平昌オリンピックは始まる前から、ボランティアの離脱問題や寒さ問題など競技以外で盛り上がりを見せていました。
日本人の銀メダル・銅メダルも増えてきて、競技の方も盛り上がってきました!
今回、多くの人がテレビの表彰式を観ていて疑問に思うことがあったと思うのですが、日本人が表彰台に上がった時にメダルじゃなくて、平昌オリンピックのマスコットキャラクター「スホラン」と「バンダビ」のぬいぐるみを渡されていました。
「なぜメダルじゃなくて、ぬいぐるみ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、「平昌オリンピックの表彰式でぬいぐるみを渡す理由」と「メダルはいつ・どこで渡されるのか」についてまとめてみました。
平昌オリンピック表彰式でぬいぐるみを渡す理由は?
実は、平昌オリンピックの表彰式には2つ種類があります。
①ベニューセレモニー
#スノーボード 男子ハーフパイプ決勝、金メダリストのショーン・ホワイト選手は、トリノ、バンクーバーオリンピックと合わせて3個目の金メダル獲得😳🥇平野歩夢選手は2大会連続銀メダル🥈片山来夢選手は7位です✨おめでとうございます🎊 #平昌オリンピック #PyeongChang2018 #Olympics pic.twitter.com/clClIRbomm
— オリンピック (@gorin) 2018年2月14日
競技後の競技場でメダルを獲得した選手を紹介したり、記念品が渡されます。メダルの変わりに、マスコットのぬいぐるみを渡すのは、この「ベニューセレモニー」です。
昔は、競技後の表彰式でメダルを首にかけていたので違和感がすごかったです!
では、メダルはいつ渡されるのでしょう?
②ビクトリーセレモニー
#ノルディック 複合男子個人ノーマルヒルクロスカントリースキー銀メダリストの渡部暁斗選手と、#スピードスケート 女子1000m銀メダリスト小平奈緒選手、銅メダリストの高木美帆選手が、メダルプラザの授賞式に登場🇯🇵👏#平昌オリンピック #PyeongChang2018 #olympics pic.twitter.com/p5bWdpoU4P
— オリンピック (@gorin) 2018年2月15日
ベニューセレモニーが行われた「次の日」か「当日の夜」に、平昌オリンピック「メダルプラザ(メダル授与の専用開場)」でおこなわれる「ビクトリーセレモニー」でメダルを授与されます。
でも、なぜ表彰式を分けるの?と思いますよね。
平昌オリンピックの表彰式を2つに分ける理由は?
①開場の準備や環境の問題
競技場で国旗掲揚のポールや音楽などの音響設備の準備しなければなりません。
あの、極寒の中で準備と表彰をしたら選手も観客もつらい!というのもあると思います。また、スキーのジャンプに見られるように、時間帯によっては深夜に表彰式をする羽目になります。
みんな早く帰って寝たいですよね!
②お金の問題
一箇所に音響や国旗を揃えておけば、スタッフも少なくて準備にも手間取らないので、お金がかかりません。
③メダルの管理の問題
屋外で、どうやってメダルを管理するかというのは大変です。
観客に押し入られ、メダルを取られたらそれこそ大問題です。
そこで、警備付きの室内できちんと管理ができる場所で表彰式を行いたいという運営側の都合があるようです。
まとめ
平昌オリンピックの表彰式でぬいぐるみを渡すのは、メダルの代わりという意味合いだったんですね!
「次の日」もしくは、「当日の夜」に「本番のメダル授与!」
2回に分けて行われるという面白いシステムでした。
実際にテレビなどの速報で取り上げられるのは、競技後のベニューセレモニーを取り上げます。テレビもすぐに放送したいので、メダル授与まで待てません。
そこで、ぬいぐるみの表彰式を目にする機会が多くなるということなんですね。