1969年から現在までずっと続いているチョコボールのおまけ缶「おもちゃのカンヅメ」。
毎回チョコボールを開けるたびにドキドキしますよね。
クチバシを引き出してエンゼルがいないとわかった時、「やっぱり…」と感じるとともにとてもがっかりしてしまう気持ちがわかる方も多いのではないでしょうか。
当たるはずがないとあきらめていながら「このチョコボールは当たる気がする」と心のどこかで期待してしまうチョコボールのエンゼルたち。
当たりを見分ける方法があったらぜひとも知りたいところです。
そこで、ここでは
- チョコボールの当たりを見分け方
- チョコボールのエンゼルが当たる確率
についてまとめてみました。
チョコボールの当たりの見分け方
(参照:森永製菓「チョコボール」公式サイト)
チョコボールの当たりの見分け方は、様々な憶測がささやかれていますが実は必勝法は特にないようです。
森永製菓によるとチョコボールの当たりとハズレは工場でランダムに製造されているとのこと。
ハズレもエンゼル付きの当たりも同じ機械で作っているようです。
なので、箱買いしても運が良ければ当たりが多く入っていますが、残念ながら当たりが少ない場合もあります。
ただ、どうしてもおもちゃの缶詰が欲しい方は、騙されてもいいから見分け方があれば試してみたいというのが本音ですよね。
そこで、参考までに巷でささやかれているチョコボールの当たりの見分け方をご紹介します。
チョコボールが当たると言われている見分け方
当たりを見分ける方法としてよく話題に上がるのが「仲間はずれの法則」です。
並んでいるチョコボールの中から他とはちょっと違うチョコボールを探す方法になります。
特に以下が見分ける方法としてよく噂されています。
見分け方1:当たり専用の製造ラインを探す
当たりはエンゼルを印字するため製造ラインが別といわれています。
チョコボールの製造ラインとは、箱の側面に書かれている「アルファベット2文字+数字」です。
下の写真の製造ラインは「AB7」になります。
製造ラインが同じものの中にひとつだけ違うものが混ざっている場合はあたりの可能性が高いといわれています。
例えばスーパーやコンビニなどでは、チョコボールは20箱(1カートン)ごとでの発注になります。
その20箱の中に製造ラインが違うものがあるらしいのです。
気になっていくつかスーパーを見てみましたが残念ながら見つけることができませんでした…。
つまり、数が少ない製造ラインのチョコボールは当たりの可能性が高いということです。
見分け方2:文字の太さの違いを探す
当たりのチョコボールはハズレのチョコボールと比べると、印字されている文字の太さが違うといわれています。
当たりのチョコボールだけ、箱の印字が少し違うようです。
箱には製造場所や栄養成分、アレルギー物質など様々な文字が印字されていますが、当たりとハズレはよくみると太さが微妙に違う場合が多いらしいのです。
箱の印字を見比べてみて他とは少し違うようであればエンゼルが出るかもしれません。
つまり、文字の印字が他とは違う場合は当たりの可能性が高いということです。
見分け方3:パッケージの色の違いを探す
当たりのチョコボールは、パッケージに印刷されている色が微妙に違うといわれています。
キョロちゃんの胴体だったりクチバシだったり…。
パッケージの一部が他と比べ「濃い」「薄い」「はみ出している」などほんの少し違っているようです。
つまり、パッケージの色が他とは少し違っていたら当たりの可能性が高いということです。
見分け方4:開封用の「帯」にズレがある
当たりのチョコボールは、チョコボールの包装フィルムの帯にズレがあるといわれています。
帯をひっぱる突起部分や切れ込み具合、高さなどが当たりとハズレでは違いがあるようです。
他と比べてひとつだけ帯が違っている場合はもしかしたら当たりかもしれません。
つまり、包装フィルムの帯が他と違っていたら当たりの可能性が高いということです。
実は、この手の情報はだいぶ昔から囁かれています。
どれも、当たりとハズレはチョコボールの製造ラインが違うことが前提となる見分け方です。
実際にチョコボールを見比べてみましたが、正直なところよく分からない…。
わかる人には分かるのかもしれませんが、細かくじっくり観察しないと違いを見分けるのは至難の技のような気がします。
どちらにしても実際に製造ラインを確認したわけではないのであくまでも憶測のひとつとして捉えてくださいね。
エンゼルの当たる確率
エンゼルが当たる確率は毎年代わり、またはっきりとした確率は分かっていません。
ただ、チョコボールのエンゼルは話題性もありたびたびテレビやYouTubeの企画で取り上げられています。
色々な方が大量にチョコボールを買ってエンゼルが出る確率を検証しています。
その結果をもとにすると
銀のエンゼルが当たる確率→約3%(30個にひとつ)
金のエンゼルが当たる確率→約0.1%以下(1500個にひとつ)
といったところです。
同じ個数のチョコボールを買っても、当たりが出る数は違っているので運次第という要素も強いのかもしれません。
「金のエンゼル」が出る確率の低さにびっくり!
