車中泊で長期間旅をするには、睡眠をいかに快適に過ごせるかが重要なポイントのひとつです。
「車中泊で眠れない」「熟睡できない」ことは当たり前にあります。
夫婦で軽自動車で車中泊、日本一周を2ヶ月半していた時も「今日は熟睡したな!」という日は正直あまりありませんでした。
朝起きると疲れが取れなかったり、「朝から疲れた〜」とか言っていました。基本的に車中泊の睡眠で熟睡は難しいかもしれませんが、なるべく快適に眠りたいですよね。
ここでは車中泊の睡眠を快適にする方法やグッズなどを紹介します。
車中泊で熟睡はできない
車中泊で「熟睡」はまず難しい…というのが実際に旅を経験した実感です。特に軽自動車などコンパクトな車の場合は足を真っ直ぐ伸ばせなかったりもします。
旅をする前の認識として、車中泊で熟睡ができると思っていると気分的にツライので、まず車中泊で熟睡はできないと思ったほうがいいと思います。
自宅の睡眠が100%だとすると、車中泊の睡眠は50%位ではないでしょうか。
もちろん、車種で大分睡眠の満足度は変わると思います。
車種で車中泊の睡眠の質は変わる
キャンピングカーやハイエースなど車種ならば、睡眠の質は自宅での睡眠とあまり変わらない可能性もあります。
軽自動車の場合は連泊が続くと結構しんどくなってきます。
運転していると、ぼーっとしてきます。
僕らは1週間に1回は2人で5,000円位の宿を取って、休憩していました。
車中泊で快眠するためのグッズは?
快眠するための必須アイテムは、マットです。
これがあるとないのとでは、全く睡眠の質が変わります。
僕らが車中泊で旅をスタートした時は、車中泊のマットはなくても大丈夫だろうと思っていました。最初は大丈夫なのですが、徐々に疲れが溜まってきます。
熟睡できないし寝返りも打てないしで結構疲れてきて、車中泊が嫌になってきたので、途中で一度仕切り直して車中泊のマットを買うことに!
車中泊のマットを使った感想は?
もっと早く買っておけばよかった!
格段に快適になりました。ここまで睡眠が快適になるなら最初から買っておけばよかった。最初は、車中泊のマットってやってもそんなに変わらないんでしょ?無駄でしょ?と思っていたので…。
もし、車中泊で長期間旅をするならば買ったほうがいいです。僕らみたいにケチってしまうと、シンドい思いをする羽目になります。
このマットが一番睡眠の質を左右します。
ちなみに僕らが買ったマットはこちら、
この商品は厚みが5cmの商品もあるのですが、厚み10cmを強くおすすめします。
1人ならこの商品は1つ、夫婦なら2個セットを購入すると良いでしょう。軽自動車だとこの2つを並べると車幅のサイズにぴったりです。
その他の快眠グッズ
その他に、
- アイマスク
- 耳栓
があれば最低限大丈夫だと思います。
個人的に耳栓が苦手で僕はできないんですけどね…。妻は毎回使っていました。後は、虫対策の網戸や光や防犯対策のカーテンも安眠するためには欠かせないので事前に準備してから出発することをおすすめします。
それと、僕は個人的に雨音が好きで眠りやすいので、iPhoneで雨音を流したりしていました。騒音対策としてもおすすめです。
車中泊の快眠の方法は?
グッズ以外に快眠する方法として大切になってくるのは、車中泊の場所選びです。
これをしくじると夜に人が騒いでうるさかったり、大型トラックがひっきりなしに出入りして車が振動するので、車中泊のマットがあっても眠れなくなります。
車中泊の場所選びの基準は?
- 街中の車中泊は基本的に避ける
- 大型トラックが通るような幹線道路沿いの車中泊は避ける
- 傾斜がきつい場所に車中泊をしない。傾斜がある場合は、頭を高い方にするように車を停める
こういう場所は、探せば必ずあるので探してみて下さいね!
まとめ
車中泊はで熟睡できないことは覚悟の上でも、なるべくゆっくり落ち着いて休みたいですよね。快眠におすすめ方法をまとめてみると
- 車中泊用マット
- アイマスク
- 耳栓
です。
事前にカーテンを車内に付けていても隙間から入ってくる街頭の明かりが眩しかったり、人の声が気になって眠れないなど、車中泊をしていると様々な場面に遭遇します。
運転している時間が多くなりがちな旅などは特に、夜にゆっくり身体を休めることは大切です。日帰り温泉を利用したり、たまにはホテルを利用するなど工夫してみて下さいね。
また、車内に「蚊」がいるとそれはそれで大騒ぎなので網戸は必ず用意しておくことをおすすめします。
車中泊のカーテンや網戸などの説明をまとめたものはこちら