2019年の夏休みの課題図書が発表されました!
夏休みになると毎回必ず課題図書が出る学校も多いのではないでしょうか。
夏休みの課題図書って、本を読むことが苦手な人にとっては嫌な課題だし、本を読むことが好きな人は逆に課題図書に興味がなかったりします。
夏休みの課題図書に選ばれる本の選考理由はあるのですが、選考基準が全くわからないので、「なんでこの本なんだろう?」と毎回不思議に思っている方もいるかもしれません。
ここでは、2019年夏休み課題図書
- 「小学校・低学年」
- 「小学校・中学年」
- 「小学校・高学年」
- 「中学校」
- 「高等学校」
別に、一覧をまとめてみました。
また、夏休みの課題図書と関係の深い「読書感想文全国コンクール」について紹介したいと思います。
青少年読書感想文全国コンクールとは?
青少年読書感想文コンクールとは、簡単に言うと青少年(20歳以下)を対象にした、「本を読みましょう」という読書運動です。
実は、夏休みの課題図書はこの「青少年読書感想文全国コンクール」で選定されている図書です。
「夏休みの課題図書」=「青少年読書感想文全国コンクールの課題図書」
この「青少年読書感想文全国コンクール」の主催は、公益財団法人「全国学校図書館協議会」と「毎日新聞社」です。後援は、文部科学省。
「青少年読書感想文全国コンクール」に参加できるのは、学校に所属している生徒のみで、申込みも学校が行います。多くの学校は「青少年読書感想文全国コンクール」に応募するのが慣例のようになっています。
夏休みの読書感想文の流れ
わかりやすい流れを言うと、
- 「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書を選定される。
- 選定された課題図書をポスターと一緒に学校に配る
- 夏休みの課題図書という宿題を生徒に出す
- 夏休みの課題図書が提出されたら、学校で審査し、地区で審査し、都道府県で審査し、県代表の作品として、中央審査会(全国大会のようなもの)で審査されて、内閣総理大臣賞などの読書感想文を表彰する流れになっています。
「青少年読書感想文全国コンクール」に参加していない学校では、もしかしたら夏休みの宿題に読書感想文がないかもしれません!
夏休み課題図書の選び方
夏休みの課題図書で、何を選んだらいいのかわからない人も多いと思います。
本を選ぶ時に他人の意見は聞かないほうが良いです。
これから「本の表紙」と「簡単なあらすじや内容」を紹介するので、「直感でこれがいい!これが読みたい!これが好き!」というもので選ぶと良いと思います。
「簡単そうだから」「読みやすそうだから」という気持ちで課題図書を決めると、苦手な本を読むハメに私の場合はなりました!
注意して下さいね。
それでは、小学生、中学生、高校生別に課題図書を紹介します。
2019年小学生【低学年】の課題図書
魔女ののろいアメ(PHP研究所)
著者:草野あきこ/作 ひがしちから/絵
価格:1,296円(税込)
ページ数:79ページ
あらすじや内容
お姉ちゃんが「自分で返す」と言っていた図書館の本10冊。
本の返却期限当日、お姉ちゃんが遊びに行ってしまったので、妹が返しに行かなければならなくなりました。
妹は「おねえちゃんなんて、だいきらい」と言いながら、図書館へ本を返しに行きます。
その道中、飴屋があり、店主は魔女!
魔女は「のろいアメ(呪い飴)」を売ってくれると言います。
のろいアメの作り方は、悪口を言いながらこねること。
お姉ちゃんの悪口を言いながら、アメを作る妹…。
さてその顛末は??
-
スタンリーとちいさな火星人(あすなろ書房)
著者:サイモン・ジェームズ/作 千葉茂樹/訳
価格:1,512円(税込)
ページ数:32ページ
あらすじや内容
お母さんが出張で出かけて、寂しくなったスタンリーは「火星人」になることで、寂しさを乗り越えようとします。
スタンリーはヘルメットやマントを装備し、ダンボールで作った宇宙船などを作り「火星人」を演じます。
火星人を演じるスタンリーと家族との交流が微笑ましい作品です。
心ってどこにあるのでしょう?(金の星社)
著者:こんのひとみ/作 いもとようこ/絵
価格:1,512円(税込)
ページ数:24ページ
あらすじや内容
大人でも時々考える「心はいったいどこにあるのか?」をテーマにした作品。
人間は胸がドキドキするからこころは「むねにある?」
犬はしっぽを楽しそうにふるからこころは「しっぽにある?」
「いったい心はどこにあるのでしょう?」大人でもドキッとする題名ですが、微笑ましい作品となっています。
もぐらはすごい(アリス館)
著者:アヤ井アキコ/作 川田伸一郎/監修
価格:1,620円(税込)
ページ数:36ページ
あらすじや内容
もぐらの生態について描いた本です。
もぐらはなぜ真っ暗の中を歩けるのか?
