花粉症で雨の日やどんよりした曇りの日の方が、つらい!という方は多いのではないでしょうか。
花粉症歴28年ですが、ずっと気になっていました。間違いなく花粉が少ないはずの雨の日や曇りの日に、つらいからです!鼻だけではなく、眼のアレルギー反応もつらい!
「雨の日でも花粉が降っているから」「上空の花粉が雨とともに落下して花粉の量が増えるから」「花粉を室内に入れているから」という理由がありますが、自分の体感としてその理由には全く納得が行きませんでした。
そこでここでは、「花粉症が雨の日につらくなる理由」「花粉症が雨の日につらい場合の解消方法」についてまとめてみました。
花粉症が雨の日につらい!
花粉症って雨の日つらいですよね!
雨の日にも花粉が飛んでいるからという理由もあったので、
私は対策として、以下の方法を試しました。
- 加湿器をガンガンにかけ
- 部屋を掃除し
- 家の窓も締めて
- マスクをします
それでも、花粉症のつらさはなくなりません。
この時点で、原因は花粉症だけではないということがわかります。
最初は、花粉症だけではなく、乾燥が問題なのかなと思っていた時期もあるのですが、これだけ加湿器をガンガンにかけても花粉症のつらさがなくならないということは、乾燥が原因でもないようです。
花粉症が雨の日につらいのはなぜ?
花粉症が雨の日につらいのは、もしかしたら「気圧の影響」かもしれないと思っていました。
気圧で身体がだるかったり、頭痛がしたり、関節が痛かったりしますよね。
それで調べてみると、やはり気圧の影響が大きそうです。
花粉症が雨の日に悪化する理由
雨の日は大抵の場合、気圧が低くなります。
気圧が下がると、自律神経の副交感神経が優位になり、血圧の変化、体内のヒスタミンの増加などが起こります。
副交感神経が優位になり、ヒスタミンが増えると、アレルギー症状も増えます、その結果として、雨の日は、花粉症の症状がいつも以上につらくなるのです。
わかりやすく言うと、
雨が降る ⇒ 気圧が低下する ⇒ 副交感神経優位・ヒスタミンの増加 ⇒ アレルギー症状が活発になる
という図式ですね。
雨の日は花粉症が楽はウソ!
雨の日に、花粉が飛ばない
雨の日に、花粉が少ない
ことは確かに真実なのですが、
雨の日に、花粉症が楽はウソ!
ということがわかったのではないでしょうか。
人間は思いの外、気圧の影響を受けいてることにビックリします。
花粉症が雨の日につらいときの対処法
では、雨の日や曇りの日などで、花粉症がつらい時にはどうのように対処したらいいのかを見ていきたいと思います。
まず、気圧の低下で、花粉症の症状が悪化する原因として、
- 副交感神経の優位
- ヒスタミンの増加
があったと思います。
この2つの原因をなんとかすればいいわけです。
①副交感神経優位の対処方法
交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
一番いいのは、運動をするとこです。
散歩する、走る、家の中でストレッチをするなどです。
動くことで、自律神経のバランスがとれてきます。
花粉症がつらいと、家の中から出たくなくなり、だるくて動きたくなくなるのですが、逆に動いたほうが花粉症の症状が楽になるというのはビックリしますよね!
②ヒスタミンの増加を抑える
花粉症の薬には「抗ヒスタミン薬」が入っているので、花粉症の症状がよほどつらい時は、薬を飲むしかありません。
でも、なるべく花粉症の薬を飲みたくないですよね。
そこで、最低限できる対策をしましょう!
花粉症の基本対策
- マスクをする
- 加湿器をガンガンにかける(加湿設定を70%など高めに設定する)
- 部屋を掃除する
- 家に花粉を持ち込まない
という、花粉症対策が大切です。
後は、自律神経系が花粉症の症状にも関係するので、ストレスなるべくためずに、楽しく過ごす!ということですね。
花粉症の時期って、とにかくしんどい!つらい!ので、自分なりの楽しく過ごす方法を考えておくと良いと思います。
まとめ
「雨の日に花粉症が悪化するのは、自分だけなのかな」と心配することはありません。意外と多くの人が同じような感想を持っています。
雨の日や曇の日に、「気圧の関係で花粉症の症状が悪化することも多い」と知っておくだけでちょっと安心しますよね。
つらい花粉の時期をなんとか乗り越えましょう!!