コインロッカーって何かと重宝しますよね。
実はコインロッカーには利用期限があるのを知っていますか?
ついうっかり、「コインロッカーに荷物を預けたことを忘れて家に帰ってきちゃった!という方」や「予定が変わってすぐに取りに行けなくなってしまった方」もいると思います。
そこでここでは
- コインロッカーの最大利用期限
- 期限切れの荷物の行方
- 期限切れの荷物の受け取り方
- 【東京駅】【新宿駅】【羽田空港】のコインロッカーの利用期限と料金
についてまとめてみました。
コインロッカーの利用期限は最大何日間?
コインロッカーの利用期限は最大で3日間が一般的です。
ただ、空港の国際線は1週間前後OKのコインロッカーもあります。
また、料金が切り替わるタイミングは24時間換算ではないので注意が必要です。
例えば…
午前0:00に料金が切り替わるコインロッカーの場合
- 午前10:00に預ける
- 翌日午前10:00取り出す
→2日間預けたことになる
ということです。
料金が切り替わるタイミングは午前0:00の場合が一般的ですが、駅構内にある場合は終電で駅が閉鎖されるタイミングの場合が多いです。
また、駅構内にあるコインロッカーは終電で駅が閉まると利用できなくなる場合が多いので事前に確認しておきましょう。
コインロッカーの最大利用期限が切れた荷物はどうなる?
最大利用期限を切れたのにコインロッカーに入ったままの荷物はどうなるかというと
回収された中身は管理会社が決めた規約によって処分されます。なかには保管した物を公売処分する会社もあります。
また、処分されるまでの期間は、管理会社によって違いがあります。
短い場合は1週間ほど、長くても2ヶ月程度です。
忘れたことに気づいた場合は早急に連絡を入れるようにしてください。
また、コインロッカーを利用する時に、コインロッカーに入るスーツケースがあると便利です。
コインロッカーの期限切れ荷物の受け取り方
コインロッカーの期限が切れてしまった荷物の受け取り方は以下のとおりです。
- 管理会社に連絡する
- 指定された場所に引き取りに行く
- 料金を支払い荷物を受け取る
※日数分の保管料金+鍵交換代等。管理会社によって異なるので電連絡する際に確認しておきましょう。
引き取りに行く際の往復料金は自腹です。引取場所は改札内にある場合もありますが入場料も当然自分で支払うことになります。
日数を超えたコインロッカーの中身は守られない
実は、コインロッカーはお金を払って場所を借りるという賃貸借契約です。
中に入れた物を保管してくれる保管寄託契約とは全く違います。
賃貸借契約→決まったスペースを貸すだけ。中身の管理は行わない。
寄託契約→預かった物の保管や管理を行う。
コインロッカーは単に一時的に保管場所を提供しているだけ。
なので、あらかじめ決められている日数以上コインロッカーに入れているものは処分されても文句は言えません。
コインロッカーに入れた荷物は自己責任。期間内に忘れずに取り出すようにしてください。
最大期限を過ぎた荷物は管理会社に連絡を
最大利用期限を過ぎてしまった場合、または過ぎてしまいそうな場合はどうすれば…と思いますよね。
コインロッカーの最大利用期限を過ぎてしまった場合、もしくは過ぎそうな場合は
→コインロッカーを管理している会社に連絡すれば大丈夫
です。
コインロッカーの使用条件は各駅によって違いがあります。利用規約はコインロッカーに貼ってあるので確認してみてください。
参考までに日本の主要ターミナルである【東京駅】【羽田空港】【新宿駅】のコインロッカーの利用期限や料金をまとめてみました。
東京駅のコインロッカー利用期限と値段
東京駅のコインロッカーはすべて以下のようになります。
利用最大日数 | 3日間 |
---|---|
利用可能時間 | 4:00〜25:30 |
料金切り替え時間 | AM2:00 |
料金 | 400円〜1,000円 |
