新潟で一休みした後は、車中泊で日本一周へ再び出発!
東北方面を目指す。新潟を出発し、海沿いを走り山形へ。
最初の目的地は「パワースポット?羽黒山」。
ガイドブックで見つけた「羽黒山」
ここは、観光ガイドブックを見て、行くことにしていた場所。
ただ、ガイドブックの写真を見て「行こう!」と決めたため、詳しいを読んでいなかった僕ら夫婦。
「神社までちょっとそこまで」のつもりで歩きはじめて、距離の長さと石段の数に驚かされることになる。
羽黒山の駐車場
羽黒山の駐車場は2つある。
1つは山頂の「三神合祭殿」まで歩いてすぐ行ける「山頂駐車場」。
もう一つは羽黒山のふもとにある「出羽三山神社の駐車場」
実はこの羽黒山、ふもとには「五重塔」や「爺杉」があり、山頂には日本で最大の「三神合祭殿」がある。
そして、ふもとから山頂まで歩くには石段を登ることになる。
何も知らずに到着した僕ら。
有料道路は基本使わないと決めているので、ふもとの駐車場へ。
ずっと車に座ってたし、ちょっと運動と気軽な気持ちで歩くことに。
羽黒山の爺杉と五重塔
暑さ厳しい夏真っ盛り。
ただ、「ほんのちょっと」で神社につくと思っている僕らは水も持って行かなかった。
歩きはじめてすぐ、樹齢1,000年以上の「爺杉」に出会う。すごく立派な木。これには感動。
1,000年って人間の寿命を遥かに超える存在。とにかく、すごい。
そして石畳の先には国宝「五重塔」。ゆっくりと見学。昔はこの五重塔の周りもたくさんの神社があったとか。
…ここから先が驚きの連続に。
出羽三山神社「羽黒山」頂上までは【1時間】
五重塔を後にすると「石段」を登ることになる。少し歩けば山頂の神社につくと思っていたが全く違った。
石段を登っても登っても神社はない。30分階段を上がり続けてもない。
なぜだ…?
暑さで喉もカラカラになり、それでも階段をのぼる。ここまで来て引き返すのも悔しいし。そして、歩きはじめてから約1時間。
階段をすべて登りきりきると目の前には目指していた「山神合祭殿(さんじんごうさいでん)」。
出羽三山とは?
そもそも出羽三山とは何なのか。
出羽三山は「羽黒山」「月山」「湯殿山」の総称。修験道の聖地としても名高い場所だったのだとか。
更に、出羽三山は「精霊のお山」と言われていて「山の神」「田の神」「海の神」の宿る神々の峰。「五穀豊穣」「大量満足」「人民息災」「万民快楽」などを祈願する聖地でもある。
羽黒山は「現世利益」、月山では「死後の体験」、油殿山では「新しい命」を頂いて生まれ変わるという「三関三度(さんかんさんど)」のいわれのある珍しい霊山らしい。
そして山頂にある「三神合祭殿」に「羽黒山」「月山」「湯殿三」の3つの神様を奉っている。
丁寧にお参りし。
山頂で水分補給をし。
ん?駐車場?
羽黒山の頂上には、有料道路を使えば行ける!
山頂に駐車場が!と思ったら、有料道路を使えばここまで来るまでこられる事が判明。大抵の人は、ふもとの駐車場で五重の塔を見て、有料道路を使って山頂まで来るらしい。
ただ、僕のおすすめはやっぱり石段を登ってほしい。確かに大変だけど、登っている最中は「まだ続くのか」とげんなりするけれど、林の中の空気や登りきった後の爽快感は歩かないと味わえない。
もちろん、帰りはこの石段を降りることにはなる。意外と下りはあっという間。
出羽三山神社の石段は「2,446」段!
あとで調べて見たら「出羽三山神社」の石段は2446段。
気持ちよく身体を動かして、幸先のいい日本一周旅の再開!!