メジャーアーティストのB’zやジャニーズ系の大規模のライブ・コンサートでは、規制退場制度を取っているところがほとんどです。
規制退場とは、何万人もいる人間が一斉にドームやスタジアム、アリーナから退場すると転倒などの危険があるため、分散して退場する方法です。
しかし、遠くからドーム公演を見に来ている人は、帰りの電車や飛行機、深夜バスなどの時間が気になる人もいますよね!
「早く帰らないとヤバイ!でも、規制退場で帰れない!」というケースが起きがちです。
そこでここでは、
- 規制退場とは
- 規制退場の順番や出るまでの時間
- 飛行機や電車の時間のため途中退場する場合
- 規制退場のアナウンスを無視して出るのはマナー違反
について、わかりやすくまとめてみました。
規制退場とは
規制退場は、数万人規模のドームやアリーナ、スタジアム公演で主に行われています。
規制退場をする理由は、数万人の人が一斉に狭い出口に向かって歩き出したら危ないので、順番に退場する仕組みを採用している訳です。
多くの場合は、ライブが終わると規制退場のアナウンスが流れて、アナウンスに従って順番に出ることができます。
規制退場する時の順番は、エリアやブロックごとに決められており、早く帰れる人から一番最後になる人まで、様々です。
でも、最後にはなりたくないですよね!
【規制退場がかかりやすい会場】
- 京セラドーム大阪
- 東京ドーム
- 札幌ドーム
- ナゴヤドーム
- 福岡ヤフオクドーム
- 横浜アリーナ
- 横浜スタジマム
大きな会場でたくさんの人数が集まる場合は「規制退場」を取り入れていることが多いです。
規制退場の出るまでの時間は?
規制退場は、ライブのアンコールが終了した後に、すぐ始まります。
規制退場が始まったら、勝手に出口に行くという行為は基本的に警備員に止められます。
その後、アナウンスの順番で外に出ることができます。
ライブ公演からドームやアリーナの外に出る時間は、
- 早ければ10分ほど
- 遅いと60分ほど
- 長い場合だと60分以上待たされるケースも
基本的には、一番最後に出ることになっても60分以内にはライブ会場から外に出ることができると思います。
規制退場の順番は?
規制退場の順番は、「当日にならないとわからない!」というのが現状です。
その理由としては、
- ライブの演出によって当日の進行が変わる
- ライブによって会場の座席配置が変わる
- 当日のライブ会場の出口が変わる
- ライブ・コンサートの担当者で順番が変わる
などが、考えられます。
「規制退場の順番を教えて下さい」と警備員に聞くわけにもいかないでしょうしね。
先に規制退場の順番を教えてくれたらいいのにね!
規制退場になったら、1時間は待つつもりで、のんびり椅子に座ってるのが一番です!!
飛行機や電車の時間のため途中退場する場合は?
ドーム公演やアリーナ・スタジアム公演のライブ・コンサートのおおよその時間は、
「公演時間2時間30分〜3時間」+「規制退場時間1時間」=4時間
です。
つまり、開演時間が19:00の場合、会場の外に出られるのは23:00。
会場の外から最寄り駅までが混雑している場合は、さらに時間がかかります。
遠くから来ている人で「電車や深夜バス、飛行機などの時間に間に合わない!」という方も多いともいます。
そのためには、規制退場がかかる前に出るのがベスト!
規制退場に引っかからずに途中で退場するには、最後のアンコール曲の前に出ると良いと思います。
ギリギリまで楽しめて、なんとか間に合うタイミング!
ただし、やはり最後までライブを見たいという人は、宿をとるのが一番!
せっかくライブに来てるのに、帰りを心配してドキドキするのは嫌ですよね。
規制退場のアナウンスを無視して出るのはマナー違反
規制退場に従わず、アナウンスを無視して帰る人も一部ですが、いるようです。
みんなも早く帰りたい所、規制退場のルールを守っているので、さすがにマナー違反です。
以前は、警備員のスタッフに新幹線やバスのチケットを見せることで、先に行かせてくれた場合もあったようですが、最近はそれもあまりないようです。
早く帰りたい場合は、やはり規制退場がかかる前に会場を出ましょう!
まとめ
ライブ・コンサートのトータルの時間は、「公演時間3時間」+「規制退場時間1時間」=4時間です。
また、会場から最寄り駅までを入れると、更に30分は見たほうが良いかもしれません。
夜のライブ・コンサートは、夜遅くなる場合もあるので、帰りのスケジュールは事前によく考えておきましょう!