台風24号が日本方面に向かっており、日本縦断をする可能性があることで話題になっています。
実は最新の「米軍合同台風警報センター」の発表では、「台風25号・台風26号・台風27号のたまご」が3つ同時に発生しています。
今後、3つのたまご(熱帯低気圧)が発達して、台風になるのか気になる所。
ここでは、
- 台風26号・台風27号の米軍とヨーロッパの最新進路予想図
- 台風26号・台風27号の名前や語源
について、わかりやすくまとめてみました。
台風26号・台風27号のたまご予想図
(出典:米軍合同台風警報センター・JTWC)
米軍台風警報センターの図の見方としては、
- 【赤い矢印】は台風を表します
- 【黄色い丸】は勢力が弱く消滅する可能性あり
- 【オレンジの丸】は勢力を増している熱帯低気圧(たまご)
- 【赤い丸】は24時間以内に台風になる可能性があり
となります。
現在、台風になる可能性のある熱帯低気圧は3つあります。
【台風候補の3つのたまご】
- STY28W「TRAMI」⇒台風24号
- オレンジの93W⇒台風25号(仮)
- オレンジの91P⇒台風26号(仮)
- 黄色の94W⇒台風27号(仮)
日本に影響がありそうな台風のたまごは、位置的に93Wと94Wですね。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
(出典:ヨーロッパ中期予報センター)
ヨーロッパの予報センターの情報では、9月30日(日)頃に太平洋の真ん中に台風になりそうなたまごが見えています。
台風26号台風27号の名前の由来
台風の号数 | 名前と国 | 意味 |
---|---|---|
台風24号 | チャーミー/ベトナム | 花の名前 |
台風25号 | コンレイ/カンボジア | 伝説の少女の名前 |
台風26号 | イートゥー/中国 | 民話のうさぎ |
台風27号 | トラジー/北朝鮮 | キキョウ(花) |
台風の名前は「140個の名前リスト」から順番に名付けられ、アジア各国は花や果物など自然の名前を付けることが多いです。
台風27号の名前を名付けているのが北朝鮮というのが個人的にはちょっと驚きました!
そして、台風27号の意味は花の「桔梗(キキョウ)」です。
9月:台風の発生数
実は、9月の台風発生数は例年に比べて少なくなっています。
(出典:気象庁)
2018年9月の台風発生数は、まだ3つ。
過去10年間の台風の発生数を調べてみると、9月の台風発生数は4〜7個です。
9月は台風が比較的多い時期なのですが、2018年は8月の台風がかなり多かったので、9月は台風の発生が少なくなりそうな予感もしますね。
まとめ
台風25号・26号・27号の台風のたまごが発生していますが、勢力を増して台風なり、日本に上陸すると決まったわけではありません。
今後、消滅する可能性や進路が変わる可能性も十分に考えられます。
引き続き、米軍やヨーロッパ予報センターの最新情報を更新していきますね!