安倍晋三首相が右脚の「股関節周囲炎」と診断され、「平成30年7月豪雨」被災地の広島県訪問を取りやめました。
どうやら数日間は股関節を動かさないようにと言われたそうです。
実は、この股関節周囲炎は40〜60歳に多く、別名「五十股」と呼ばれています。
ここでは、
- 股関節周囲炎とは
- 股関節周囲炎の原因
- 股関節周囲炎の症状
- 股関節周囲炎の治療方法&期間
について、わかりやすくまとめてみました
股関節周囲炎とは
実は、股関節周囲炎という病名は、整形外科の教科書にあまり紹介されていないようです。
マニアックな病名なんですかね。
五十肩は多くの方が知っているのに、五十股を初めて知ったという方が多いと思います。
- 「肩」関節周囲炎のことを、【五十肩】
- 「股」関節周囲炎のことを、【五十股】
と言いいます。
つまり、股関節周囲炎とは、
と言えそうです。
【足を引きずる安倍首相】
股関節周囲炎の原因
股関節周囲炎は、あまり本でも紹介されていないように、原因もよくわかっていないようです。
現在仮説として言われているのは、
- 通常と違う股関節の使い方をして、股関節に負担がかかった
- 歩きすぎで、股関節に負担がかかった
- 年齢からくる股関節や股関節の筋肉が弱くなってしまった
などが原因と言われています。
股関節周囲炎の症状
股関節周囲炎は、股関節の使いすぎや、股関節を普段と違う方向で動かしてしまうなどの原因で生じます。
そのため股関節周囲炎の症状は、
が生じることが、主な症状になります。
通常歩行をするだけで痛みが走るので、歩く速度がゆっくりになったり、歩き方が不自然になったりします。
股関節周囲炎の治療方法&期間
股関節周囲炎の原因は股関節への蓄積疲労などで起こるので、
になります。
なるべく股関節を動かさず、湿布や塗り薬で炎症や痛みを抑えます。
痛みが収まって来たら、軽い体操やストレッチなどをして、股関節をゆるめていくようです。
股関節周囲炎の治療期間は、一般的に数日から最長で2週間ほどで治ると言われています。
まとめ
股関節周囲炎(五十股)は、「股関節の使い過ぎ」や「股関節の衰え」が原因で起きるので、誰でも起こる病気とも言えそうです。
人工骨頭置換術もよく聞かれるように、年齢を重ねると特に股関節は疲労が蓄積しやすい部位なので、普段から股関節をストレッチをするようにすると良いかもしれませんね!