実は、東京駅のコインロッカーには、24時間利用可能なコインロッカーはありません。
終電後は駅構内が閉鎖され、コインロッカーも使用できなくなります。
東京駅でコインロッカー探すならB1階へ
東京駅のコインロッカーは様々な場所に設置されています。
コインロッカーの数は、ざくっと数えてみても
1階→400個以上
B1階→1300個以上
あります。
東京駅で空いているコインロッカーを探すのはまず地下へ行くのが鉄則です。
ただ、たくさんコインロッカーが設置されているとはいえ、東京駅は日本で最大級のプラットホーム。利用人数も最大級です。
コインロッカーを使う予定の方は、空いていないことも想定して余裕をもって駅に行くようにしてくださいね。
東京駅のコインロッカーが空いていない時は「手荷物預かり所」
コインロッカーが空いていない場合は「手荷物預かり所」の利用も検討してみてください。
東京駅の「手荷物預かり所」は2箇所。
1階 (改札外)佐川急便手荷物預かり所
B1階 (改札内)クロークサービス
それぞれの利用時間と料金は異なり、次の通りです。
佐川急便手荷物預かり所 | クロークサービス | |
---|---|---|
設置階数 | 1階(改札外) | B1階(改札内) |
利用時間 | 7:00〜23:00 | 8:30〜20:30 |
利用最大日数 | 当日利用のみ | 5日間 |
料金 | 800円 | 600円 |
コインロッカーを探すのが手間、という方は最初から手荷物預り所の利用を検討することもおすすめです。
羽田空港のコインロッカー利用期限と値段
(羽田空港国際旅客ターミナル公式サイトより引用)
羽田空港のコインロッカーの利用期限は「国内線」と「国際線」で違います。
羽田空港第1ターミナルには約700個、第2ターミナルには約500個、国際線ターミナルには約160個のコインロッカーがあります。
羽田空港国内線のコインロッカー利用期限
利用最大日数 | 3日間 |
---|---|
利用可能時間 | 5:00〜24:00まで 24時間利用可 の2種類 |
料金切り替え時間 | 午前0:00 |
料金 | 300円〜600円 |
羽田空港のコインロッカーに、は始発〜終電の時間だけ利用できるタイプと24時間利用できるタイプの2種類があります。
羽田空港国際線のコインロッカー利用期限
利用最大日数 | 7日間 |
---|---|
利用可能時間 | 24時間利用可能 |
料金切り替え時間 | 利用開始から24時間換算 |
料金 | 300円〜600円 |
羽田空港国際線は、6泊7日まで利用可能となっています。
7日を経過した荷物は所定の場所へ移動され、その日から30日間保管されます。
新宿駅のコインロッカーの利用期限と値段
(JR東日本公式サイトより引用)
新宿駅には駅構内や改札内・改札外に合わせて約2,300個近いコインロッカーがあります。
新宿駅のコインロッカーの利用期限は以下の様になっています。
利用最大日数 | 3日間 |
---|---|
利用可能時間 | 駅構内・改札内→4:15〜25:15 改札外→24時間利用可能 |
料金切り替え時間 | 駅構内・改札内→AM2:00 改札外→AM0:00 |
料金 | 400円〜900円 |
新宿駅のコインロッカーも、基本的に終電が終わり駅が閉鎖されると使用できなくなります。
終電後に開閉する予定がある方は改札外に設置されている24時間利用できるコインロッカーがおすすめです。設置場所は新宿駅の西口と東口改札外です。
まとめ
コインロッカーは、管理会社によって利用規約が異なりますが最大利用期限は一般的に3日間です。
利用期限を過ぎた荷物は問答無用に管理会社によって回収されます。数週間以上連絡も引き取り手もない荷物は処分されてしまいます。
引き取りに行く旨を連絡すれば手元に戻ってくるので、忘れたことに気づいた際はすぐに連絡するようにしてくださいね。
もちろん忘れないのが一番です。