【白山比咩(しらやまひめ)神社】奥宮への行き方と御朱印を紹介

白山比咩(しらやまひめ)神社

全国に3,000以上ある白山神社の総本山である「白山比咩神社」。

北陸で随一のパワースポットとも言われている白山比咩神社(石川県)の奥宮は日本三大霊山のひとつである、白山の頂上に鎮座しています

白山は「神様の宿る神体山」として、古くから農業に欠かせない水を産み続け、海に出る人の目印となり、さらには様々な御利益をもたらしてくれると崇められている山です。

白山山頂付近にある奥宮は、奈良時代に創建(1988年再建)されたほこらで、「聖地中の聖地」といえる場所。

一度は行ってみたい場所ですよね。

そこで、ここでは

  • 白山比咩神社の奥宮への行き方と所要時間
  • 白山比咩神社奥宮の御朱印
  • 白山比咩神社の効果と御利益

についてまとめてみました。

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白山比咩神社の奥宮への行き方

白山比咩神社の奥宮への行き方

白山比咩神社・奥宮への行き方は、石川県白山市白峯にある「別当出合登山口」から白山を登るルートが一般的です

白山比咩神社本宮から別当出合登山口までは約50km、車で60分ほどで到着します。

白山比咩神社の奥宮は白山の山頂、標高2,702mの場所にあります。

奥宮へ行くには山を登ることが必須

避けては通れません。

白山比咩神社奥宮の出発地「別当出合登山口」はココ

ちなみに金沢駅から「別当出合登山口」までは、車でおよそ1時間40分ほどで着きます。

シーズン中はマイカー規制がかかるため自家用車で行けるのは「一ノ瀬」までです。

「一ノ瀬→別当出合登山口」まではシャトルバスを利用することになります。

運行は約20分間隔で、乗車時間は15〜20分といったところです。

白山比咩神社:奥宮までの所要時間とルート

白山比咩神社・奥宮までの所要時間とルート

奥宮までの所要時間は行きが約4時間、帰りも約4時間で、往復8時間となります

別当出合登山口から山頂まではいくつかルートがありますが白山比咩奥宮に参拝に行く方の多くが通るのは次の2つのルートです。

ルート1:観光新道(急な坂があるが、展望に優れたルート)

ルート2:砂防新道(危険な場所はなく、歩きやすいルート)

おすすめのルートは

【行き】→砂防新道コース

【帰り】→観光新道コース

です。

急坂は登りよりも下りの方が楽な気がします。

白山比咩神社の奥宮までの登山は長時間コースです。

登山に慣れていない方は標高2450mの場所にある「室堂」に1泊し、2日間かけて登山を楽しむ今年にても良いかもしれません

翌朝お天気が良ければ奥宮でご来光を拝めます。

白山室堂はどのシーズンでも完全予約制なので希望される方は必ず事前に確認してください。

白山比咩神社奥宮の御朱印を紹介

白山比咩神社奥宮の御朱印

白山比咩神社奥宮の御朱印は室堂の祈願殿でいただけます

御朱印は御朱印帳1冊につきひとつだけ。

印は4種類あり、朱印を選ぶことができるので全てほしい方は御朱印帳が4冊必要です。

書き置きはなく、色紙には描いてもらうことができないので気をつけてくださいね。

奥宮が難しい方は「白山奥宮遥拝所」へ

山頂の「奥宮」まで行くのは難しい方は麓にある白山比咩神社境内にある「白山奥宮遥拝所」でお参りすることをおすすめします

遥拝所とは「遥か彼方から拝む場所」のことです。

白山奥宮遥拝殿拝所は、白山山頂の「白山の神様」とつながる場所で、参拝すると山頂のほこらにお参りするのと同じ御利益があるといわれています。

標高2702mは初心者がその日に行って簡単に登れる山ではないですし、体力的にも時間的にも行きたいけれど難しい方も多いですよね。

白山比咩神社の奥宮に行きたいけれど難しいという方は「白山奥宮遥拝所」を参拝してみてください

白山比咩神社に行ったら「霊水」も必見

実は白山比咩神社は水へのゆかりが深い神社です。

実は境内には見逃せない「霊水」が2つあります

「令和の霊水」→令和の霊水は昭和天皇ゆかりの3本杉のそばにあります。

「白山霊水」→白山霊水は北参道の手水舎近くにあります。

いずれも白山の伏流水ですが、白山霊水は飲むとき煮沸が必要なので気をつけてくださいね。

白山比咩神社の効果・ご利益とは?

「しらやまさん」と親しまれる北陸随一の大社である白山比咩神社は縁結びのご利益で全国的になの知られる神社です

現在では3柱の神様をお祀りしています。

ご祭神 ご利益
菊理媛尊(くくりひめのみこと) 五穀豊穣・大漁満足・開運招福・家内安全・良縁成就・交通安全・生業繁栄・学業成就・身体健全・夫婦円満・福徳長寿・家運長久・子孫繁栄・神人和楽
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)

菊理媛尊は、日本書紀の一書に一度だけ登場する、謎多き神様です。
白山比咩大神と同一神とされています。
 
伊弉諾尊と伊弉冉尊の夫婦の神様の中を修復させたことから「縁結びの神様」として有名ですが、実は悪縁を断つ「縁切り神様」としても知られています
 
また、菊理媛尊は「龍神」と関係の深い神様ともいわれていて、菊理媛自身が龍の化身であるとの説もあります。
 
また、「伊弉諾尊」(いざなぎのみこと)と「伊弉冉尊」(いざなみのみこと)は日本を生んだ夫婦の神様です。
 
名前をよく聞いたことはありますよね。
 
この夫婦の神様は
 
  • 太陽を司る最高神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」
  • 月の神様である「月読命(つくよみのみこと)」
  • ヤマタノオロチを退治した「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」
 
の両親です。

まとめ

北陸最大のパワースポットといわれる「白山比咩神社」

霊峰・白山を御神体とし、その白山の頂上にある奥宮があります。

奥宮まで行くには片道約4時間かけて白山を登ることは必須ですが機会があればぜひ一度行ってみることをおすすめします

もちろん、白山比咩神社の本宮も訪れてみてくださいね。

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