出雲大社をゆっくり参拝した後に車で向かった先は世界遺産「石見銀山」観光。
出雲大社からの時間は約1時間半弱。距離は50km弱。石見銀山の観光案内所の近くには専用駐車場があるのだが、場所がわからず通り過ぎてしまう。
駐車場を探して行ったり来たり…。
ここは車中泊で日本一周中に、様々な世界遺産を見て回った中でもおすすめの場所です。
僕らのように困った！ということがないように石見銀山の駐車場や所要時間、料金などの情報をまとめました。
石見銀山の駐車場は無料？
「石見銀山公園の駐車場」がおすすめ
おすすめは、石見銀山に一番近い「石見銀山公園駐車場」
ここは駐車できる台数が30台ほどしかないので、すぐに埋まる可能性があります。
料金は、無料です。
僕らは運良く1台分の空きスペースを見つけ駐車。休日など混雑している時は駐められない場合もあるかもしれない。
次が、「石見銀山世界遺産センター駐車場」
約400台ほど駐車できて、料金も無料です。
ここから石見銀山までは距離があります。
ココに停めるしかない場合はバスで先程紹介した「石見銀山公園駐車場」へ行くことになります。
こちらは、石見銀山の歴史などの資料をまとめたセンターもあります。
料金は大人300円、小中学生150円
「石見銀山公園の駐車場」でレンタサイクルも！
石見銀山公園駐車場から石見銀山までは約2.3km、45分ほど歩きます。
急いでいる方や歩くのが億劫な方は、ここでレンタサイクルを借りることができます。
【レンタサイクル】
【料金】普通自転車3時間：500円 電動自転車2時間700円
【営業時間】9：00～17：00
石見銀山の観光所要時間は？
どこを見るか、レンタサイクルを使うかどうかでも変わってきます。
世界遺産の石見銀山が見れればいいと言う人の場合は、
石見銀山公園の駐車場から石見銀山までが片道徒歩45分
石見銀山のみの観光は30分あれば終わります。
結構あっという間です。
帰りも45分なので、
観光所要時間は2時間あれば十分です。
町並みを残した地区もあるので、そこを観光する場合はもう少し時間を見たほうがいいでしょう。
世界遺産「石見銀山」の感想！
石見銀山へ行こうと張り切って歩きだす…が、歩けば歩くほど人気がなくなり民家しか見当たらなくなってくる。そして、通り過ぎる地元民らしき人は不思議そうに僕らを見ていく…。
さすがに何かがおかしい、と思い一度駐車場まで戻り、観光案内所に行って聞いてみることに。
……向かう方向が全く逆。
たどり着くわけがない。ちなみに、駐車場から石見銀山へ行く道はとても分かりやすく、普通は間違えないと思う。僕らの場合は、「あっちにあるはず」となぜだか二人して思い込み間違えただけ。思い込みって怖い…。
気を取り直して。
石見銀山の人力車
石見銀山までは徒歩で結構歩く。坂道もある。足不自由な人や歩くのがきつい人は人力車を使うと良いかもしれない。
ここの人力車のお兄さんは端から見ていて気持ちのよい人たちだった。歩いている時に、年配のご夫婦を乗せた人力車とその娘さんを乗せた人力車と遭遇。さすがに走り抜けていく人力車は僕らを追い抜いて目的地まで向かっていく。
しばらくすると、人力車をひっぱていた若い方の男性がすごい勢いで駆け下りていく。そしてまたしばらくすると車椅子を押してものすごい勢いで駆け上っていく。
「…？」
石見銀山の見学は、車いすを利用することもできることになっているのだが、先程人力車に乗っていた方が必要だったらしい。タイミングが悪く銀山の入り口には車椅子がないため猛ダッシュで取りに行った…というのが真相らしい。
会話をしたわけでもないがなんだかほっこりした気持ちになる場面でした。
石見銀山観光
僕らが見学するのは石見銀山地区の中に6000ある間歩（まぶ：採掘するための坑道）の中でただ一つ公開されている「龍源寺間歩」。
そして早速入り口へ、
石見銀山は大航海時代にヨーロッパでも知られていた日本でも唯一の存在だったのだとか。銀山の中は人がやっと通れるような狭さの道が続いている。そしてとてもひんやり。ここに来るまでに汗だくだったのが嘘のように引いていく。
この坑道を人力で作り、銀を採掘していたのを想像する驚くが大きい…。なんだか坑道の中は人のエネルギーのようなものを感じるような気がする。
まとめ
車中泊で日本一周中に、世界遺産の観光地を色々と行ってみたが、がっかりする場所が多かった。
しかし、ここ「石見銀山」は久しぶりに行ってよかったと思える場所。
風景や町並みが自然な感じで、そこまで観光地化されていない感じで良かった。
このまま残ってくれることを祈る！