いつ寝て、いつ起きるのか?
など、知らなかったもぐらの行動やすごさについて、ユーモアを交えて描いた作品です。
2019年小学生【中学年】の課題図書
かみさまにあいたい(ポプラ社)
著者:当原珠樹/作 酒井以/絵
価格:1,296円(税込)
ページ数:182ページ
あらすじや内容
大好きだったおばあちゃんに嘘をついたまま、おばあちゃんが死んでしまいます。
嘘をついたことによる罪悪感・自己嫌悪を感じる雄一。
そんな時に、同級生と一緒に「神様」に願い、祈る。
子供時代の心の傷を抱えながらも、成長しようとする姿が描かれています。
子ぶたのトリュフ(さ・え・ら書房)
著者:ヘレン・ピータース/文 エリー・スノードン/絵 もりうちすみこ/訳
価格:1,512円(税込)
ページ数:207ページ
あらすじや内容
動物が大好きな女の子、ジャスミン。
瀕死のぶたの赤ちゃんに出会い、懸命に助けます。
クリスマスに事件が起きて、ジャスミンに助けられた子豚のトリュフがジャスミンのために大活躍します。
農場を舞台にした、少女ジャスミンと子ぶたのトリュフの物語。
そうだったのか!しゅんかん図鑑(小学館)
著者:伊知地国夫/写真
価格:1,404円(税込)
ページ数:41ページ
あらすじや内容
瞬間の写真を連続に描いた写真絵本です。
シャボン玉を割る瞬間や点火ぼうが点く瞬間などを、連続で紹介しています。
普段スピートが早すぎて、目に見ることができない瞬間世界を、わかりやすく描いた作品です。
季節のごちそうハチごはん(ほるぷ出版)
著者:横塚眞己人/写真と文
価格:1,620円(税込)
ページ数:41ページ
あらすじや内容
日本では昔から虫を食べる習慣がありました。
岐阜県にはハチを食べる習慣のある地域があります。
どうやってハチを食べるのでしょうか?
ハチの巣を見つけて、育てて、蜂の子を取り出して、料理する。
虫を食べる過程を、写真と文で紹介しています。
虫が苦手な人は読めないかも??
2019年小学生【高学年】の課題図書
ぼくとニケ(講談社)
著者:片川優子
価格:1,512円(税込)
ページ数:226ページ
あらすじや内容
突然登校拒否になった幼馴染が、自分の家で飼えない薄汚れた子猫を拾って、僕の家に連れてきます。
初めて猫を買う僕と家族の物語。
猫を飼うことで多くのことを学んでいきます。
また、作者は獣医師ということで、動物を飼いたい方にはおすすめ。
かべのむこうになにがある?(BL出版)
著者:ブリッタ・テッケントラップ/作 風木一人/訳
価格:1,728円(税込)
ページ数:32ページ
あらすじや内容
大きな赤いかべがあります。
壁の中の動物はカベの向こうに興味がなかったり、カベの外に出たがりません。
しかし、ねずみはカベの向こうが知りたくて、行きたくて!