たまたま手に取ったチョコボールが金のエンゼル付きだったらなんだか良いことがありそうですよね。
確率が分からない理由とは
森永製菓はチョコボールの売り上げ額を公表していないので、景品に費やしている費用も不明なため、関係者以外はチョコボールのあたりの確率は正確には分かりません。
実は、「おもちゃのカンヅメ」のような景品は「景品表示法」という法律に則って行なわれます。
チョコボールは景品表示法の「一級懸賞」に分類され、景品に費やせる予算は売り上げ予想額の2%までと決められています。
チョコボールの売上額は公表されていないので、景品にどれくらいの予算がかけられているかを知ることはできません。
つまり、エンゼルが出る確率は毎年異なる上、確率も不明ということです。
当然ですが、売り上げ予想額が高い年は当たりが出る確率も高く、逆に予想額が低いときはエンゼルが出る確率も低くなります。
エンゼルがどうしても欲しい方はメルカリやオークション
エンゼルがどうしても欲しいという方は「メルカリ」や「ヤフオク」などのオークションサイトを利用するのもひとつの方法です。
エンゼルが欲しくても何百個はなかなか買えないですよね。
先ほど巷で噂の「チョコボールの当たりを見分ける方法」もご紹介しましたが素人ではなかなか見破るのは難しい精巧な作りです。
チョコボールを大量に買わなくても確実にエンゼルが手に入ります。
おもちゃのカンヅメの中身は?
(参照:森永製菓「チョコボール」公式サイト)
「おもちゃのカンヅメ」の中身が気になって検索してみた方もいるのではないでしょうか。
そこでびっくりした方もいるはず。
実際に手元に届いた方の声に「しょぼい」などの声もちらほらみられます。
中身はもしかしたら「えっ…」と思うようなものでも、おもちゃ箱って夢がありますよね。
子どもの頃の気持ちを思い出して楽しんでしまえばいいのではないかなと思っています。
当たる確率がとても低いエンゼルたちですが、チョコボールを買う楽しみと何が入っているか分からないびっくり箱のようなおもちゃ箱。
夢がありますよね。
当たる確率がとても低いエンゼルたちだからこそ、当たった時の達成感が感慨深いものなのかもしれません。
まとめ
チョコボールの当たりの見分け方は、「他との違いを探すこと」がポイントになります。
噂されている見分け方が事実であれば、当たりとハズレは製造ラインが違うので当たりは他とは違う箇所があるはずです。
ただ、森永製菓の方の話では工場でランダムに入れられるので見分けはつかないはず…と。
どちらが真実なのか、確かめる方法はありませんがスーパーやコンビニなどでチョコボールが並んでいたら探してみる価値はありそうです。
エンゼルが当たっても外れても中身が美味しいチョコボールなので損することはないですし、何よりエンゼルがいるクチバシを開ける時のドキドキワクワク感がたまらないですよね。