テレビや映画の撮影場所でも有名な「大谷資料館」に行ったことはありますか?
「大谷資料館」とは栃木県宇都宮にある地下神殿さながらの巨大な地下採掘場跡です。
映画やドラマ、CMにもちょくちょく使われているので、一度は目にしたことがあるかもしれません。
例えば、映画だと「るろうに剣心」「暗殺教室」「ウルトラマンティガ」など、ドラマだと「イノセンス」「三島由紀夫 命売ります(BS)」「金田一少年の事件簿」など、また様々なアーティストのMVや車のCMなどがあげられます。
行ってみたくなりますよね。
そこでここでは
- 大谷資料館の所要時間
- 大谷資料館の混雑状況
- 大谷資料館に行く時の服装対策
についてまとめてみました。
大谷資料館の所要時間
大谷資料館の所要時間は約40分です。
資料館や美術館などの所要時間は楽しみ方によって変わってきます。
サクッと見て他の観光地を楽しみたい方、普通の速度で見たい方、じっくりゆっくり見たい方…など楽しみ方はそれぞれです。
それぞれの所要時間の目安を表にしてみました。
楽しみ方 | 所要時間目安 |
---|---|
サクッと見たい方 | 約30分 |
普通の速度で見たい方(平均) | 約40分 |
じっくり見たい方 | 約1時間 |
大谷資料館は2万平方メートル(140m×150m)の広さの資料館です。
2万平方メートルは約6000坪、1坪が畳2枚分なので畳3000枚分の広さです。例えがちょっと分かりにくですが、つまり「とても広い!」ということ。
サクッと見るにしても30分は予定に入れておくくことをおすすめします。
大谷資料館とは
「そもそも大谷資料館ってなに?」という方中にはいると思うので簡単にご紹介しますね。
大谷資料館とは、大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間のことです。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61)年までの約70年をかけて大谷石を掘り出していて、その地下の採掘場跡が大谷資料館となっています。
この地下空間は、戦争中は地下の秘密工場として戦闘機「疾風」の工場として使われていました。
戦争中は空襲から逃れるために日本各地に地下軍需工場が作られていましたが、この場所は最も大きな地下工場だったようです。
ちなみに大谷石(おおやいし)とは…
栃木県宇都宮北西部の大谷一帯で採れる「緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)」です。
対価性に優れていて、石質が柔らかいので加工がしやすく建物や民芸品など幅広い分野で使われています。
大谷資料館の混雑状況【時間帯や曜日】
大谷資料館は特に大型連休や長期休暇は混雑することがあります。
土日も平日に比べて混みやすくなっています。
大谷資料館に行くなら平日の午前中がおすすめです。
また、テレビなどで取り上げられると一気に人が押し寄せることもあるので、テレビで紹介されたらしばらくは行くのを避けたほうが良いかもしれません。
ちなみに、2018年にテレビ「ブラタモリ」で放映された時は道の渋滞・駐車場の満車・見学の混雑具合はものすごかったそうです。
大谷資料館基本情報とアクセスマップ
大谷資料館へ行く時にカーナビを使う方は「電話番号」か施設名「オオヤシリョウカン」で入力するようにしてください。敷地が広く、住所で入力すると山の中で迷子になることがあるようです。
【大谷資料館】基本情報 | |
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電話番号 | 028−652−1232 |
住所 | 栃木県宇都宮市大谷町909 |
開館時間 | 4月〜11月 9:00〜17:00 12月〜3月 9:30〜16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前 |
休館日 | 4月〜11月:無休 12月〜3月:火曜日 ※火曜日が祝日の場合は翌日 年末年始:12月26日〜1月1日 ※その他臨時休館あり(電話で確認してください) |
料金 | 大人:800円 子ども:400円(小・中学生) |
駐車場(無料) | 第1駐車場:30台 第2駐車場:200台 第3駐車場:40台 第4駐車場:70台 ※第1駐車場は歩行が困難な方用 |
アクセス |
【高速道路】 |
【バス】 |
路線バスを使う場合は「大谷観光一日乗車券」がおすすめです。
大谷資料館は寒いので服装は万全に!
大谷資料館の坑内寒いので、ジャケットやストールなど寒さ対策をしていきましょう。
大谷資料館の坑内の平均気温は8℃前後で、「寒い」です。
8℃がどれくらいの寒さかというと、東京の1〜2月の最高気温です。
1〜2月は日中一番暖かい時間になっても寒いですよね。
夏は入った瞬間は「涼し〜い」と幸せ気分を味わえますが、30分も入れば確実に体が冷えてきます。
大谷資料館の公式サイトにはその日の気温が掲載されているので確認してから行くろ安心です。
どんな季節でも、暖かグッズを持参して万全な状態で大谷資料館を楽しんでくださいね。
まとめ
大谷資料館は、壮大で圧巻な空間で、巨大神殿に入り込んだような非日常が味わえます。
大谷資料館に行く際のポイントは3つ。
- 所要時間の平均:約40分
- 混雑状況:土日祝、大型休暇は混むことも。平日の午前中がおすすめ
- 寒さ対策:基本的に寒いので上着を持っていく
また、大谷資料館の近くには「OYA MUSEUM ROCKSIDE MARKET(大谷ミュージアムロックサイドマーケット)」があり、オープンテラスのデッキでガレットやジェラート、コーヒーなどが楽しめます。
資料館もミュージアムもぜひ両方楽しんでみてくださいね。