アメリカの大手玩具メーカー「トイザらス」が経営破綻し、アメリカの全店舗を閉鎖するという発表がありました。
「トイザらス」は1948年創業で、従業員は全世界で6万5000人にもなるグローバル企業で、アメリカでは3万3,000人の雇用がどうなるのか?と話題になっています。
そこでここでは、「トイザらスの日本店舗はどうなるのか?閉鎖されるのか?」また、「トイザらスが経営破綻した理由」についてまとめてみました。
「トイザらス」日本店舗は閉鎖の可能性が
アメリカの「トイザらス」は店舗の再建を目指していましたが、どうやら再建を断念した模様です。
2018年3月14日時点で、
- アメリカのトイザらスの全店舗を閉鎖すること
- イギリスのトイザらスの全店舗を閉鎖すること
を発表しています。
また、世界各国の店舗も閉鎖される見通しだということなので、時期は未定ですが日本の「トイザらス」も閉鎖される可能性は高い。
と、思っていましたが、
2018年6月26日に、新たな情報が入ってきました。
ららぽーと立川立飛に、「トイザらス 立川立飛店」が6月29日(金)にオープンするそうです!
どうやら、日本のトイザらスはこれからも営業は続けていくようですね。
公式ホームページを見ると、現状でトイザらスは全国に158店舗!今後、日本のトイザらスが生き残れるかの勝負が始まりそうです。
「トイザらス」が経営破綻した理由は?
「トイザらス」は設立当初は宣伝やブランド力で、玩具メーカーのトップとして君臨していました。
そんな「トイザらス」がなぜ経営破綻したのか、理由を探ってみました。
①インターネットの登場
インターネットの登場で、時代は店舗で物を買うという価値観から、インターネットで商品価格を比較したり、口コミを見てから買うという価値観に変化しています。
つまり、店舗のメリットがほとんどなくなってしまったのです。
これは家電業界でも言われていますが、店舗はショールームと化し、買うのはアマゾンなどのインターネットという流れが定番になっています。
店舗とインターネットを比較したら、ネットの方が安いのは間違いないですからね。
②他店舗との競争
アメリカの場合はウォールマート、日本の場合だと家電量販店などの競合他社の方が料金が安く、そちらに客が流れてしまった。
などの、理由があると思いますが、やはり一番の理由は、
どんな大企業も、時代の流れには逆らえません。
「トイザらスが町の小さいおもちゃ屋を潰したら、今度はネットのアマゾンに潰された」という意見もありましたが、妙に納得してしまいます。
まとめ
今回のアメリカ「トイザらス」の経営破綻は決して玩具業界だけの話ではなく、店舗展開しているどの企業でも問題になる部分だと思います。
人件費や店舗費用がかかる店舗事業は今後どうなっていくのか。
これからも、目が離せません。