「机の天板(てんばん)が傷ついたり、汚れてしまって、修理したい」
「机・デスクの天板を新しいものに交換したい」
と思っている人も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、「机の天板DIYリメイク方法です!!」
この方法は、めちゃくちゃ簡単に、しかも圧倒的に安く行うことができます。
ここでは、
超簡単に【机・デスク天板をDIYで交換リメイクする方法】を紹介します。
机・デスク天板をDIYで交換リメイクする方法
机・デスク天板をリメイクするにはいくつかの種類があります。
リメイクする方法1:ベニヤ板+塗装
市販のベニヤ板を購入し、既存の机・デスクの天板に貼り付け、その後上から塗装をする方法です。
ベニヤ板は湿気、水分で変形しづらいので天板としては良いのですが、その上から塗装したとしても安っぽく、また素人っぽく見えてしまうので、今回は却下。
天板に絵を描きたい、オリジナルの机・デスクにしたいという方には、この方法はオススメです。
リメイクする方法2:カラー化粧棚板
カラー化粧板というものがあります。
これは板に色が塗ってあり、机やデスクの天板に、貼り付けるだけなのでサイズが合う方にはオススメです。
色も「ダークオーク」「ハニービーチ」「ブラック」「ホワイト」と4色あり。
僕の机・デスクはかなり大きなサイズだったことと、もっと木の感じを出したかったのでこの方法は却下しました。
リメイクする方法3:リメイクシート(カッティングシート)
リメイクシート(カッティングシート)と呼ばれる柄が入っているシートがあり、それを机・デスクの上から貼るだけというもの。
リメイクシートの柄は、大理石から木目調まで様々な種類が出ているので、好きな柄を探しやすい商品だと思います。
ただ、難点としては見た目が安っぽくなってしまうこと。
また耐熱性が弱いので、熱いコップを置いたりすると痕が残ってしまったり、傷がついて破けてしまう可能性があるので、このリメイク方法も却下しました。
リメイクする方法4:集成材
集成材を机・デスクの上に直接貼り付けて、使用するという方法です。
集成材を使ったリメイク方法の利点は、安っぽくならない。また、木の質感が良いことです。
デメリットとしては、集成材は、湿気、水分で反りやすかったり、変形しやすいこと。
集成材と言っても、「パイン集成材」「赤松集成材」「タモ集成材」など、様々な種類があります。
タモ集成材は、「強く」「堅く」「重い」という特徴があるので、反りや変形にも強いのでオススメですが、値段はそれなりにします。
今回は、木の質感を大事にしたかったので、このリメイク方法を採用しました。
机・デスクの天板をDIYリメイク【実践編】
既存の机・デスクの天板の上に集成材を貼り付けるだけなので、工程はシンプルなので初心者にも簡単にできると思います。
作業工程は、3ステップ。
【机・デスクの天板交換リメイク方法】
- 好きな天板を見つけて購入する
- 天板を既存の机やデスクの天板サイズにカットする
- 両面テープで新しい天板を固定する
これで、完成です。
実際に、行った方法を紹介します。
手順1:好きな天板を見つけて購入する
机の天板を明るい色にしたかったので、ホームセンターに売っていた「赤松集成フリー板」を購入しました。
集成材の大きさは、
厚さ:25mm
幅:500mm
長さ:4200mm
のサイズです。
かなり大きいサイズを購入したので、値段は5,980円
今回はテーブルも自作で作る予定だったので「厚さ:25mm」の木材を購入しましたが、天板に貼るだけならもっと薄いもので十分です。
手順2:天板を既存の机やデスクの天板サイズにカット
僕は、マキタの充電式の丸ノコと丸ノコガイドを使って天板をカットしました。
丸ノコと丸ノコガイドがない場合は、ホームセンターで既存の天板サイズを伝えれば、格安でカットしてもらえます。
ホームセンターの木材カット値段は、1カット大抵10円~50円。
詳しい丸ノコの使い方、丸ノコガイドの使い方は以下の記事を参考にして下さい。
カットした木材の角や側面は荒くなっていて、触ると痛いので、ヤスリをかけます。
このヤスリは体重をかけながら木をヤスることができて、ヤスリがヘタって来たら、中のロール状の新しいヤスリを引っ張るだけなので手間がないです。
今まで様々なヤスリを使って来ましたが、これがベスト。
手順3:両面テープで新しい天板を固定する
こちらは、傷がついたり、コップの跡がついたりして、テカっている既存の机・デスクです。
ここに両面テープを貼ります。
このように机の天板に「はがせる両面テープ」を貼ります。
両面テープは、「はがせる両面テープ 厚手タイプ」を使いました。
理由は、新しい天板もまた汚れたり傷つくと思うので、後々天板を新しいものにまた変えることになると思ったためです。
その上から、カットした新しい集成材の天板を載せて完了です!!
大きい机の場合は2人で取り付けましょう。
机・デスクのリメイクにかかった費用
机・デスクのリメイク費用をまとめると、
赤松集成フリー板:5,980円
はがせる両面テープ:350円
紙やすり:持っているものを使ったので0円
合計:6,330円となりました。
今回買った机の天板は4メートルとかなりサイズが大きかったので5,980円でしたが、サイズが小さいものなら2,000円位で購入できる綺麗な集成材は沢山ホームセンターに売っているので探してみて下さい。
この方法は集成材の値段次第で、総費用が安くなったり、高くなったりします。
安くすれば2,000円~4,000円以内でDIYリメイクできます。
机の天板をリメイクして1年間使った感想
机・デスクのリメイクをして、1年間経ちましたが、まだまだきれいに使えています。
多少集成材の色が変色したり、湿度などで反りが少し出てきますが、問題なし。
集成材の物によっては反りが強く出てしまうことがあります。その場合は、上からビス(ネジ)を打って止めれば反りはなくなります。
まとめ
机は長年使い続けると汚れや傷が気になってきます。
できればなるべく安くリメイクしたいですよね。
そこでおすすめなのが今回ご紹介した机の天板をリメイクする方法です。
丸のこでカットして机に貼り付けるだけなのでとても簡単、しかも低予算で作れます。
天板が変わるだけで雰囲気がガラッと変わって気分も変わるのでぜひ試してみてくださいね。
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