【大山祇神社(福島県)と奥の院】アクセス・駐車場と参拝所要時間を紹介

福島県の大山祇神社と奥の院

福島県西会津にある「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」は

「三年続けてお詣りすれば、一生に一度はなじょな(どんな)願いも聞きなさる山の神様」

と古くから信仰のされている神社です。

福島県でも有数のパワースポットと言われる大山祇神社の総本社は愛媛県の大三島になります

関東や東北の方などは「愛媛までは遠くてちょっと…」という距離ですが福島県なら行きやすいですよね。

そこで、大山祇神社に参拝するにあたって気になる

  • アクセスと駐車場
  • 営業時間
  • 参拝の所要時間
  • 「奥の院」へのアクセス
  • 御利益と効果

について、実際に行った感想を交えてまとめてみました。

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大山祇神社(福島県)へのアクセスと駐車場

福島県にある大山祇神社は新潟県との県境にあります。

場所的にはほぼ新潟と行っても過言ではないかもしれません。

住所 福島県耶麻郡西会津町野沢大久保1445−2
TEL 0241–45–2323
最寄駅 野沢駅
アクセス 【車の場合】
西会津ICより車で約7分
【バスの場合】
野沢駅より約10分
駐車場 無料

駐車場は町営の無料駐車場を利用します。

比較的大きな駐車場なのでイベントがある時以外はスムーズに停められます。

駐車場のすぐ近くに大山祇神社の「遥拝殿」「神楽殿」「社務所」、駐車場から歩いて4km先に「御本社」と「奥の院」があります。

東京方面から行く場合と新潟方面から行く場合の位置関係はこのような感じです。

大山祇神社 アクセス

(参照:大山祇神社公式サイト)

大山祇神社の営業時間

大山祇神社の営業時間は下記の通りです。

通年 午前8時〜午後5時
大山まつり期間中 午前7時〜午後5時

大山まつりが開催される期間中だけ通常よりも一時間早く開所されます。

大山祇神社の「大山まつり」とは?

大山祇神社の大山まつり

福島県西会津にある大山祇神社では毎年6がつに春の例大祭として「大山まつり」が開催されます

※例大祭とは神社で毎年行われる特別なお祭りのことです。

大山まつり開催期間 6月1日〜6月30日まで

毎年6月1日からの1ヶ月間開催される大山まつりは…

  • 家内安全
  • 五穀豊穣

を祈願するお祭りです。

期間中の休日は野点(のだて)や神楽奉納が行われ、賑やかな雰囲気を楽しむことができます。

大山祇神社奥の院へのアクセス

西会津の大山祇神社に行ったらぜひ行って欲しいのが駐車場から歩いた先にある「御本社」と「奥の院」です。

大山祇神社の御本社や奥の院へ行く方法は「徒歩のみ」

大山祇神社本社へは4キロ

町営無料駐車場のすぐそばにある「遥拝殿」から一本道の山道(?)を4kmほど歩きます

山道は一本道なので迷う心配はありませんが、ちょっとした山道です。

神社によくある舗装された参道を歩くと思っているとちょっとびっくりします。

ここから御本社へ行くまでに6体の道祖神様に会えるので奥の院までの道とともにご紹介していきます。

大山祇神社 山道入り口

山道への入り口です。黄色の矢印の方向へ進みます。

1体目の道祖神様:「やすらぎの道祖神」

1体目の道祖神様は入り口手前で会えます。

大山祇神社山道入り口「やすらぎ」

「今日も明日もあさってもみんな幸せでありますように…」と頬に手を当てて夢見ている姿だそうです。

頬をナデナデして参道へ進みましょう。

一本道の山道を15分ほど歩くと赤い鳥居と「不動滝」の看板が見えてきます。

不動滝の方面、看板の緑色の線が行きに通る御本社への道です。

この道は「ふくしま遊歩道50選」に選ばれていて樹齢400年以上の木々が根を這い、川や滝などの自然豊かな遊歩道になっています(途中「…山道?と思うところもありましたが…)

