッパ神」に手を合わせ、しばしお祈り。
カッパ淵は、おもしろくておすすめな場所。
無人販売の野菜もあった
そして、来た時と同じ道を通って車へ戻る。
途中に無人販売の朝採り野菜「ミニトマト」と「きゅうり」を購入。一袋100円。
これがまた美味。トマトッ!!と言う感じ。
次に、せっかく民話の里に来たのだからもう少し堪能してみようと「遠野市立博物館」へも立ち寄って見ることにした。