そんな時に鳥がやって来ます。
人生の中で現れる様々なカベについて、カベを乗り越えた先の素晴らしさについて描いています。
マンザナの風にのせて(文研出版)
著者:ロイス・セパバーン/作 若林千鶴/訳 ひだかのり子/絵
価格:1,620円(税込)
ページ数:189ページ
あらすじや内容
強制収容所の近くで育った著者が描く、強制収容所の物語。
戦争で土地を出なければならなくなり、愛犬と別れたショックからマナミは声を失います。
戦争が生む苦しみや悲しみを、マナミは家族や周りの人々と助け合いながら、たくましく生きて行く姿を描いています。
もうひとつの屋久島から(フレーベル館)
著者:武田剛
価格:1,620円(税込)
ページ数:189ページ
あらすじや内容
屋久杉やもののけ姫のロケ地としても有名な世界遺産の屋久島。
屋久島に移住した著者が描くノンフィクション作品。
屋久島が世界遺産になった過去の経緯や屋久島の未来について考察しながら、私達はどう生きるのかを問いかける内容になっています。
2019年【中学校】の課題図書
星の旅人:伊能忠敬と伝説の怪魚(小峰書店)
著者:小前亮
価格:1,728円(税込)
ページ数:280ページ
あらすじや内容
行方知れずの父を探すために少年の平次は伊能忠敬の隊と一緒に旅をします。
平次が旅の中で大人と触れ合い、大人になっていく物語です。
また、伊能忠敬は日本地図を作った初めての人で、日本地図はどのようにして生まれたのかについても時代背景や測量技術なども解説しています。
ある晴れた夏の朝(偕成社)
著者:小手鞠るい
価格:1,512円(税込)
ページ数:206ページ
あらすじや内容
内容は「第二次世界大戦でアメリカが日本に原爆投下したことの是非」をアメリカの高校生8人が討論するというものです。
アメリカではディベートという討論会があり、それを追って描いた小説。
討論は原爆の是非だけではなく、ナチズム、人種、戦争など広範囲に渡って繰り広げられていき、8人が出した結論はどうなるのか…。気になるところですね。
サイド・トラック(評論社)
著者:ダイアナ・ハーモン・アシャー/作 武富博子/訳
価格:1,728円(税込)
ページ数:349ページ
あらすじや内容
主人公は、ADD(注意欠陥障害)がある中学1年生のジョセフ。
集中できず、運動も苦手なジョセフがクロスカントリーに挑戦することになります。
障害を抱え、前向きになれないジョセフが少しずつ行動することで、徐々に成長し、自分の可能性を開いて行きます。
少しずつでも続けることが自分の人生を切り開いていくという前向きな物語。
2019年【高等学校】の課題図書
この川のむこうに君がいる(理論社)
著者:濱野京子
価格:1,512円(税込)
ページ数:224ページ
あらすじや内容
3.11の東日本大震災から3年後、震災の被害者であることを知られないように、新しい場所で高校生活を始めた梨乃。
かわいそうな被災者ではなく、自分自身で生きたい梨乃。
しかし、高校の吹奏楽部で福島から来た遼と出会う。
震災後の気持ちや出会い、変化について描いた物語。
ザ・ヘイト・ユー・ギヴ:あなたがくれた憎しみ(岩崎書店)
著者:アンジー・トーマス・/作 服部理佳/訳
価格:1,836円(税込)
ページ数:472ページ
あらすじや内容
ギャングがはびこり、ドラッグが蔓延する黒人街で暮らす女子高生のスター。
ある夜、幼馴染のカリルが白人警官によって射殺される場面を目撃する。
白人警官の行為を正当化するため、カリルは極悪人のように言われ、また事実と異なる報道がなされることに対して、スターはショックを受ける。
カリルの声を代弁するため、スターは自ら証人として法定に立つ。
ヒマラヤに学校をつくる(旬報社)
著者:吉岡大祐
価格:1,512円(税込)
ページ数:228ページ
あらすじや内容
22歳の時にネパールに渡り、現地の貧困を目の当たりにして衝撃を受けます。
鍼灸師の免許を持っていた著者は貧しい人たち相手に無料で治療などを行いながら「貧困を抜け出すためには教育しかない」「それを支援したい」と、教師の経験がない中手探りで「クラーク記念ヒマラヤ小学校」を開講します。
経験がなくても貧困をなくしたいという想いで学校を作った著者のノンフィクション物語。
まとめ
課題図書は全て前年に出版された本で、「小説・絵本・ノンフィクション」など様々なものが選ばれています。
今の自分の環境や気持ちにピッタリの本を読むと、忘れられない読書体験になることも!
若い頃の読書で人生が変わったという人は、意外と多いです。読書が苦手でも、自分にあったものが見つかると読書が好きになるきっかけになりますよ!
