僕らは今、生き方を見直す所に来ているのかもしれません。給料はが右肩上がりにはならない。役職についてもしんどいだけ。
昔は年収300万円は当たり前だったのですが、今では年収200万円台の人も多いと聞きます。これからは年収100万円の時代も来るかもしれません。また、人工知能やロボットに人間の仕事を奪われるという可能性も大きくなります。
そんな時に、僕らはどう生きるのか?
これらの状況を見た時に、月10万円で生きる方法を知っておくことはかなり有益だと思います。そこで月10万円で生活できる条件を見てみたいと思います。
月10万円生活は国の税金がなければ可能
これは極端でありえない話ですが、国の税金がなければ僕らは月10万円でも生きていけます。
つまり、国民年金、国民健康保険、所得税、固定資産税などのすべての税金を撤廃してもらうのです。国が個人からお金を取らないと決めるのです。
そうすれば極端な話、畑と家があれば死ぬまで生きていけます。
その代わり、医療は高額になるので、ガンになっても治療をしないという選択をする他ありませんが。しかし、自由な時間は増えるので、生きている間の喜びは増えるかもしれません。
これはあくまで極端な話なので、次に現実的な話をしていきたいと思います。
月10万円生活が可能かどうかは家次第
月10万円生活が可能かどうかは、家をどうするかが重要なポイントです。
家賃が5万円もするなら、難しいです。
家賃が1~3万円以内というところでしょうか。
できたら、持ち家でローンも返済していることがベストです。しかし、ローンを払い終わっているとしても、持ち家には固定資産税がかかってきます。
僕の場合は、持ち家で固定資産税が年間12万円なので家にお金がかかりすぎるということがありません。家にかかるお金は計算すると約月1万円です。
生活にかかる費用の項目は?
僕の場合の例です。
携帯・スマホ代金
1300円 格安SIM「ラインモバイル」にしています。
家のネット環境
7,000円
電気
10,000円
ガス
10,000円
水道
10,000円
食費
20,000円
その他、娯楽費
20,000円
国民健康保険料
収入によって変動
国民年金
16,490円
車
- 自動車保険 1年30,000円
- 車検 2年に1回約40,000〜50,000円
- 駐車場代 自宅の駐車場なので無料
- 軽自動車税 10,800円
ガソリン代
1ヶ月6,000円
1年間72,000円
このあたりが、日々生活する中でかかってくる費用になると思います。
では、これを合計するとどうなるのか。
1ヶ月の生活料金は?
- 固定資産税1月分 10,000円
- +スマホ料金1300円
- +家のネット7,000円
- +電気10,000円
- +ガス10,000円
- +水道10,000円
- +食費20,000円
- +娯楽20,000円
- +国民年金16,490円
- +国民健康保険8,000円
- +ガソリン代6,000円
- 総合計は、118,790円
となり、家賃が月1万円でも、10万円以内には収まりません。
(電気、ガス、水道は少し多めに見ています)
ここからお金を節約し、10万円以内に収めるにはどうするかを考えてみたいと思います。
お金を使わない工夫をどうするか?
電気
- 最小のアンペアに変更する
- 電子レンジは基本的に使わない
- 夜は照明を最小限、LEDライトに変えたり、ろうそくを使ったりする
やり方次第で3,000円以内にできます。
ガス
料理は自炊なのでガスは必須!ここはしょうがないと思っています。
節約して5,000〜8,000円。
ガスを使わなくてもいい方法としては、
料理ができる「釜」と「風呂」を自分で作る!
燃料は全て薪!これならガス代を極限まで減らすことができます。
また、暖房も薪ストーブを作ればエアコンを使わなくてもよくなります。
水道
タンクに雨水を溜め、雨水で代用できるところは、全部雨水にします。
水道料金の多くの割合をお風呂の水とトイレが占めているので、お風呂の水をバケツに汲んでおいて、トイレ用に使います。
つまり、基本的にトイレはバケツで流します。
水道料金は5,000円ほどにはなると思います。
これで、月10万円以内は達成できるでしょう!
ここで、いま考えている究極のお金のかからない生活を考えてみたいと思います。
お金のかからない生活は田舎でこそ可能!
まず、お金がかからない究極の生活は自給自足です。
異常気象や野菜の高騰、今後の世界情勢を考えると不安定要素がたくさんあります。
電気、ガス、水道などの光熱費は高くなることはあれ、安くなることはないでしょう。調べてみましたが右肩上がりで高くなっています。給料は上がらないのに、税金は高くなり、光熱費も高くなり、食品も高くなっています。
そうなった時に、お金をかけないとなったら、自給自足以外にありません。
都内で自給自足は正直難しいと思います。
自給自足をするなら田舎がいいです。ただし、人間関係をちゃんとしないといけないですけどね。
田舎での自給自足の方法は?
田舎の安い土地つきの家を買う。
川の近くがベスト。
できたら、山もついているほうがいい。(山は燃料の薪として使います)
本当は近くに湧き水や飲める水があるとなおさら最高です。
その時に固定資産税も聞いておきましょう。
まず、これで自給自足のベースができました。
ここからは、自分ですべてを行います。
生活はすべてDIY
- 家は自分でリフォームします。
- 料理用の釜を作り、
- 薪で湧かせるお風呂を作り、
- ろうそくも自作し、
- また、卵を食べるために鳥を飼い、
- 食事用の畑も始めます。
- 余裕があれば、米を食べたいので小さい田んぼも自分で作ります。
ここまでできれば、基本的に、電気、ガスのない生活です。
ただ、水道はどうしても使うかなとも思います。
井戸を掘ればまた別ですけど。
この場合は、田舎なので車は必要になります。
月5万円生活が可能!
これらが実現できれば、
- 水道料金
- 国民年金
- 国民健康保険料
- ガソリン代
- 食料代
のみが毎月かかってくるだけです。
この内容であればいっても5万円というところでしょう。
毎月10万円の収入でも5万円の貯金ができます。
後は、いい場所があるかどうかと、覚悟ですね。
僕は、いい場所があったら一度挑戦してみたいと思っています。
まとめ
月10万円は都会だと切り詰めなければ辛いと思います。辛いと続きません。
田舎の場合、環境が整っていれば月10万円でも余裕で生活できると思います。畑や家のリフォームなど、覚えることがたくさんありますが可能です。
今の経済システムからなるべく離れた自給自足の生活は、どんな時代が来ても安心して暮らせる方法論のひとつだと思っています。
「自給自足の環境を作る」 + 「自分でお金を稼ぐ能力」があれば最強ですね!