昔に比べて車中泊をする人が多くなっている印象があります。宿泊費を節約するために道の駅やSAエリア、パーキングなどの駐車場で車中泊する人も多くなっているのでしょう。
車中泊を初めてしたいという場合、初心者の方や女性で1人の方などは、トラブルに巻き込まれたらどうしよう?怖い、危険じゃないの?というイメージを持っている方もいると思います。
そこで、夫婦で車中泊日本一周をした経験から、実際の車中泊は危険なのか?また、車中泊する場合の注意点や回避するための対策などを紹介したいと思います。
車中泊でのトラブルはあった?
日本一周で車中泊をしていてのトラブルは基本的にありません。危険も感じたことはないですね。
トラブルというより、1番多かったのはやはり騒音問題ですね。
車中泊は騒音問題が多い
- 夜に、地元の若者が道の駅に来て、バイクの練習をしていてうるさい
- また、やはり地元の若者が夜中に、駐車場でたむろしていてうるさい
ケースバイケースですが、僕の場合は直接言いました。
腹が立つのでね。奥さんは言わないでって言ってましたけど…。
普通に喧嘩になったら勝てると思っていたし。
バイクの場合、「うるさいんだけど。いつまでやるの?眠いので、たのむわ。」という感じで話すと、普通に去っていきました。
駐車場でたむろしている若者にも、「話し声がうるさい。静かにしてくれる。」というと、やはり移動してくれました。
もちろんこの方法は、万人におすすめはできませんが…。
車中泊で1番い多い騒音問題の対策は?
車中泊は、自宅ではなく公共の場所なので夜になって何が起こるか正直わかりません。
どんな人が来るのか、大型車の出入りが頻繁な場所なのかなどは夜になるまでわかりません。
まず、騒音問題のパターンを説明したいと思います。
騒音問題の種類
- 地元の人が来て騒ぐ
- 大型車の出入りが激しい。振動がすごい
- 町中で車中泊をしていて外が騒がしい
- 車中泊同士の人間が酒盛りしている
- 車中泊をしている人がエンジンをかけている場合のエンジン音
大体、騒音問題のパターンはこの中に当てはまると思います。
騒音問題の対策は?
①「大型車の出入りと町中で外が騒がしいという問題」の解決方法
「大型車の出入りが激しい」「町中で車中泊をしていて外が騒がしいという問題」は、車中泊をする場所をそもそも間違えています。
基本的に車中泊に町中の場所は向きません。しょうがない場合も多々あるのですが、基本的にやめたほうがいいです。
また、大型車が出入りするかどうかも、ある程度経験を積むと分かるようになってきます。
例えば、車中泊予定の道の駅が、大型車が多く通るような幹線道路のすぐ脇などの場合は、そこでの車中泊はやめるという選択をします。慣れてくると地図を見ただけで、ここはヤバそうだなというのが分かるようになります。
②「地元の人が来て騒ぐ問題」の解決方法
土日など週末の海沿いの道の駅や海の駐車場などは、地元の若者が来て騒ぐ可能性があるので避けるようにしましょう。
海側は週末に荒れるイメージですね。
また、車中泊している時にそういう集団が来て、長時間帰らないようなら自分が他に移動するという手もあります。
さすがに朝方までずっとたむろして騒いでいるというのはないと思います。
③「車中泊者同士の酒盛り」「車のエンジン音」問題の解決方法
「車のエンジン音問題」は、アイドリングしている車の近くに停めないということで解決できます。
車中泊者同士の酒盛りは、経験上同じ車中泊者同士なので夜遅くまでやることはないです。あまりにひどい場合は、言えばわかってくれると思います。
車中泊の対策や注意点
- カーテンや銀マットを使って、車内が見えないようにする。覗いていく人もいるので。車上荒らし対策としても有効。
- 夜就寝する場合は、忘れずに鍵をかける。
- 一酸化炭素中毒が怖いので、エアコンをかけたままや、エンジンをかけたまま眠らない。
※夜中に車中泊をしていて警察の職務質問にあったことは今まで一度もありません。職務質問にあったことがあるというコメントをみたことがあるのですが、どこで受けるんだろう?
まとめ
夜何が起こるかわからないということも含めて、車中泊です。
北海道で車中泊をしていた時には、夜中にキツネがサンダルを持って行ったことがありました。
夜、ビールの缶が倒れる「カラン」という音がしたので、外に出るとキツネがサンダルをくわえて逃げていきました。追いかけたら、林の中に言ってしまった…。ということも。
なかなかホテルではできない体験で、記憶に残ります。
車中泊を楽しみましょう!