若者に「スマホ認知症」が多いと聞いた。
なぜ、若者が認知症が?と疑問だったので、調べてみると「物忘れ外来」を訪れる患者が年々若くなっているということから、警笛を鳴らしているとのことだった。
そこで、ここでは「スマホ認知症とは」「スマホ認知症にならないための対処法」などをわかりやすく、まとめてみました。
スマホ認知症とは?
わかりやすくいうと、
スマホによって、物忘れが激しくなった状態
もしくは、
スマホによって、脳が機能しずらくなった状態
実際には、認知症の定義は曖昧です。
スマホ認知症で使われる認知症の定義は、「物忘れ=認知症」と関連付けているだけだと思われます。
スマホ認知症という言葉にインパクトがあるので、話題好きなマスコミが使っているだけという印象。
なぜ、スマホ認知症になるのか?
現代は情報が過剰にあり、スマホでいつでも膨大な情報にアクセスできることから、脳が過労状態になりやすく、一時的に脳が機能しなくなるため「物忘れ」などの認知症の症状に近いものが現れると言われます。
このことには納得!
だけど、個人的にはもっと問題なことがあると思っている。
電車やバスに乗っても、歩いていてもみんなスマホを見ている。それも、無表情に一点集中して、何かに取り憑かれているかのようだ。
多くの人は、スマホの中には興味があるが、スマホの周りの人間や環境に興味を持たなくなっているのではないかと感じる。
スマホの世界だけに興味を持ち、現実世界のことの興味がなくなれば、それは物忘れするよねとも思う。
というか、そもそも物忘れ以前に、外界のことを認識していないのではないかと思う。
それほどまでに、現代の人は自分の世界に閉じこもっていて、他人や世界に興味が薄くなているのではないだろうか。
自戒の意味も込めつつ…。
スマホ認知症からうつになる?
自分の経験から言うと、うつに近い自立神経失調のような感じになったことは多い。
仕事などで、1日10時間ほどパソコンをやる日々が続くと、倦怠感、朝起きるのがしんどい、無気力、常にイライラして感情のコントロールがしづらいなどの症状が出て来る。
これが延々続くと、うつ状態になるのはわかるなあと言う感じがする。
脳がぼーっとしだして、現実感がなくなってくるのを実感する。
スマホ認知症にならないためには?
脳神経外科の人は、スマホやパソコンから離れて「ボーっとすることが大切」と言っていた。
基本的に、脳がオーバーヒート状態なので、脳を休ませるためにも、考えずにボーっとするのはいいよね。
それ以外の方法として、おすすめなのは、
身体を動かすこと。
基本的に、眼と脳を使い過ぎて、感じることなど身体性が働いていないので、身体を動かすことはかなり効果的だと感じている。
また、ボーっとしても何かを考えちゃう人にはなおさらおすすめ!
スポーツジムや散歩、マラソンなんでもOK!
まとめ
現代は昔に比べ情報量も急激に増え、情報へのアクセスも簡単になりました。
このようなメリットの反面、「脳の使いすぎ」や「周りへの無関心」「身体性の欠如」という弊害が起こってきます。
このようなデメリットを自覚しつつ、自分で対策を練ることが大切になると思います。