「ほったらかし温泉」は日本一の絶景露天風呂とも呼ばれる山梨県にある温泉です。
富士山や甲府盆地が眺めながら入浴できるこの「ほったらかし温泉」は、朝日や夜景も美しいことで知られています。
一度は行ってみたい温泉の一つですよね。
でも、きっと絶景の中で温泉に浸かりたい人は多いはず。
せっかくなら、できるだけ混雑を避けてゆっくり温泉に入りたいところです。
また、「ほったらかし温泉」には「あっちの湯」と「こっちの湯」という源泉が違う2種類のの温泉があります。
行ったはいいけれど、どっちの温泉に入ればいいの?と悩んでしまうかたもいるのではないでしょうか。
そこでここでは、
- ほったらかし温泉の場所や車でのアクセス
- 「あっちの湯」と「こっちの湯」の違いとおすすめ
- ほったらかし温泉の営業時間と料金とタオルの有無
- ほったらかし温泉の混雑情報や口コミ評判
について、わかりやすくまとめてみました。
ほったらかし温泉の場所やアクセス!
住所 | 山梨県山梨市 |
---|---|
TEL | 0553–23–1256 |
「ほったらかし温泉」車でのアクセス
ほったらかし温泉までは、細い道が続き、初心者には少し分かりづらい場合があります。
車のナビの目的地は、
- グーグルマップの場合は、「ほったらかし温泉」
- カーナビなどの場合は、「フルーツ公園」
を設定するするとわかりやすいと思います。
Google Mapの場合→ナビを設定すれば「ほったらかし温泉」まで到着します。
カーナビの場合→「笛吹川フルーツ公園・公園第一駐車場」を通過して少し進むと「ほったらかし温泉」に着きます。
途中に看板なども少なく、夜の運転になると真っ暗なので、くれぐれも運転には気をつけてくださいね!
アクセスの目安時間
参考までに「ほったらかし温泉」までの、高速道路の降り口とそこからの目安時間を表にしてみました。
東京方面から行く場合 | 中央自動車道「勝沼I.C」から約25分 |
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長野方面から行く場合 | 中央自動車道「御坂I.C」から約20分 |
甲府市内から行く場合 | 国道20号線を利用し約30分 |
もしも、カーナビもGooglemapも使いこなせないという方がいたら、中央自動車道からのおすすめコースが文字で書かれているので公式HPを確認してみてくださいね。
「ほったらかし温泉」電車でのアクセス
ほったらかし温泉に電車で行く場合は
です。
山梨市駅からはバスも出ていますが、降車場所の「フルーツセンター」からほったらかし温泉までは上り坂を徒歩で20分ほど歩きます。
運行時間も日中の1日3回だけなので、電車で行く場合はタクシーを使うことをおすすめします。
「あっちの湯」と「こっちの湯」の違い
(参照:ほったらかし温泉公式HP)
ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」の2種類がありますがなんと別料金です。
残念ながら、どちらかひとつしか入ることができません。
「あっちの湯」と「こっちの湯」の5つの違いをわかりやすく表にしてみました。
あっちの湯 | こっちの湯 | |
---|---|---|
営業開始時間 | 日の出1時間前〜 | 午前10:30〜 |
源泉 | PH10.1(黄金の湯) | PH9.68(無色透明の湯) |
シャワーの数 | 内湯に多い | 一部は露天側にある |
広さ | こっちの湯の2倍の広さ | そこそこ広い |
眺め | 甲府盆地を眺められる | 富士山を眺められる |
ちなみに、
「あっちの湯」→2003年末にオープンした新源泉の温泉。
「こっちの湯」→1999年のオープン当初からある元湯となる温泉。
となっています。
昔からある「こっちの湯」もそれなりの広さがありますが、新しくできた「あっちの湯」の方が広く作られていて開放感がある、といった感じです。
ほったらかし温泉の営業時間や施設
営業時間 | |
---|---|
あっちの湯 | 日の出1時間前〜22:00(最終受付21:30) |
こっちの湯 | 10:30〜17:00(土日祝日は22:00) |
ほったらかし温泉「あっちの湯」のオープンは日の出の1時間前となっていますが、目安が発表されています。
《早朝の営業開始時間の目安》
- 【12月〜2月】6:00頃にオープン
- 【3月】5:30頃オープン
- 【4月】4:30頃オープン
- 【5月〜7月】4:00頃にオープン
- 【8月〜9月】4:30頃にオープン
- 【10月】5:00頃にオープン
- 【11月】5:30頃にオープン
- 休日:年中無休
- 露天風呂:男女完全別
と、なっています。
「あっちの湯」がおすすめな人
(参照:ほったらかし温泉公式HP)
「あっちの湯」は
日の出を見ながら温泉に入りたい
平日の夜景を見ながら温泉に入りたい
甲府盆地を眺めながら温泉に入りたい
「こっちの湯」に入ったことがある
人などにおすすめです。
「こっちの湯」がおすすめな人
(参照:ほったらかし温泉公式HP)
「こっちの湯」は
昔ながらの風情ある温泉を楽しみたい
富士山を正面に眺めながら温泉に入りたい
「あっちの湯」に入ったことがある
人などにおすすめです。
ちなみに、どちらのお湯を選んでも、お湯の質も眺めも申し分ないので後悔することはありません。
日の出や富士山、甲府盆地など毎日見える景色も違うので、日を変えて両方のお湯に入ってみるのも良いかもしれません。
ほったらかし温泉の料金やタオル
入浴料金 | |
---|---|
大人 | 800円 |
子供(0歳〜小学6年) | 400円 |
オリジナルタオル | 200円 |
オリジナルバスタオル | 1,000円 |
コインロッカー | 100円 |
【無料の設備】
- 脱衣所のカゴ
- 洗い場のボディーソープ
- リンスインシャンプー
- ドライヤー
「ほったらかし温泉」のタオルは有料となっているので、お金がかかるのが嫌な方は事前にタオルを持っていきましょう!
