鬼宿日という言葉を聞いたことのある人は、実は少ないかもしれません。
鬼が宿る日と書いて「鬼宿日」。鬼と書いてあるので縁起が悪い日なのかなと漠然と思いますよね。
実は、調べてみると「鬼宿日」に宝くじを買うと良かったりもするそうです!
そこでここでは、「鬼宿日の読み方」「鬼宿日の意味とは」「2018年の鬼宿日の日程」「鬼宿日の縁起」についてわかりやすくまとめてみました。
鬼宿日の読み方は?
鬼宿日の読み方は「きしゅくにち」もしくは、「きしゅくび」と読みます。
パソコンで鬼宿日の漢字を出したい時は、「きしゅくにち」で打ち込むと出てきます。
鬼宿日とは?
鬼宿日は、二十八宿の鬼宿にあたる日のことを言います。
二十八宿とは、地球を中心として取り巻く、天の赤道を28のエリア(星宿)に分割したものです。
青龍・玄武・白虎・朱雀で有名で、古典の「水滸伝」「封神演義」にも出てくる考え方です。
- 青龍:東(7分割)
- 玄武:北(7分割)
- 白虎:西(7分割)
- 朱雀:南(7分割)
合計、28分割となります。
鬼宿は、二十八宿の南方朱雀に位置します。
二十八宿の考え方は、日本の江戸時代にもあり、インドが起源という話が有力となっています。
鬼宿日の意味は?縁起が良いの?
鬼宿日は、鬼が宿に居て、外には出ないという意味があります。
鬼が居ないので安全な日・大安であるということから、様々な行い事をするのに良いとされている「大開運日」です。
良く「鬼の居ぬ間に」などという表現もありますよね。
そのため、宝くじを買うにはこの「鬼宿日」がいいと言われていたりします。
また、鬼宿日が「大開運日」と言われる所以がもう一つあります。
それは、「インドでお釈迦様が生まれたのが鬼宿日」だったという説です。
インドでは陰暦の4月15日に生まれたとされ、毎月15日が鬼宿日として定着しているようです。
何をやるにも縁起がいい日なので、何かを始めるにはもってこいの日とも言えますね!
しかし、この日にやってはいけないこともあります。
鬼宿日にやってはいけないこと!
鬼宿日は、婚礼以外は万事に大吉と言われる日です。
つまり、鬼宿日に「婚礼関係」だけはやってはいけない日とされています。
婚礼関係とは、
- 結婚式
- 入籍
- 結納
などです。
鬼宿日には、「嫁取り」という意味合いが含まれるから「婚礼関係」はやってはいけないというのが、一般的な通説となっているようです。
古くからのいわれは、現代人には理解できなくても、深い意味があったりするので「婚礼関係」は控えたほうが良いでしょう。
2019年の鬼宿日のカレンダー
2019年の鬼宿日は、ほぼ毎月1回、合計13回、毎回金曜日にあります。
- 2019年1月11(金)
- 2019年2月8(金)
- 2019年3月8(金)
- 2019年4月5(金)
- 2019年5月3(金)・31日(金)
- 2019年6月28(金)
- 2019年7月26日(金)
- 2019年8月23(金)
- 2019年9月20(金)
- 2019年10月18(金)
- 2019年11月15(金)
- 2019年12月13(金)
まとめ
鬼宿日は、鬼がおらず、お釈迦様が生まれた日で、「大開運日」とされています。
やることなすこと上手くいく日かもしれませんね!
何事もやってみないと、良いのか悪いのか分かりません。
婚礼関係以外は、鬼宿日になんでもやってみて、実際にうまくいくのか自分で試してみると良いと思います。