降水量1mmとはどれくらいの雨?降水量の目安や濡れ方(体感)の違い!

降水量1mmとは

ニュースで、お天気キャスターが「降水量の多い所で100mm」など、降水量について解説する場面が出てきます

しかし、一般の人からするとそもそも「降水量ってなに?」と思いますよね。

また、もう一つの疑問は「降水量何mm」と言われた時に、「どのくらい雨が降るのか?」「外でのスポーツ、運動会などが開催されるのか」ということが全く想像できないことです。

そこでここでは、「降水量とは」「降水量1mmはどれくらいの体感で濡れ方なのか」「降水量の目安」「傘や雨具が必要となる降水量」について、簡単にわかりやすくまとめてみました

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降水量の意味とは?

降水量とは、雨・雪・ひょうなどの降水(落ちる水分)が、すべて地面にたまったとする時の水の深さ

雪やひょうなどは、溶けて水になった場合の、水の深さとして測ります。

  • 降水量の単位:ミリメートル(mm)
  • 降水量の計測:0.5mm単位で計測

降水が雨だけの場合は、「降雨量」とも言われます

降水量とは

ニュースで「1時間に50ミリの雨」という場合は、上の図のように、1時間に雨水が50mm=5cmの高さに水が貯まるほどの雨という意味です。

降水量1mmはどのくらい?

降水量1mmの雨が降りましたということは、わかりやすく言うと、その地域のタライの中に1mmの水が溜まりましたということになります

ただし、これだけでは普段生活している私たちにはいまいちわかりません。

  • 傘を持っていった方がいいのか
  • 外で野球やサッカーなどのスポーツはできるのか

など、実際の私達の生活に適応しづらいです。

そこで、大まかな降水量の基準や目安を知りたいですよね。

降水量の目安

ここでは、降水量の大まかな目安、体感についてまとめてみました。

1時間当たりの降水量としてみています

降水量0.5〜1mm未満の雨

雨が多少降ってきたという雨で、傘をさす必要がない範囲の雨

このレベルの雨であれば、雨具を必要とせず、野球やサッカーを楽しむことができます

降水量1mmの雨

降水量1mmを超えると、傘をさす人と傘をささない人が、分かれます

また、野外でのスポーツをすることはできますが、やるかやらないか難しい判断。

雨具が必要になってくると思います。

降水量2mm

降水量2mmを超えると、雨はパラパラと降っているのではなく、ザーッと降っているので、傘や雨具が必要となります

外でのスポーツも、この段階にくると中止ということが多くなると思います。

降水量3mm

比較的、雨量が多く、舗装されていない道に水たまりができるレベルになります。

降水量の目安ポイント!

つまり、普段生活している上で大切な降水量のポイントは、

  • 降水量1mm以下なのか
  • 降水量1mm以上なのか

となります。

降水量1mm以下であれば、傘も雨具もいらず、外でスポーツ全般を楽しめます

降水量1mm以上であれば、傘も雨具も必要となり、外でのスポーツ全般が難しくなってきます。

降水量の予報用語

気象庁では、気象予報士が降水量何ミリ以上の場合は、この言葉が適切ですという言葉を決めています

「今後激しい雨にご注意下さい!」「強烈な雨に注意して下さい!」など。

そこでここでは、降水量と予報用語と降水内容について紹介します。

1時間雨量 予報用語 降水内容
10〜20mm やや激しい 跳ね返りで足元が濡れる
20〜30mm 強い雨 傘をさしても濡れる
30〜50mm 激しい雨 降った水が道路を川のように流れる
50〜80mm 非常に激しい雨 傘が役に立たない
80mm以上 強烈な雨 雨の圧迫感と恐怖を感じる

1時間の降水量が20mm以上になると、傘をさしていても雨に濡れるレベルとなり、降水量30mm以上になると、よく言われる「バケツを引っくり返したように降る雨」となります。

まとめ

降水量って昔から聞いてはいたけれど、実際にどういうことなのか知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

傘や雨具が必要かどうかの1時間当たりの降水量は1mm以下か1mm以上かがポイントになります

是非、参考にしてみて下さいね!

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