2体目の道祖神様:「うるおいの道祖神」

2体目の道祖神様は赤い鳥居をくぐってすぐに会うことができます。

大山祇神社 「うるおい同祖神」

山から流れ出る水を両手に受けお祈りしている姿だそうです。

これは「不動滝」です。

大山祇神社「不動滝」

鳥居をくぐって石段を降りるとすぐに見えてきます。

滝のすぐ近くまで降りることができるのですが、音と迫力がすごいです。

この不動滝は…

「我は相模国の三島大明神なり、この山に霊地あり。

ここに於いて我を勧請すべし。

火災、病苦諸厄を除き国中を安穏に擁護し、誠意を以って祈念する者は、一代に一回は必ず聞き召すべし」

※勧請とは:神仏の来臨を願うこと

という神勅を受けた真海法師が水行を行ったといころ満願の朝、不動明王が姿を表したところだそうです。

3体目の道祖神様:「出会いの道祖神」

不動滝から15分ほど歩くと出会えるのが3体目の「出会いの道祖神」様です。

大山祇神社「出会いの道祖神」

男神と女神が手を合わせている姿です。仲の良い夫婦神にある近いの姿だそうです。

この左手下に見えるのが「矢作滝」。

ここも近くまで降りることができます。

大山祗神社の滝

この滝も大山祇神社とは切っても切り離せな由来があるようです。

神勅を受けた真海法師が、この滝の川上の地に草庵を結んだことが大山祇神社の

起源といわれています

※「草庵を結ぶ」とは:草で作った粗末な小屋に住むこと

4体目の道祖神様:「ぬくもり道祖神」

矢作滝から歩いて20分ほどすると「ぬくもりの道祖神」様に出会えます。

大山祇神社「ぬくもり道祖神」

母神が子神を抱き優しく包み、しあわせを祈る姿だそうです。

近くには立派な一本杉がそびえています。

ここからしばらく道沿いに歩き、杉並木の中へ入っていきます。

大山祇神社行き道

ここから先は木の根が這っていたり、ちょっとした川を越えたりと足元が悪いところもあるので注意しながら歩きます。

5体目の道祖神様:「まどろみの道祖神」

杉並木を抜け階段のふもとで出会えるのが「まどろみの道祖神」様です。

大山祇神社「まどろみの道祖神」

女神が男神の胸にもたれてまどろむようにして祈る姿だそうです。

そして、「202段の階段」を登ります。

大山祇神社「202段の階段」

階段は幅が狭めで、濡れていると滑るので雨の翌日に行く場合は要注意です。

6体目の道祖神様:「よろこびの道祖神」

階段を登り切った先で出会えるのが「よろこびの道祖神」様です。

大山祇神社「よろこびの道祖神」

童神が合唱し、私たちのこれまでの願いに応えて祈る姿だそうです。

脇にちょこんと控えている狛犬(?)がとっても可愛くて微笑ましい。

大山祇神社御本社

「よろこびの道祖神」様から山の中を歩いて数分で「大山祇神社御本社」へ到着です。

大山祇神社御本社

階段下にある手水で清めてから御本社へお参りします。

大泉神社御本社

御本社の社殿は建立当時のまま、1200年以上この地を鎮守されているそうです。

実際にいってみるとわかりますが威厳がすごい神社です。

佇まいに圧倒されます。

大山祇神社「奥の院」

大山祇神社の「奥の院」は御本社から急斜面を700メートルほど登った岩屋に祀られているそうです。

大山祇神社「奥の院」

(参照:大山祇神社公式サイト)

ですが、残念ながら「奥の院」へ行くには地元のガイドが必須とのこと。

大山祇神社の奥の院

真冬だったためガイドさんおろか誰もいなかったため登ることができませんでした。

大山祇神社奥の院への参拝所要時間

大山祇神社の奥の院へはガイド必須なので奥の院手前の「御本社」までになりますが…

参拝所要時間約2時間30分

(行き→約1時間30分  帰り→約1時間)

です。

駐車場から4kmといっても、途中木の根が這う山道や202段の階段を登るので時間がかかります。

また、山の中なので日が暮れると真っ暗になるので御本殿まで参拝する場合は余裕を持って早めに行くことをおすすめします。

大山祇神社のご利益と効果

大山祇神社に祀られている神様は三柱です

大山祇神社は「水源水利、商売繁盛、家庭平安、長寿、良縁、安産」と多くの御利益をもたらしてくれる神社です。

神様 ご利益と効果
大山祗命(おおやまずみのみこと) 山々を守護する神様
岩長姫命(いわながひめのみこと) 長寿を司る岩の神様
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと) 安産子育ての神様

(参照:大山祇神社公式サイト)

大山祗命は天照大御神の兄に当たる神様で、日本総鎮守の神様と言われています。

岩長姫命と木花咲耶姫命は大山祗命の娘に当たる神様です。

大山祇神社(福島県)奥の院はパワースポット

「大山祇神社のパワーはすごかった…」

でというのが実際に行った感想です。

遥拝殿から御本社や奥の院があふ参道は奥に進むにつれて頭がクラクラふわふわする感じがしました。

久しぶりの運動で多少酸欠気味?とも思いましたが…。

「パワースポット」と言われる場所に行くとたまにこういう状態になることはありますが、今まで感じたことがないくらい強く感じたのが大山祇神社です。

幻とも言われる「奥の院」はまだ行けてないですが、間違いなくものすごい強力なパワースポットに違いないと思っています。

まとめ

福島県西会津にある大山祇神社は、「三年続けて参るとどんな願い事も叶えてくれる山の神様」とい我、古くから信仰されている神社です

実際に行くとわかりますが、大山祇神社はパワースポットも間違いないと思います。

駐車場から御本社や奥の院までは山道のような参道を歩いて往復で2時間半。

神社の参拝に2時間半はちょっと大変と思うかもしれませんが、ぜひ一度は訪れてほしい神社の一つです。

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