まず、自己否定感を治す方法は、こうすれば治る。こうすれば良くなる。という方程式ではないことをまず知っておいて下さい。
自己否定感を治す方法は?
ここで、自己否定感を治す方法として、ある例え話をしたいと思います。
幼少期に私たちは自己否定という悪魔に取り憑かれます。
しかし、私たちはこの悪魔に取り憑かれたことを忘れてしまいます。
忘れてしまったので、悪魔は常に無意識的に私達をコントロールしています。つまり、私自身には人生の主導権がなく、私の人生の主導権を持っているのは悪魔なのです。
私達が人生をより良い方向に向かいたいと思っても、この悪魔が自分の心の中から攻撃してきます。甘い囁き声で…。
悪魔を退治するには、まず自分が自己否定という悪魔に取り憑かれているという事実をハッキリと自覚することです。
自覚することで、初めて悪魔と戦えます。
悪魔を自覚したなら、断固たる決意で、悪魔と戦うことです。主導権は渡さない!と。
戦い続ける中で、私たちは本当の自分を取り戻していきます。
生命力が復活して来ます。
自然と明るくなり、笑いも増えていきます。
これは自然なプロセスです。
いずれは自分が自分の可能性を心から信じ、ありのままの自分を受け入れ表現しているでしょう。
その時が、第二の人生の始まりです!
そこからは自分の人生の可能性を追う人生になります。
第一章は、自己否定という悪魔との戦い。
第二章は、自分の可能性の追求!
ということですね。
自分が自分のエクソシストになることです。
悪魔祓い士ですね。
自己否定は悪魔と言うと、言い過ぎかと思われるかもしれませんが、本当に知れば知るほど悪魔的です。
ブッダが昔、マーラという悪魔と戦った話を聞いたことがありますが、まさしく!と思います。
自己否定を治す方法は、自分にしかわからない
自己否定は、こうすれば治りますと箇条書きに書いてあったりしますが、本当に自己否定に苦しんでいる人間にあんなものを見せられても腹が立つだけです。
自己否定は徹底的に自分が自分自身の内側と向き合うことでしか解決されません。
ノウハウではないんです。
自己否定との戦いは、自分が生まれてきた一つの宿命であり、使命だと思っています。
どうか、一人ひとりが己自身のために立ち上がって下さい。
まとめ
自己否定は根深い問題で、向き合うことは面倒で、時間がかかり、焦ったりすると思います。
また、自己否定感は姑息で、自己否定をして、自分を弱者に仕立てて、他人に依存することで楽をしようとしたりもします。こうすれば楽ができると学んでいくのです。
こういう場面を見ても、自己否定は悪魔的だと思います。
悪魔はあなたに囁きます、「悪いのはあいつで、お前じゃない」と。そして、悪魔の存在に気づかせないようにして、悪魔とあなたは更に結びつきを強めていきます。
それほど、悪魔は魅力的で執着しやすいのです。(都合のいい言い訳を与えてくれるので)
しかし、悪魔を招き入れたのは自分で、悪魔と契約したのも自分なのです。悪魔の言うことを聞いているのも自分です。
自己否定がはびこった世の中で、否定性がはびこった世の中で、悪魔がはびこった世の中で、自分だけは否定性ではなく受容性を。
そして、誰かを応援できるようになりたいものですね!