平昌オリンピックのフィギュアスケートが終了しましたね!その後、フィギュアスケートのルールを改正するという話が出てきました。
フィギュアスケートは過去から何度もルール改正をして来ているので、「またか!」と思っている人もいるのではないでしょうか。
ほとんどの人は、フィギュアを見るのは好きだけど、採点方法には正直興味がないですよね。詳しい得点の加算方法を知っているのは選手やコーチなどです。
そこでここでは、「なぜ今回フィギュアスケートのルールを改正」する事になったのかをまとめてみました。
フィギュアスケート【ルール改正】するのはなぜ?
国際スケート連盟が2018年6月の総会でルール改正を提案することが、わかりました。
理由は、
【後半で1.1倍の得点となるジャンプの数を制限し、偏りをなくす】というもの。
今回平昌オリンピック、女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したロシア代表のザギトワ選手が後半にジャンプを集中させて得点を稼いだ構成が理由という話も聞きます。
ただ、後半ジャンプの基礎点の加点をなくすと何がどうなるのか、一般人には???まったくわかりません。
ここからは仮説なのですが、理由を2つ上げたいと思います。
①現状のフィギュアルールは若い人に有利に働くため
今のフィギュアスケートの後半ジャンプの加点方法が、若い人が圧倒的に有利にできているために、ルールを改正するような気がしています。
では、なぜ若い人が有利なのか?
10代の身体はまだ成長過程で、身体が大人になっていません。
そのため身体が軽く、しなやかで、ジャンプ向きなのです。また、若いので体力もあります。
10代半ばのフィギュアスケート選手と20代のフィギュアスケート選手の体つきを見るとどっちがジャンプを飛べそうかが一目瞭然でわかります。
体力があって、大人の身体になっていなくて、後半にジャンプをバンバン飛べちゃう人が優勝しやすいのです。
つまり、年齢が若く、身体が軽く、運動能力が高い選手が勝ちやすい傾向ができてしまうのです。
ここは、フィギュアスケートは「スポーツか、芸術か」論争の的になっているところですね!
20代でトップフィギュアスケーターは、相当な食事制限をしているという話も聞きます。それだけ体格、体重が勝敗を左右するスポーツとも言えるのです。
もう一つは、
②演技構成がジャンプばかりで面白くなくなる
ジャンプとジャンプの間が演技ではなく次のジャンプへのつなぎにしかならなくなり、ジャンプ競技になりやすくなってしまうというもの。
全体としての演技ではなく、ジャンプのための演技になってしまうということ。
確かに、これも言えているポイントですね。
ただし、ここで毎回のように問題になるのは、ジャンプは正確なポイントを付けることができるのですが、スケートの芸術点の付け方が不明瞭な所です。
まさに、グレーゾーン!
まとめ
今回フィギュアスケートのルール改正でどのようになるのかは、次のオリンピック選手のジャンプで証明されそうです。
楽しみに待ちましょう!!