真似をする人の心理は?男性女性で心理に違いは?嫌な時の対処法も

真似をする人

「生きることは真似ること」という位に私たちは様々なものから真似て学んでいきます

子供だった頃は、親を真似て学びますし、学校では教師や同級生、同性や異性などから学びます。

その中で、おかしな真似をする人も目につきます。完全にその人間になろうとして、イタい感じになったり…。

自分がそうなったこともあるだろうし、人を見ていてイタいなあと感じたりしますよね。

そこで、ここでは「真似をする人の心理」「悪い病的な真似」「真似る時の男性心理と女性心理の違い」「真似られて嫌な時の対処法」などについてまとめてみました

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真似をするのは人間の本能に近い

人間や動物には元々真似る習性と、環境に同化する習性があります

自分の育ちを見ればそれは明らかです。

子供は必ず親の行動、言葉、考え方の影響を受けますし、その親も自分の役割や日本文化の影響を受けています。

「親の限界」が「子供の限界」とはよくいいますよね。

また、スタンフォード大学の心理学実験「看守と囚人」でも明らかですが、多くの人間は自分の良心や意志よりも、その自分の役割(観念)や環境に支配される生き物です

それほどまでに、人の意志は自分が思っているよりも弱いのです。

病的な真似をする人の定義

人が生きるために、真似をすることは自然なことなのでここでは取り上げません

ここでは、少し病的な真似を取り上げます。

病的な真似をここでは

  • 「自分ではない誰かになろうとすること」
  • 「誰かと同一化しようとすること」

と定義します。

このような真似をする人の心理は?

【自己否定と誇大妄想を持っている人】

自分に自信がなく、自分が憧れる人のようになれれば、自分もその人と同じように楽しく生きられる。今の自分が救われる。

と思っているような、自己否定と誇大妄想を持っている人です。自己否定と誇大妄想はコインの両面なので必ずセットとして持っています。

思考パターンは「あの人のようになれれば〜」「あれさえ持てば〜」。

こういう人は結構多いです。

そして、真似する人は常に真似する対象を探しています。自分でいることに否定感を持っているので、誰かを真似をして安心したいのです。

真似する人は常に恐怖に突き動かされ、必死で真似する対象、しがみつける対象、同一化できる対象を探しています

真似する人は、演劇型とも言え、常に自分を演じて、素の自分を見せません。

そのため会話をしてもその人と話している感じがしません。常に自分以外のことを話題にするのも特徴です。

なぜ、このような心理になるのか?

「幼少期の親子関係」と「自分の魂の質」と「時代」とも言えると思います

これは一言では言えない部分なので、実際難しいです。

愛情不足の視点からも語れますし、幼少期に甘やかされて育ったために、自己確立をできていないとも言えます

現代日本にはかなりの人数、甘やかされて育ったが故に、人生の現実を見ることができず、依存的で自己中心性を持ち、自己確立できない人が多いように思います。

自己確立をできないということは、自分という存在は常に環境次第で、流されて生きて死ぬということです

これは相当に怖いことで「自分よりも環境が強い」という弱々しい生き方にならざるおえません。

本質を言えば、いつの時代も愛情不足は当たり前ですし、自己中心性も当たり前なんです。その現実を受け入れて強く生きていかなければならないのですが…。

真似をする人の心理に男性女性の違いはある?

本質は自己否定なので、この部分では男性女性の違いはありません

ただし、女性の場合はマスコミによる洗脳が強いなあという印象があります。

女性雑誌やテレビは、なぜか「外人」や「ハーフタレント」「日本人離れしたスタイルの人」が常にモデルです。

なぜか日本人らしい日本人がモデルにはならないのです。コンプレックスを刺激してお金を消費してもらう産業なのはわかりますが…

体格や骨格は変えられないので、そもそもモデルを真似しようとすること事態が無理ゲーなんですよね。実際モデルさんが着ている服を一般の人が着ても似合わないと思うし。

こういう風潮に対しては、女性の人はもっと怒ってもいいと思っています。

真似られて嫌だなと思った時の対処法は?

真似されたということは、あなたのことをいいなと思った証拠なので、悪いことではないです。あなたのことを良くないと思っていたらそもそも真似をしません

確かに、嫌な気持ちになるのはわかりますが、他人を真似する人は、自己否定感が強く、安心できる人物像を演じることで安心したいという欲求が強いだけです。

弱々しい自分を、守りたくて必死なだけです。

精神的に辛い心理状態にいるので、できたら優しくしてあげて下さいね

まとめ

真似自体は悪くないのですが、自分を否定して、自分を無にして違う誰かや何かになろうとするところに問題があります

こういう人は、極端から極端に簡単に振れます。また、自分の感覚を否定しているので、簡単に洗脳されやすいともいえます。

自分の個性は持って生まれたものなので、無にはできません。

自分の特性を知り、自分の軸(自己確立)を持った上で、真似できるものは真似して行きましょうね!

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