室内のドア(扉)に鍵を自力DIYで取り付けました。
室内ドアに鍵をつけた理由は、自分がいない時に他人に部屋に入られたくなかったからです。
鍵を付ける条件としては、「自分の部屋の内からも外からも鍵がかけられること」
僕と同じように自分の部屋に鍵をかけたい人も多いと思います。
そこでここでは、
- ドアに鍵をつける方法やかかる費用
- ドアに鍵をつける時の必要な道具
- ドアに鍵を簡単格安に取り付ける方法
などについて、わかりやすくまとめてみました。
ドアに鍵をつける方法
ドアに鍵を付ける方法は大きく分けると2つあります。
- 既存のドアに後付の鍵を付ける
- ドアのノブやレバーハンドルを鍵付きのものに変える
それぞれにメリットデメリットがあるので、わかりやすく説明します。
方法1:既存のドアに後付の鍵を付ける
既存のドアに後付の鍵を付けるメリットは、費用が安く、取付工事も簡単なことです。
費用はAmazonなどで1,000円ほどで売っていることが多いです。
このような商品は、簡単に取り付けることができますが、デメリットとして壁に穴が開いてしまうことと、見た目が悪くなることです。
また、この商品は扉の片側からのみロックするようになっているので「部屋の内からも外からも鍵がかけられる」ようにするには、この商品が2セット必要になるので、料金は合計で2,000円以上かかる計算になります。
方法2:既存ドアノブやレバーハンドルを鍵付きのものに変える
僕がDIYでドアに鍵を取り付けた方法がこちらです。
既存のドアノブやレバーハンドルを鍵付きの物に変えるメリットは、
- 扉の見た目が全く変わらない
- 壁に穴を開ける必要がないこと
- 部屋の内からも外からも簡単に鍵がかけられる
ことなどです。
デメリットは、費用が後付の鍵よりも多少高く3,500円ほどかかり、取り付け工事が少し難しくなることです。
今回使った鍵つきのレバーハンドルは、川口技研のTKレバー(シリンダー錠)
取り付けに問題がない方なら、ドアノブやレバーハンドルを鍵付きのものに交換する方法がおすすめです。
ドアに鍵をつけるための必要道具と費用
「既存のドアに後付の鍵を付ける場合」と「ドアのノブやレバーハンドルを鍵付きのものに変える」場合の道具と費用について比較します。
後付の鍵 | ドアノブを鍵付きに交換 | |
---|---|---|
費用 | 1個1,000円ほど | 1個3,500円ほど |
必要道具 | プラスドライバーのみ | プラスドライバーのみ |
必要な道具は、どちらものプラスドライバーがあればOK!
費用は、後付の鍵の場合は、1つ1,000円で、ドアの内側と外側に2つ付ける場合は2,000円ほどで、ドアノブを鍵付きのものに交換する場合は、3,500円ほどになります。
ちなみに、ドライバーのおすすめは100円ショップのものより、ベッセル(VESSEL)のドライバーがグリップがあり力が入りやすくおすすめです。
鍵付きレバーハンドルでドアに鍵をつける具体的手順
実際にドアノブ交換ができるかどうか不安な方も多いと思うので、ドアノブを鍵付きのレバーハンドルに交換した方法を紹介します。
最初に結論を言うと、やってみるとめちゃくちゃ簡単です!
交換方法1:ドアノブ交換するための商品選定
【川口技研の取替用レバーハンドルの取り付け説明書】
ドアノブ交換で最も大切なチェックポイントは、バックセットと言われる距離です。
バックセットとは、ドアの端からドアノブの中心までの距離のことで、大体のドアのバックセットは60mm(6cm)の場合が多いです。
それ以外だと50mm(5cm)で、バックセットは「6cm」か「5cm」のことが多いので参考にして、自分の扉を調べてみて下さい。
ドアの厚さの適応範囲は26mm(2.6cm)~42mm(4.2cm)なのでほとんどの扉が当てはまるはずです。
バックセットが合い、木製の室内扉であれば大抵取り付けることができます。
交換方法2:ドアノブやレバーハンドルを取り外す
【レバーハンドルの取り外し】
レバーハンドルの場合は、上下にビスが見えているのでそれを外せば簡単に取り外せます。
レバーを外すとこのようになります。
【ドアノブの取り外し】
ドアノブの場合は、ノブの首まわりに固定のネジがある場合がありますが、それを外してドアノブを左に回して外します。
外したら、台座のビスを外して、終了
交換方法4:ラッチの取り外し
ドア側面のこの場所をラッチと言います。
このラッチの上下のビスをドライバー外して、ラッチを外します。
交換方法5:新しい鍵付のレバーハンドルを取り付ける
新しい鍵付きレバーハンドルを取り付ける時は、外す時の流れの逆になります。
【取り付け手順】
①鍵付きレバーハンドルのラッチを取り付ける
②鍵付きレバーハンドルのレバーをラッチの穴を通して、両方から閉じる
③鍵付きレバーハンドルをビス固定する
これでドア側の施工は終了です。
交換方法6:ドアの受け側を切り欠く
既存のドアの受けがそのまま使えれば、これでレバーハンドルの取替工事は終了です。
ドアの受け側の金具が上手く入らない時などは、ノミとハンマーで広げます。
受け側の施工がレバーハンドル交換工事で最も難しい場面になると思います。
ドアに鍵を付ける施工の全体像
川口技研レバーハンドルの中にも実際の取り付け説明書がちゃんとあるので、問題なく取り付けることができると思います。
まとめ
鍵付きレバーハンドルに交換するのは、やってみると結構簡単なので、是非挑戦してみて下さい。
レバーハンドルのシリンダー錠(鍵タイプ)はホームセンターであまり売っていなくて、売っていてもネットよりも高かったです。
取替用レバーハンドルを購入する時は、ネットがおすすめです。
この商品はバックセットが60mmの商品です。
購入する時は、バックセット(60mmか50mm)をチェックして間違えないように購入してください。