2018年9月の「米軍合同台風警報センター・JTWC」の最新情報では、パプアニューギニアの北東「ミクロネシア連邦」付近に、台風25号のたまご(熱帯低気圧)が発生しています。
また、インドのベンガル湾付近にも台風のたまご(熱帯低気圧)が発生しています。
この2つの台風のたまごが、今後発達して「台風25号なるのか?」「日本方面に上陸するのか?」が気になります。
そこでここでは、
- 台風25号の米軍の最新進路予想図・JTWC
- 台風25号の名前や語源
- 台風25号が日本に上陸するのか?
について、わかりやすくまとめてみました。
台風25号たまごの予想図
台風25号候補のたまごは、現在2つ発生しています。
台風25のたまご:2個発生中
(出典:米軍合同台風警報センター・JTWC)
米軍台風警報センターの図の見方としては、「黄色い丸が最も勢力が弱く⇒オレンジ⇒赤」になるごとに台風のたまごが台風に変化する可能性が高くなります。
赤の丸になると、「24時間以内に台風になる可能性がある」という目印になります。
最新の台風25号のたまご
米軍の最新の発表では、台風になる可能性のある熱帯低気圧は3つになっています。
その中でも日本に影響がありそうな台風のたまごは2つ。
【台風候補のたまご】
- オレンジの丸:93W⇒台風25号(仮)
- 黄色の丸:94W⇒台風26号(仮)
台風25号になる可能性が高いのは、台風21号の発生位置と近い「オレンジの93W」になると予想されます。
台風25号の名前の由来
台風の号数 | 名前と国 | 意味 |
---|---|---|
台風22号 | マントック/タイ | マンゴスチン |
台風23号 | バリジャット/米国 | 風や波の影響を受けた沿岸地域 |
台風24号 | チャーミー/ベトナム | 花の名前 |
台風25号 | コンレイ/カンボジア | 伝説の少女の名前 |
台風の名前は「140個の名前リスト」から順番に名付けられます。
アジア各国は、花や動物、果物など自然の名前を付けることが多くなっていますが、台風25号の名前は珍しく「伝説の少女の名前:コンレイ」となっています。
ちなみに、日本が名付けた台風はすべて星座の名前です。
台風25号の日本上陸の可能性は?
台風25号のたまごは、北太平洋にある「オレンジの丸:93W」です。
まだ、日本からはるか遠い海上にあるので、日本に上陸するかどうかはわかっていません。
現在、日本近海の海水温が高いことから日本付近に来た場合は、台風に発達する可能性が高くなっています。
日本近海の海水温
気象庁の海水温の発表をみると、沖縄から関東までの太平洋側の海水温が27度〜30度となっています。
海水温が高いと「なぜ台風が発達しやすいのか」というと、海水温が高いため海水が蒸発しやすくなります。
その蒸発した海水が台風のエネルギーになるためです。
まとめ
台風は日本に近くなればなるほど、進路予想ルートが明確になります。
台風が多いとされる9月で、今だに日本に上陸した台風は1つのみ。
2018年は8月は台風がエグくて、9月は日本にあまり台風が来ない可能性もありますね!