以下は、2018年に出た課題図書です。
【小学生・低学年】の課題図書
ルラルさんのだいくしごと(ポプラ社)
著者:伊東寛(いとう・ひろし)
価格:1,296円
ページ数:32ページ
あらすじや内容
ルラルさんの絵本シリーズの8作目です。
大工仕事が得意なルラルさんが、屋根の修理をするのですが、屋根から降りられなくなってしまったルラルさんは…(どうするのか?)。というお話です。
きみ、なにがすき?(あかね書房)
著者:はせがわ・さとみ
価格:1,296円
ページ数:60ページ
あらすじや内容
森に住むアナグマが、庭の畑で友達の好きなものを作りたいと思いついたけれど、友達はすでにアナグマが作ろうとするものを持っています。
「どうしたらいいんだ?」とわからなくなったアナグマは、ハリネズミの言葉に気付かされました…。
友達に喜んでもらおうと奮闘するアナグマさんが素敵!
なずずこのっぺ?(フレーベル館)
価格:1,728円
著者:エリス・カーソン
ページ数:48ページ
あらすじや内容
虫たちの特有の言葉で、おしゃべりをしている絵本です。
つまり、虫たちの世界を表現した、会話の絵本!
虫達の世界に出かけてみませんか?
がっこうだってどきどきしてる(WAVE出版)
価格:1,512円
著者:アダム・レックス
ページ数:32ページ
あらすじや内容
はじめて学校に行く子供も不安ですが、実は学校も新しく子供をむかえ入れることに不安でしかたがありません。
そんな学校が主役の絵本です。
子どもたちが泣くと、学校も深く傷ついたり…。
学校に行くことが不安で、怖いな〜と思う子どもにおすすめの絵本!
【小学生・中学年】の課題図書
レイナが島にやってきた!(理論社)
価格:1,512円
著者:いちかわ・なつこ
ページ数:133ページ
あらすじや内容
舞台は、南の島!
南の島にやってきた元気いっぱいのレイナが、島の子どもたちと出会い交流する中で、島の子どもたちも変化して行きます。
人と人が出会う中で、お互いにより良く変わっていくという素敵な物語です。
森のおくから(ゴブリン書房)
価格:1,512円
著者:レベッカ・ボンド
ページ数:38ページ
あらすじや内容
この絵本は、カナダで100年ほど前にあったほんとうの話です。
主人公の男の子の家は、森の中のホテル。
ある日火事が起きて、火は森全体に広がってしまい、安全地帯は湖だけ。そこに人間と動物が逃げてきた…。
絵本の帯には、
「きっと、ずっとわすれない。人間と動物をへだてていたものがなくなった、あの日のことを」という言葉が印象的です。
自然や動物が好きな人にはおすすめの一冊!
最後のオオカミ(文研出版)
価格:1,296円
著者:マイケル・モーパーゴ
ページ数:111ページ
あらすじや内容
舞台はスコットランド。
戦争時代を、「孤児として生きぬいた少年」と「スコットランド最後のオオカミ」がともに過ごした物語です。
戦争時代に、少年とオオカミがどのように過ごしたのかを描いているというのは、おもしろい設定です。
すごいね!みんなの通学路(西村書店)
価格:1,620円
著者:ローズマリー・マカーニー
ページ数:32ページ
あらすじや内容
世界の子どもたちが、どのように学校に通っているのかの「通学風景」をまとめた写真絵本です。
学校に通うのに橋がなかったり、危険な谷を行かなければならないなど、通学することすら大変な状況で、学校に通う子どもが紹介されています。
世界、外国に興味がある人には特におすすめ!
【小学生・高学年】の課題図書
奮闘するたすく(講談社)
価格:1,620円
著者:まはら・三桃
ページ数:242ページ
あらすじや内容
認知症になったおじいちゃんのデイサービスに付き添うようになった、主人公「小学校5年のたすく」。さらに、夏休みのレポートも提出することに!
そのデイサービスでたすくは様々な人に出会い、老人介護の現実を見ていきます。
人生で避けられない老い。
おじいちゃんやおばあちゃんの介護をしている家庭の子どもや介護に興味のある子どもには、良い本だと思います。
こんぴら狗(くもん出版)
価格:1,620円
著者:今井恭子
ページ数:342ページ
あらすじや内容
舞台は江戸時代。
江戸時代には、金毘羅参りをしたくても旅に出られないから、飼っている犬をお参りに行かせるという風習が!
