【ハンガーラックを自作DIY】簡単な作り方や費用が安いおすすめ方法

市販のハンガーラックを買ったけど、使い勝手が悪い。

回転ハンガーラックを買ったら大きすぎて、圧迫感があり後悔したという方もいると思います。

そんな方におすすめは、ハンガーラック(ステンレスパイプ製)を自分で作る方法!

ハンガーラックのDIYは「家の間取りに合わせて作れる」「作成費用」が安い

などメリットが多いです。

今回は紹介するハンガーラックの作り方の特徴は、簡単で、費用が安く、おしゃれにできるやり方です。

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DIYハンガーラックの完成形

私が自作DIYで作ったハンガーラックの完成形はこちらです。

もともと押入れだったところを全て空にして、ハンガーラックを前後、上下に分けて3本通しています

服の掛け方としては、

  • 前にある上下2つのハンガーラックには、シャツやズボンなど
  • 後ろにある1本のハンガーラックにはコートなど長めの服を掛ける

ようにしています。

この方法だと、費用も安く、ハンガーラック施工も初心者の方にも簡単に作ることができます。

ハンガーラックを自作DIYする時に必要な道具

ハンガーラックを自作DIYする時に、必要な道具を先に紹介します。

  • 電動ドライバー(インパクト・ドライバー)
  • もしくは、ドライバー
  • パイプカッター
  • 水平器

この位あればハンガーラックを自分で作ることが可能です。

電動ドライバーがあるとかなり作業が楽になるので、おすすめです。

自作ハンガーラックに必要な部材

今回作った棚に必要な道具は全てホームセンターで揃えています。

私が購入したのは以下

ハンガーラック部材1:スレンレスパイプ

今回ハンガーラックを作るに当たって、ハンガーの横幅の長さが約1.7m。

ハンガーを3本作るので、1.7×3=5.1m必要になります。

ハンガーのパイプは、アルミ製ではなく、錆びないステンレス製パイプ(Φ32)選びました

値段は、

  • 4m=2,980円(税込)
  • 2m=1,580円(税込)

ほどです。

※値段は購入する店舗等によって異なるので確認してみてください。

4mと2mのステンレス製パイプを、一本づつ買いました。

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ステンレス製パイプのカットはホームセンターで1箇所50円~100円でやってくれますが、「パイプカッター」というパイプをカットする道具を一つ持っておくと便利でおすすめです。

ちなみに、ステンレス製パイプの「Φ32」というのは、32mm(3.2cm)という意味です。

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ハンガーラック部材2:ハンガーパイプソケット

ハンガーパイプを壁に固定するために「ソケット」が必要になります。

ハンガーパイプがΦ32なので、ソケットもΦ32を選びます。ここを間違えるとパイプがガバガバになるので気をつけてください。

ソケットの値段は、1個=258円(税込)

一つのハンガーパイプの両端にこのソケットを付けます。

ハンガーラックを3本作るので、6個購入しました。

自作ハンガーラックの作り方

ハンガーラックの簡単な作り方を説明します。

作り方1:ハンガーパイプのカット

購入したハンガーパイプを、必要な横幅から「3~5mm」引いた長さでカットします。

理由は、ハンガーラックの施工がしやすくなるためです。

パイプカットの仕方は、ホームセンターでお願いするか、「パイプカッター」でカットする方法があります

作り方2:下地探し

ハンガーパイプを取り付ける場所を探します。

下地(木や柱)がないところに取り付けると、ハンガーラックが根本から外れる原因になります。

ハンガーラック作りでこの作業が最も大切になります

壁の裏を知らない人も多いと思うので、簡単に説明します。

壁の構造

一般的な日本家屋の壁裏はこのような構造になっています。

壁の支柱は大抵455mm間隔に配置されています。

また、胴縁(どうぶち)と呼ばれる下地が横に走っています。

胴縁は300mm間隔で配置されていることが多い

私の場合は、壁をコンコンコンとやって行き、音が変わったところに柱があると知っているのでそれで柱を見つけていきます。

一つ柱を発見すれば、そこから455mmごとに柱が大抵あります。

それでも不安な場合は、下地探しの道具や機械があるので、それを使えば確実だと思います。

下地探しの道具

【どこ太くん】

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この商品は石膏ボードに直接針を刺して、下地を探す道具です。直接下地に針を突き刺すので確実に探すことができます。

ボードに刺した穴も目立ちません。

ただし、壁が石膏ボードではなく、木の場合はこの「どこ太くん」の針は刺さらないので、センサー式の下地探しの道具が必要になります。

【センサー式下地探し】

この商品は、光センサーで壁裏の下地を探す道具です。

針が刺さらない壁にも使え、壁を傷めることもないので、コツさえ掴めばこちらのほうが使い勝手は良いと思います。

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これらの道具などを駆使しながら、下地を探していきます。

  • 支柱なら90cm間隔(455mm+455mm)
  • 胴縁なら30cm間隔

を目安に探し、下地を見つけたらマスキングテープなどで目印を付けながら柱の位置を特定していきます。

作り方3:ソケットの取り付け

自分が見つけた下地がちゃんとした柱か、仮でハンガーソケットを取り付けて見ます。

ここで注意点なのですが、下地に大きな柱がある場合は問題がないのですが、取り付けたい場所の下地の幅が30mmの場合も多いです。

そういう場合は、下地に向かってビス(ネジ)を斜めに打ち込むと上手くいくと思います。

作り方4:ハンガーラックの完成

ハンガーソケットがちゃんと付き、下地も大丈夫となったら、先にハンガーパイプにソケットを入れて取り付けます

ハンガーソケットを壁に取り付けたまま、ハンガーパイプを入れようとしても幅的に入らないためです。

ハンガーの幅が長い場合は、手伝ってもらうと楽!

ハンガーラックのパイプが水平かどうか、水平器を使って確かめてから取り付けます。

この作業をハンガーラックの数だけ繰り返せば、完成です!!

ハンガーラックを作る作業時間は全部で、大体1時間~1時間30分。

初心者の方は、下地を探す作業が最も難しいと思います。

下地さえ見つかれば、後はビスを打ち込んで行くだけ!

かなり簡単にできるので、自作ハンガーラックは本当におすすめです。

自作ハンガーラックの費用は?

今回使った自作ハンガーラックの費用は、総額で6000円ほど

内訳は、

ステンレス製パイプ(Φ32)4m×1本=2,980円(税込)

ステンレス製パイプ(Φ32)2m×1本=1,580円(税込)

ソケット(Φ32)=258円×6個=1,548円(税込)

総額:6,108円

です。

既成品のハンガーラックを買うよりも、安く、簡単に作成することができます。

まとめ

ハンガーラックで、気に入った配置や置き方にこだわるなら自作しかないと思っています。

市販のハンガーラックは、サイズやスペースが決まっていて、自分の家に合わないということが実は多い。

ハンガーラックを自作DIYで作りたいという方は、是非作ってみてください!

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