WBSS(ボクシング)とは何!開催時期はいつ?賞金や出場選手を紹介

WBSSとは何

井上尚弥選手が、ジェイミー・マクドネルに勝って参加するWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)とは何か?

知らない人も多いのではないでしょうか

それもそのはず、WBSSシーズン1は、2017年の秋に始まったばかりのボクシングトーナメント大会!

WBSSは停滞気味のボクシング業界を変える、大きな流れの1つになりそうな予感があります。

そこでここでは、「WBSSとは何か」「WBSSの開催日程」「WBSSの賞金」「WBSSバンタム級の出場予定選手」についてわかりやすくまとめてみました

このサイトを見ればWBSS・シーズン2のバンタム級のことはすべてわかるようにしています。

(2018年7月21日:追記)

  • WBSSのバンタム級トーナメントの組み合わせ発表情報

(2018年8月21日:追記)

  • WBSSの地上波(民放)放送とWBSSの視聴方法
  • 10月7日(日)横浜アリーナ「井上vsパヤノ」戦のチケット情報
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WBSSとは何か

WBSSとは、「World Boxing Super Series」=「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ」の頭の文字とった略称です

WBSS開催のきっかけは、プロモーターの「リチャード・シェイファー」「カレ・ザワーランド」が企画したことから。

大会の概要は

階級の中で強い人を8人選び、トーナメント形式で戦い、最強を決めるというもの

では、WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)の大会の目的はどのようなものなのでしょうか。

WBSSの目的

結論から先に言うと、

その階級で最強のボクサーを決めよう!そのためには莫大な賞金を出すぞ!

というもの。

現在、ボクシング団体は4つあります。

  • WBA
  • WBO
  • WBC
  • IBF

そして、それぞれにチャンピオンがいるので、同じ階級にチャンピオンが4人いることになります。

すると、「結局誰が一番強いの?」「〇〇級で最強のチャンピオンは誰なんだ?」という話題になります

実際に戦っていないので、最強がハッキリしません。

そこで賞金をかけて各団体のトップレベルの選手8人で戦って、最強を決めましょうという趣旨。

WBSSの賞金はいくら?

WBSSのシーズン1賞金を参考にすると、WBSSの賞金総額は、5,000万ドル。

日本円にすると、およそ55億円ほど。

WBSS・シーズン2のトーナメント優勝賞金は、シーズン1より安く約1億円

やはり各ボクシング団体のチャンピオンに参加してもらわないと、大会自体が盛り上がらないので、賞金は破格ですね。

ちなみに、優勝者には賞金とは別に「モハメド・アリのトロフィー」が贈呈されます。

WBSSの開催日程はいつ?

WBSSシーズン1の決勝戦は2018年7月に行われて終了しました。

WBSSシーズン1は、

  • クルーザー級
  • スーパーミドル級

の階級で実施されています。

開催期間は、

2017年秋から始まり、2018年7月の決勝戦で終了

そして、WBSSシーズン2の開催日程は、

2018年秋からスタート!

  • 組み合わせ抽選は、7月
  • 1回戦は、10月7日で井上尚弥vsフアンカルロス・パヤノ戦決定
  • 準決勝は、2月頃で開催地は日本、アメリカ、イギリス
  • 決勝は、7月頃にイギリス開催

と、予想されています。

階級は、

  • バンタム級
  • スーパーライト級
  • クルーザー級

の3階級で開催予定です。

WBSSバンタム級の出場予定選手

WBSSシーズン2出場予定選手一覧

WBSSバンタム級の出場予定選手は以下、

ランク 名前/国/年齢 戦績
WBAスーパー王者 ライアン・バーネット(英国/26歳) 19勝(9KO)無敗
WBA王者 井上尚弥(日本/25歳) 16勝(14KO)無敗
WBO王者 ゾラニ・テテ(南アフリカ/30歳) 27勝(21KO)3敗
IBF王者 エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/25歳) 18勝(12KO)無敗

の、4名!

また、元5階級制覇した王者「ノニト・ドネア(フィリピン)/戦績:43戦38勝(24KO)5敗」が、バンタム級に復帰することを決め、WBSSへ参戦することが決定しました!

WBSSシーズン2参加確定者【最新版】

WBSS・シーズン2に参加する選手8人が決定しました!

WBAスーパー王者 ライアン・バーネット
WBA王者 井上尚弥
WBO王者 ゾラニ・テテ
IBF王者 エマヌエル・ロドリゲス
元5階級王者 ノニト・ドネア
WBA2位 ジェイソン・モロニー
元WBAスーパー王者 ファン・カルロス・パヤノ
WBA5位 ミーシャ・アロイヤン

これで、WBSS・シーズン2の出場選手が全員出揃いましたね!