主人公の犬のムツキは、捨てられていたところを、今の飼い主に拾われます。
しかし、今度は飼い主が病に倒れ、ムツキは飼い主の病気治癒をお願いするために金毘羅参りに旅立ちます。
道中では、様々な出会いが…。
犬や動物好きな人には、たまらない設定ですね!
ぼくとベルさん/友だちは発明王(PHP研究所)
価格:1,512円
著者:フィリップ・ロイ
ページ数:222ページ
あらすじや内容
字が読めない、書けないという少年・エディが主人公。
「みんなにはできて、ぼくにはできない…」と沈んでいるエディが、発明王ベルおじさんと出会うことで人生を変えていく物語。
自分が周りよりもできずに劣っていると悩んでいる子どもにはとてもおすすめの一冊!
クニマスは生きていた!(汐文社)
価格:1,620円
著者:池田まき子
ページ数:164ページ
あらすじや内容
秋田県の田沢湖には、昔クニマスという魚がいました。しかし、水力発電のためのダム事業などで、クニマスは絶滅します。
ある時、絶滅したかと思われたクニマスが数十年ぶりに発見されます。
そこから、人間と生き物、環境問題にいかに取り組んでいくのかという「最後のクニマス漁師・久兵衛」さんのドキュメンタリー。
自然や環境問題に興味がある方は、特におすすめです!
【中学校】の課題図書
一〇五度(あすなろ書房)
価格:1,512円
著者:佐藤まどか
ページ数:255ページ
あらすじや内容
イスが大好きな中学校3年の少年と少女が出会い、チェアデザインの大会に挑戦する物語。
イスへのこだわりや情熱をお互いにぶつけ合いながら、時には支え合いながら、夢に向かって進んでいきます。
何かに打ち込みたい!打ち込んでいる!という人にはおすすめ。
太陽と月の大地(福音館書店)
価格:1,728円
著者:コンチャ・ロペス=ナルバエス
ページ数:184ページ
あらすじや内容
舞台は、宗教や民族の対立や争いが起きている16世紀のスペイン。
そんな時代、キリスト教徒の伯爵令嬢マリアと恋人でイスラム教徒のエルナンドは、異なる宗教・民族間の対立に巻き込まれていく。
恋愛を軸に、民族や宗教の違いで戦うことの意味などを、問う物語。
千年の田んぼ(旬報社)
価格:1,620円
著者:石井里津子
ページ数:192ページ
あらすじや内容
日本の山口県見島が舞台。
秘境の離島に、飛鳥時代に日本で初めて作られた田んぼがあった!
日本の山口県見島の田んぼの正体を追いかける。
歴史好きにおすすめの内容!
【高等学校】の課題図書
わたしがいどんだ戦い1939年(評論社)
価格:1,728円
著者:キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー
ページ数:374ページ
あらすじや内容
生まれつき足の悪いエイダは、母に家に閉じ込められ、暴力を振るわれる。
その環境から弟と何とか逃げ出し、疎開したことから素晴らしい人に出会い徐々に少女の心が開かれていく。
虐待された少女が、いかに強い心を取り戻していくのか。必見です!
車いす犬ラッキー(毎日新聞出版)
価格:1,620円
著者:小林照幸
ページ数:256ページ
あらすじや内容
実話です。
殺処分される寸前の犬をひきとった、男性。
この男性が犬と出会うことで、どんどん犬好きになっていき、犬が事故で下肢不随になって車椅子になっても、介護しながら一緒に暮らしています。
人と動物の関わり方を考えさせられます!
いのちは贈りもの(岩崎書店)
いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて (海外文学コレクション)
価格:1,728円
著者:フランシーヌ・クリストフ
ページ数:384ページ
あらすじや内容
実話です。
ホロコーストを生きのびた6歳〜12歳の時の体験や50年後の少女の姿を描いています。
残酷な現実、つらい日々の中、お互いに支え合い、励まし合う母と子ども。
この酷い状況の中で、どう生きるのか?どういう人間であるのか?問いかける作品。
アンネ・フランクとはまた別の視点で描かれます。
コメント
いろいろとわかれてよかったです
こちらこそ、お役に立ててよかったです!