また、ほったらかし温泉のオリジナルタオルはおもしろいので、記念に買っても良いかもしれませんね。
ほったらかし温泉の駐車場
ほったらかし温泉には無料駐車場が300台あります。
駐車場は広く満車になることはまずないでしょう。
駐車場は舗装されておらず、砂利の駐車場で砂埃が舞う場合もあります。
早朝の朝日や富士山を「ほったらかし温泉」で眺めるために、車が並んでいることも多いです。
また、ほったらかし温泉は、「終了する夜10時〜オープン時間」までは完全に駐車場を締めるのでその間は車を止めることはできません。
ほったらかし温泉の混雑情報
ほったらかし温泉はマスコミなどへの露出でかなり有名になり、常に混んでいるようです。
また、観光バスなども来るので観光バスが着た時は激混みが予想されます。
【ほったらかし温泉の混雑予想】
- 激混み時間帯:土日の朝と夜
- 混む時間帯:土日終日
- 比較的混む時間帯:平日の朝と夜
- 空いている時間帯:平日の昼間
となり、日の出と夜景を見る人で、朝や夜は混みやすくなっています。
日によってはこの限りではないので、後は運ですね!
比較的空いているのは「こっちの湯」
先ほども書きましたが、オープン当初からある古い温泉「こっちの湯」は営業開始時間が午前10:30からとなっています。
また、平日は閉まるのも17:00と早いです。
なので、日の出や星空を眺めながら温泉に入りたい人は必然的に「あっちの湯」に行くことになります。
平日の昼間にゆったり入るのであれば、「こっちの湯」が空いている確率が高いです。
もちろん混んでいる時もあるので「運次第」ですが…。
ちなみにほったらかし温泉の常連の方は古くからあって風情もある「こっちの湯」が好きな方も多いようです。
ワンコインの朝ごはんもおすすめ
また、ほったらかし温泉で朝日を見た後は、気まぐれ屋でワンコイン・500円の朝ごはん(ご飯・玉子・味噌汁・納豆)が食べられます。
朝の澄んだ空気のなかで食べる朝食はおすすめです!
ほったらかし温泉の評判や口コミ
ほったらかし温泉の口コミや評判をまとめると、
- 景色がとにかく最高!
- ここほど開放感のある温泉はない
- 湯船から日の出や富士山が見れる
- お湯がぬるくて長時間入っていられるから良い!
- 「あっちの湯」と「こっちの湯」が別料金なのがちょっと。
- タトゥーを入れた人がいる(ほったらかし温泉はタトゥーでも入浴OK)
- マナーが悪い人が増えた
- 有名になり過ぎ、客で溢れかえっている
- 料金が高すぎる
などとなっています。
ほったらかし温泉はアニメでも取り上げられたこともあるためか、たくさんの人が訪れます。
自然の中でゆったり浸かる静かな温泉をイメージしている方はがっかりすることもあるのかもしれません。
まとめ
私は車中泊で日本一周をして、「日帰り温泉」や「北海道の自然の中にある無料温泉」など、多くの温泉に入ってきました。
「ほったらかし温泉」のような自然の中にあり、見晴らしが良い温泉は多くはありません。
現在は、結構混むようですが、天気が良い日に行ってみると「素晴らしい体験」ができると思います!
興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。