道の駅「生月大橋」で車中泊を満喫した後は、長崎市内へ。街中を走る路面電車は長崎ならでは。
車と電車が同じ道路を走る風景は都内に住んでると想像できないため面白い。
そして僕らが向かった先は長崎県の「原爆資料館」と「平和記念公園」。
長崎原爆資料館の入場料や営業時間は?
【営業時間】
- 【5月〜8月】8:30〜18:30
- 【9月〜4月】8:30〜17:30
※12月29〜12月31のみ休館日
【入場料金】
- 大人200円
- 小中高生100円
- 小学生以下は無料
長崎原爆資料館の感想
1945年8月9日、午前11時2分、長崎の町に落とされた原爆。資料館に入ると重たい雰囲気に包まれる。
たくさんの被爆時の写真や資料は、当時の原爆の悲惨さがリアルに伝わってくる。さっき車で通ってきた長崎の街全てが炎に包まれていた数十年前。
想像ができない…。
けれど、絶対に忘れてはいけない出来事なのだと思う。原爆が投下された時刻のまま止まってしまった時計や持ち物などを実際に目で見ると原爆の恐ろしさを目の当たりにするし、また後遺症に苦しみも伝わってくるようで涙が出そうになってくる。
日本の有名観光地に中国人観光客は必ずいる
…ほとんどの来館者が静かに見ている中にひときわ賑やかな集団が…。
中国人のツアー客らしき集団が核兵器の模型の前で大騒ぎをしながらピースサインで写真撮影を。さらに、立入禁止ゾーンの台に登ってまで写真を取り始める始末。
警備員に注意され一度は収まるがまたすぐに同じことを繰り返す。この地に眠る人たちはどんな思いで現代社会を見ているのかな…と切なくなってくる。
長崎原爆資料館の見学所要時間は?
普通に周って1時間、ゆっくり周りたい人は1時間30分というところでしょうか。
長崎平和記念公園の感想
後味の悪い思いで資料館を後にした僕らは平和公園まで歩いてみることに。
長崎原爆資料館から長崎平和記念公園の「平和記念像」までは、徒歩10分ほどです。
原爆が落下された中心地であることを示す黒い御影石も平和公園も、今では緑豊かでのどかに感じる場所。
穏やかな雰囲気に包まれていました。
千羽鶴の送り方は?
よくテレビで平和への祈りとして千羽鶴が映ると思います。
千羽鶴ってどうやって送るの?と思いますよね。
実は、専用の送り先ががあります。
【平和公園に捧げたい場合は】
〒850-8685
長崎市桜町2-22 長崎市原爆被爆対策部調査課あて
【原爆資料館に捧げたい場合は】
〒852-8117
長崎市平野町7-8 長崎原爆資料館あて
もちろん送料は、自分で負担しなければなりません。
送ると、平和祈念像の両脇や原爆資料館の正面玄関辺りに飾られます。
まとめ
広島の原爆資料館も行きましたが、長崎の原爆資料館の方がインパクトが強く重い感じがします。
過去、本当に原爆投下という現実があったのだなと思えました。言葉にできない何かがあります。ここは是非一度は行ってみることをおすすめします。
いつまでも平和が続きますように。