2018年9月の最新情報では、フィリピンの北東「フィリピン海」付近に台風22号のたまご(熱帯低気圧)があります。
また、台風22号(マントック)の南にも、台風23号(バリジャット)になりそうな卵(熱帯低気圧)が発生しています。
今後発達して台風22号・台風23号になるのかどうかが心配されます。
【9月7日:追記】
最新情報では、北太平洋付近の熱帯低気圧が台風22号になりました!
そこでここでは、
- 台風22号の最新進路予想図(米軍・気象庁)
- 台風22号と台風23号の名前や由来
- 台風22号は沖縄や九州、日本に上陸するのか?
について、わかりやすくまとめてみました。
台風22号たまごの最新進路予想図
(出典:気象庁)
台風22号のたまご(熱帯低気圧)は、画像下の方にある「底 1006」と書いてある円のことです。
ゆっくりと日本の沖縄方面に向かっているのがわかります。
まさかと思って調べてみたら、台風22号のたまご(熱帯低気圧)が発生しているらしい。
天気図とか詳しくないけど、たぶんコレのことだと思う(画像参照)。
発達して『台風22号』にならないことを祈ります。
もう台風はお腹一杯です。#台風21号 #台風22号 #台風 #台風情報 pic.twitter.com/ZaTnpgyU5g— 赤鈴@スタジオA(巨大娘小説と朗読作品販売中) (@akasuzu777) 2018年9月4日
台風22号:気象庁発表の最新情報
気象庁の発表では、
位置:沖縄県の南
速度:北西に1時間に25メートルの速さ
中心気圧:1,004ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:15メートル毎秒(m/s)
最大瞬間風速:23メートル毎秒(m/s)
と、なっています。
最新の発表では、「台風22号のたまご」はすでに沖縄近海に来ています。
台風22号たまごの米軍最新情報
米軍の最新情報でも、「台風22号の卵」が発生しています。
台風22号のたまご:1個発生
(出典:米軍合同台風警報センター・JTWC)
この黄色い丸の「98W」が今後、台風22号になり、日本に向かうのかが気になる所!
台風22号と台風23号のたまご:2個発生
最新の米軍予想を見ると、台風22号の「98W」は黄色から赤に変わり、24時間以内に台風に変わる予想が出ています。
また、日付変更線付近にある黄色い丸「99W」の台風23号のたまごも見えています。
台風22号と台風23号と台風24号のたまご:3個発生
(出典:米軍合同台風警報センター・JTWC)
2018年9月6日、夜の米軍最新情報を見た所「90W」という熱帯低気圧が発生しています!
日本付近に「台風のたまご」が3つ存在していることになります。
台風22号が発生!:米軍最新情報
なんと!
9月7日、最新の米軍予想を見てみると、赤い矢印の「TD26W」台風22号が発生しています!
台風22号 (仮)になると思われていた熱帯低気圧は勢力が弱くなりましたが、他の熱帯低気圧が台風に成長していました。 JTWCより pic.twitter.com/TNDQ1J8ESR
— ラプター (@shoulder0531) 2018年9月7日
毎年、台風の本番は8月ではなく、9月です。
今年の8月が異常にエグかったですけどね…。
今後、台風22号がどう動くのか、気になるところです。
台風の8月と9月の発生数は?
【2018年の台風発生数】
2018年の8月の台風の発生数は9個で、9月の台風発生数を含めないとトータルとしては21個となっています。
【2018年以前の台風発生数】
(出典:気象庁)
台風の発生数を見ると7月〜9月がやはり多くなっていて、全体としては9月が最も台風が発生している月になりそうですね。
台風の発生数と日本近海の海水温の高さ
(出典:気象庁)
現在、日本近海の海水温が30度と高く「台風のたまご」が発生しやすい状況になっています。
なぜ、海水温が高いと台風のたまごが発生しやすいかというと、
- 海水温が高い
- ⇒海水が蒸発しやすい
- ⇒蒸発した海水が上空に蓄積され
- ⇒台風のたまごが発生する
というメカニズムがあるためです。
また、台風の移動先の海水温が高いと、台風21号のように威力を増しやすい傾向があります。
移動する先々で、蒸発した海水のパワーをもらっていくので、わかりやすいと言えばわかりやすいですね。
台風22号と台風23号の名前の由来
2018年の台風22号の名前は、タイが付けた「マントック」で、意味はマンゴスチン(フルーツ)!
2018年の台風23号の名前は、アメリカが付けた「バリジャット」で、意味は「風や波の影響を受けた沿岸地域」!
となります。
【台風の名前の付け方】
台風は140個の名前が事前に決められています。
1番「ダムレイ」から始まり140番「サオラー」で終わったら、また再度1番の「ダムレイ」に戻ります。
台風の発生数は年間25個ほどなので、5年で一周計算になります。
そのため、2016年の台風22号と2018年の台風22号では、台風の号数は一緒ですが名前が異なります。
台風22号の日本上陸の可能性は?
台風22号の現在の動きだけでは、日本方面に上陸するかどうかは決まっていません。
台風22号が消滅する可能性もありますが、日本近海の海水温が高いので消滅しない可能性の方が高いと思われます。
現在「台風22号」は北太平洋にあり、西に向かっています。今後、日本方面に向かうか心配なところですね。