清水寺の秘仏大随求菩薩像とは?なぜ222年ぶり?公開期間や拝観料金

京都清水寺

京都清水寺で秘仏「大随求菩薩像」が一般公開されました!

大随求菩薩の読み方は、「だいずいぐぼさつ」です。

なんでも222年ぶりの公開とのことで、話題になっています。

そこで、ここでは「大随求菩薩像とは?」「なぜ222年ぶりの公開になったのか」「清水寺のどこで見ることができるのか」「公開期間や参拝時間、拝観料金」についてまとめてみました。

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秘仏「大随求菩薩像」とは?

大随求菩薩は、清水寺随求堂の本尊です。

大随求菩薩の言われは、

「私達のどんな願いや求めにも、すぐに随(したが)って叶えるように働いてくださる大悲のお母さん仏」

とのことです。

大随求菩薩の随とは、願いにしたがってという意味合いのようですね。

つまり、

  • 「大」=大いなる
  • 「随」と「求」=求めにしたがって
  • 「菩薩」=母のような慈悲の心で見守る

というグレートマザー、宇宙的なお母さんのような存在なのかもしれませんね!

大随求菩薩が作られたのは江戸時代

  • 作成時期:江戸時代中期
  • 姿:8本の腕に剣や蛇などを携え、顔は菩薩のように穏やか
  • 高さ:1.1メートル 台座を含めると2メートル以上
  • 通常は、非公開とされている秘仏で、今回222年ぶりに公開される

大随求菩薩像を222年ぶりに公開した理由は?

今年、2018年は日本最古の巡礼路「西国三十三ヵ所めぐり」が始まって1300年!とのこと。

1300年を記念して、「大随求菩薩」を一般公開することにしたようです

随求堂で公開するのは1796年以来222年ぶり!

西国三十三ヵ所とは?

関東圏の人はあまり聞いたことがないかもしれませんが、岐阜県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県の近畿地方に点在する33ヶ所の観音様への信仰と巡礼のことです。

西国三十三ヵ所は、日本の観音文化と巡礼文化の始まりらしいです。

大随求菩薩像は清水寺のどこで拝観できるの?

清水寺境内にある随求堂の中に安置されています

随求堂には「胎内めぐり」があり、大随求菩薩のお腹の中をイメージしているそうです。

大随求菩薩像の公開期間や拝観時間&料金は?

公開期間

  • 2018年 3月2日(金)〜18(日)
  • 2018年 10月5日(金)〜15(月)

拝観時間

  • 9:00〜16:00
  • 3月9日〜18日の東山花灯路期間中は、18:00〜21:00の夜間参拝もOK!

拝観料金 100円(随求堂胎内めぐりも含まれます)

清水寺の森貫主は、「求めに応じて願いをかなえる菩薩像なので直接、顔を見て願ってほしい」と語られています。

まとめ

いつの世の中も荒れていますが、大随求菩薩を拝観し、慈悲の心を蘇らせて欲しいという願いもあるようです

222年ぶりに公開される「大随求菩薩像」は是非、観に行きたいですね!

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