台風21号・チェービー(つばめ)が発達しながら日本に向かっています。
最新の進路予想図を見ると、まだ台風21号の進路は定まっていません。
「九州・四国方面」への上陸の可能性や、進路を北に変えての「西日本や関東・東京方面」に上陸の可能性もあります。
そこでここでは
- 台風21号の最新進路予想図
- 飛行機や新幹線の欠航&運休条件
- 台風21号の影響で飛行機や新幹線に影響が出そうな日程
について、わかりやすくまとめてみました。
台風21号の進路予想図(気象庁と米軍)
台風21号予想進路
米軍合同台風情報 9月2日午前6時現在
SUPER TYPHOON
最大瞬間風速80m/s
岩国に最接近 4日午前11時
その距離 約280km
キャンプ富士に最接近 4日17時
その距離 約250km
横須賀に最接近 4日17時
その距離 約320km
三沢に最接近 5日午前4時
その距離 約270km
備えあれば憂いなし pic.twitter.com/IeIinzvHGj— hirot_2525 (@EastHirot) 2018年9月1日
米軍の最新進路予想図では、西日本方面に向かっている予想が出ています。
火曜は要警戒‼️
台風21号は火曜午後、四国から近畿付近に非常に強い勢力で上陸予想。
⚠️上陸前(火曜の昼前後)から四国や近畿、東海、関東は竜巻など注意🌪
⚠️上陸後一気に加速。夜にかけ四国や近畿、東海、北陸は急激に雨、風強まり大荒れ。(関東も夜は一部交通に影響出そう)
つづく#台風21号 pic.twitter.com/RpYUBC8Zn2— 寺川奈津美 (@natumikann541) 2018年9月2日
台風21号上陸は、予想では予報円の中心を進むと仮定した場合、4日(火)15時過ぎ頃四国付近。上陸時の中心気圧は前回20号が965hPa、ほぼ同じコースをとる今回21号は945hPa。前回以上に警戒、早めの対策を! pic.twitter.com/Q4nLeCWnCq
— 正木明(気象予報士、防災士) (@weather0505) 2018年9月2日
気象庁の発表と、米軍の進路予想図が一致しました。
今のところ欠航や運休の可能性があるのは、「四国方面・大阪京都などの西日本方面、北陸方面」の空港や新幹線が予想されます。
台風21号の飛行機への影響は?
飛行機が欠航する条件として、次の2つがあります。
- 強い横風などの強風!
- 滑走路の状況
があります。
もともと飛行機は風に弱く、離着陸時に強い横風にあおられた場合、重大な事故になる場合があるので事前に欠航を決める場合もあります。
勢力を強めている台風21号の中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルということなので、台風21号が直撃するような空港は「欠航の可能性が高い」と思われます。
出発空港が台風の影響を受けていなくても、到着空港が台風の影響がある場合は、欠航となります。
飛行機が欠航になりそうな日程は?
【来週火曜、帰宅時間の交通乱れも】
4日(火)にも西日本から東海地方に接近・上陸する見込みの台風21号により広範囲の交通機関に影響が拡大する恐れが出てきました。
台風の最接近タイミングが4日(火)の帰宅時間帯と重なる可能性もあるため、早めの計画変更をおすすめします。https://t.co/qBDvERkKdU pic.twitter.com/yupLReG50q— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年9月2日
台風21号の予想進路が今後大幅に変わる可能性も考えれますが、現在の進路や速度を見ると、日本へ接近・上陸の日程は、
と予想され、来週半ばから後半となっています。
現在発表されている、影響が出そうな空港は、
- 中部国際空港
- 関西国際空港
- 神戸空港
- 伊丹空港
- 名古屋空港
- 四国全域の空港
- 近畿地方の空港
- 中国地方の空港
- 富山空港、小松空港などの北陸の空港
などです。
どの空港も、2018年8月4日(火)午後から夜にかけて影響が大きくなる予想が出ています。
台風21号が日本に上陸しそうな日程に飛行機に乗る方は、チケットの運行会社のホームページから最新情報を確認することができます。
また、ANAとJALはツイッターで、運行状況や欠航・遅延情報などの最新情報を発信しているので、フォローしておくと安心です。
- Twitterで「ANA+運航」検索⇒「ANA運航の見通し情報」
- Twitterで「JAL+運航」検索⇒=「JAL運航情報【公式】」
がでてきます。
台風21号の新幹線への影響や日程は?
新幹線の運休条件は、
- 風速30メートル毎秒(m/s)以上
- 1時間の降水量が50〜100mm以上
となっています。
台風21号の中心付近の最大風速は35メートルなので、新幹線のルートに台風が上陸した場合は運休の可能性が高くなります。
新幹線への影響が出る日程は、飛行機と同じく
となります。
現在発表されている、影響が出そうな新幹線や鉄道は、
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
- 山陽新幹線
- 四国地方の在来線
- 近畿地方の在来線
- 北陸地方の在来線
- 東海地方の在来線
などです。
こちらも飛行機と同じく、2018年8月4日(火)午後から夜にかけて影響が大きくなる予想が出ています
台風21号の9月2日(日)時点の進路予想図を見ると、新幹線の運休の可能性があるのは、「四国方面/西日本・大阪京都方面/石川県などの北陸方面」と予想されます。
まとめ
2018年は本当に台風が多いです。
そして、進路をよく変えます。
太平洋側の高気圧の勢力が弱まっていて、台風21号の進路予測が難しくなっているようです。
今度の台風21号のルート変更に伴い、影響の出る地域の空港や新幹線も同じく変わります。
台風21号が日本に近づくにつれて、進路予想も正確になって行くので、引き続き台風21号の最新状況やルートに注意が必要となります。