初競りで太陽のタマゴが一箱2個入りで40万円という最高値が付いた!と、ニュースなどでも話題ですね。
何でも2018年は太陽のタマゴブランドが生まれて20週年とのこと。20週年というマスコミ宣伝とお祝いを兼ねて、一箱40万円になったのでしょう。
太陽のタマゴは、自分で食べるというよりも母の日やお中元のギフト、贈答品として送られることが多いです。
ここでは、「太陽のタマゴとは何か?」「太陽のタマゴは、なぜ値段が高いのか?」「太陽のタマゴの収穫時期と赤秀青秀とは何か?」「太陽のタマゴは通販でも買える?」についてまとめてみました。
太陽のタマゴとは?
太陽のタマゴは、宮崎県のマンゴーのブランド名です。
太陽のタマゴの条件は、
- 宮崎県で生産されたマンゴー
- 重さが350グラム以上
- 糖度15度以上
- 色やカタチが良いもの
これらの条件を満たしたものを、太陽のタマゴと呼んでいます。
つまり、いくら糖度が高く、重く、カタチが良くても、沖縄や奄美のマンゴーは太陽のタマゴにはならないということですね!
太陽のタマゴ値段が高い理由は?
まず、太陽のタマゴはブランディングを前提として作られたものです。
わかりやすく言うと、日常的に食べるものではなく、高級フルーツとしてパッケージからすべてこだわって創り上げた商品です。
そのため最初から値段設定は高めにしていると思います。
ブランドのシャネルやヴィトンなどの「フルーツ版」ですね。
ブランド化するために、
- 受容と供給の関係で、過剰供給はしない
- 価格競争にならないように調整する
- 限定生⇒宮崎県限定のマンゴー(他の地域では買えないよー)
- 品質の良いものだけを出荷する⇒味がまずければブランドに傷がつく
など、事前に考えています。
その他、
- 完熟マンゴーの輸送費用
- 完熟マンゴーを育てるコスト
- 完熟マンゴーのパッケージ費用
などがあると思いますが、それらのコストだけで「マンゴーが1つ、1万〜10万円」なんてありえません。
ブランディング勝負の商品のため高いのです。
太陽のタマゴが高くて悪いと言っているわけではなく、高いのはブランド化しているためで、それを欲しい人がいるというだけです。
そこに良い悪いはありません。
太陽のタマゴの収穫時期
太陽のタマゴは、その年の気候にもよりますが大体4月中旬から8月にかけて収穫され、出荷されます。
マンゴーのピークは、6月〜7月と言われています。
太陽のタマゴマンゴーは、完熟した食べごろの状態で送られてくるので、届いたら早めに食べるようにして下さい。
届いて、さらにマンゴーを熟させようとしなくて大丈夫です。
太陽のタマゴ赤秀青秀とは?
太陽のタマゴは、赤秀と青秀というランクに分かれています。
わかりやすく図で説明したいと思います。
等級 | 大きさ | 糖度 |
---|---|---|
赤秀(AA品) | 2L〜5L | 15度以上 |
青秀(A品) | 2L〜5L | 15度以上 |
AA品は、宮崎県マンゴー全体の中で5%しかないという商品とのこと。
赤秀と青秀の違いをどのように選別しているのかは、ちょっとわかりませんでした。
おそらくは、「色・形・傷・香り・大きさ・味・薬害」などで変わってくるのだと思われます。
太陽のタマゴは通販でも買える?
太陽のタマゴは通販でも買うことができます。
2個で5,000円と、手頃な値段で売っているのはやはり楽天さんの「太陽のタマゴ」。
まとめ
宮崎県の「太陽のタマゴ」というのは、いいネーミングですよね。
テレビなどで美味しいと話題で、とても甘そうなマンゴーを見ると一度は食べたくなります。
太陽のタマゴを食べたい場合は、太陽のタマゴを両親にプレゼントして、ついでに自分も一口食べてみる!というのが、両親も自分も嬉しくて一番いいかもしれませんね!