「カーリングはスポーツなのか?」「なぜ、カーリングはオリンピック競技になるの?」とテレビでカーリングを見ていて感じる人は多いのではないでしょうか?
カーリングは、他のスポーツよりも勝ち負けがわかりずらく、動きも少ないです。
そのため、見ることに飽きてしまい、おもしろくないという感情を持ちます。おもしろくないのでルールを理解しようという気にもならず、ただ「選手が美人・かわいい」という話題だけが先行してしまうカーリングに、疑問をもつ気持ちもわかります。
なおかつ「おやつタイム」というおやつを食べる時間もあるという…。なんとも優雅なスポーツです。
そこでここでは、カーリングについての疑問を徹底解決してみました!
カーリングはスポーツなのか?
まず、ここではスポーツの定義をみてみたいと思います。
スポーツとは、「勝敗など一定の競技ルールのもと、人間の身体(肉体的・知的・技術)を使って行う競技」となっています。
スポーツは、かなり大雑把な定義になっているんですね!これだとどんな競技もスポーツになりえそうです。
この定義に従うならば、「カーリングはスポーツである」と言えると思います。
カーリングの発祥の地はどこ?
ではそもそも、カーリングはいつ・どこの国で始まったのでしょうか?
カーリングの発祥は、15世紀ごろにスコットランドや北欧の国で、もともとは氷の上での石ころ遊びから始まったとのこと。
遊びから徐々に、スポーツ化が進み、オリンピックなどで行われる公式ルールは主にカナダで成熟しつくられた言われています。
カーリングはなぜオリンピック競技になるの?
実はオリンピックには「オリンピック憲章」という法律みたいなものがあり、その中でオリンピック競技になるための基準が定義されているのです。
色々あるので、こでは主なものを紹介しますね!
①世界的に競技人口がいるかどうか
オリンピックのプログラムになるためには、男性の競技者が「世界75ヶ国以上で4大陸」女性の競技者が「世界40ヶ国以上で3大陸」行われている競技が条件となっています。
また、オリンピック冬季大会のプログラムになるためには、世界25ヶ国3大陸で行われる競技が条件です。
②世界的な競技団体があるかどうか
公式に認められた世界的な競技でなければなりません。
つまり、世界的な競技団体を持っているかどうか。
この辺りの条件を満たした上で、「IOCが決める」ということらしいです。
最後はIOC(オリンピックを主催するNPO団体)が決めるというところが、なんともねえと思っちゃうところなんですが…。
カーリングは歴史も古く、世界カーリング連盟などの団体も存在し、競技人口も多く、これらの条件をクリアしているのでオリンピック競技になることができたようですね。
ちなみに「ゲートボールでもいいんじゃない?」という声もあると思いますが、ゲートボールは日本では人気があるのですが、海外では人気がなく普及していません。
まとめ
カーリングは、見ていて楽しい人もいると思いますし、つまらないしいらないと思う人もいると思うので、最後はその人の価値観としか言えません。
「楽しい人」と「つまらない人」の割合を投票などで見てみたい気はします!
カーリングがオリンピックになったのは、IOCさんが決めたことなので「つまらないからなくなる」ということはなさそうです。
この辺りは、大人の事情がありそう…。
カーリングが遊びから始まっていたというのは、おもしろいところですね!