新たに発表された3名の戦績について紹介します。

ジェイソン・モロニー(オーストラリア/27歳)の戦績は、17戦17勝(14KO)と全勝で、WBAのランクは2位

IBF王者エマヌエル・ロドリゲスの指名挑戦者となっています。

ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ/34歳)の戦績は、20勝(9KO)1敗で、元WBA世界バンタム級スーパー王者です。

WBSS・シーズン2の参加者の中では、最年長となっています。

最後に発表された、

ミーシャ・アロイヤン(ロシア/29歳)の戦績は、アマチュアで268勝12敗で、2012年ロンドン五輪で銅メダル。2016年リオ五輪で銀メダル後、ドーピングでメダル剥奪。

プロで4戦4勝、WBAインターナショナルバンタム級王座を獲得しています。

以上、8名の出場選手の戦績は、バンタム級最強を決めるのに相応しいものになっています。

WBSSルイス・ネリは出場せず!

また、山中慎介戦で体重超過で問題になった「ルイス・ネリ」が、WBSSの最後1名の選手に選ばれるかどうかが注目でした。

ルイス・ネリは6月に復帰戦を行う予定でしたが、無期限出場停止を命じていたWBCから警告を受け、復帰戦がなくなりました。

しかし、その後「無期限出場停止から6ヶ月の出場停止」に変わり、2018年9月1日から試合に出場できるようになっていましたが、結局参加しないという結果に!

個人的には残念ですね!!

WBSSバンタム級トーナメント

WBSS・シーズン2のトーナメントの組み合わせで、

エマニュエル・ロドリゲス(IBF王者)vsジェイソン・モロニー(IBF指名挑戦者)戦は、IBFのタイトルマッチとしてすでに発表済み!

残りの選考方法は、シード選手に選ばれた人が、対戦相手を指名するというもの

シード選手は、バーネット、井上、テテ、ロドリゲスの世界王者4名。

それぞれが、対戦相手を決めた結果は、

ライアン・バーネット(WBAスーパー王者)VSノニト・ドネア(世界5階級制覇)

井上尚弥(WBA王者)VSファンカルロス・パヤノ(元WBA王者)

ゾラニ・テテ(WBO王者)VSミシャ・アロイアン(4戦無敗)

と決定しました!

本当に楽しみ!!

WBSSの視聴方法

現在発表されている、WBSSの視聴ができるのは「DAZN(ダ・ゾーン)」のみ!

WBSSの発表で、「DAZNWBSS・シーズン2の全試合放送することに合意」しました

WBSS・シーズン2では、

  1. バンタム級
  2. スーパーライト級
  3. クルーザー級

の3階級が行われ、その全21試合をDAZNが全世界に放送する予定になっています。

また2018年10月7日(日)井上尚弥VSファンカルロス・パヤノ戦の試合は、フジテレビ系で生中継されることが決定しました!

これは盛り上がりそうです!

WBSS・シーズン2のバンタム級チケット

10月7日(日)のWBSS初戦の「井上尚弥VSファン・カルロス・パヤノ戦」のチケット情報!

チケットの一般販売は、9月15日(土)から、大橋ジムのHPで購入できるようになりました

【チケット料金】

横浜アリーナ チケット料金
SRS席 50,000円
RSアリーナ席 30,000円
RSスタンド席 30,000円
A席 20,000円
B席 10,000円
C席 6,000円

WBSS・シーズン2の日本開幕戦はトリプル世界戦

①WBSS・シーズン2「バンタム級」

井上尚弥(WBA王者)VSファン・カルロス・パヤノ

②WBSS・シーズン2「スーパーライト級」

キルリ・レリ(WBA王者)VSエドゥアルド・トロヤノフスキー

③WBC世界タイトルマッチ

拳四朗(WBC王者)VSミラン・メリンド

WBSSの初戦は10月7日の日本で、その後、「10月13日、20日、27日」、「11月3日、10日」と連続で1回戦をアジア、アメリカ、イギリスなどで開催する予定になっています。

まとめ

WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)は、一体誰が最強なのか!という答えを与えてくれる大会と言って良いでしょう

ボクシングファンからすると、待ちに待った団体を超えた大会と言えるのではないでしょうか。

2018年秋からはバンタム級の井上尚弥が参戦することが決定しているので、要注目の大会になるでしょう!!

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