液体ミルクは危険?安全性や成分とメリット・デメリットを紹介!

液体ミルクとは

液体ミルク(=乳児用液体ミルク)の日本での製造・販売が解禁されました。

液体ミルクはヨーロッパや北欧では有名ですが、日本ではあまり知られていません。

日本で販売されないってことは「液体ミルクって危険なの?」という人も多いと思います

そこでは、

  • 液体ミルクの成分や安全性
  • 液体ミルクのメリットやデメリット

について、わかりやすくまとめてみました。

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乳児用液体ミルクとは

乳児用液体ミルク

液体ミルクとは、常温で保存ができ、粉ミルクのように水で溶かす必要もなく「開封してすぐ飲める乳児用のミルク」のことです

乳児用液体ミルクの成分は?

液体ミルクの基本

乳児用の液体ミルクの成分は、牛乳に様々なビタミンなどの栄養素を混ぜ合わせたものです

液体ミルクの商品の特徴は、

  • 砂糖や塩不使用
  • 人工着色料・保存料・香味料不使用
  • グルテンフリー

となっています。

この特徴は、大抵どの商品にも共通しています。

粉ミルク「はいはい」の成分

【原材料】乳糖・調整食用油脂・ホエイたんぱく質消化物全粉乳、ガラクトオリゴ糖液糖、デキストリン(でんぷん糖化物)、カゼインカルシウム、精製魚油、アラキドン酸含有油、酵母、炭酸Ca、塩化Mg、リン酸K、リン酸Na、塩化K、水酸化K、V.C、レシチン、ラクトフェリン、塩化Ca、イノシトール、タウリン、ピロリン酸鉄、V.E、シスチン、硫酸亜鉛、L-カルニチン、5′-CMP、パントテン酸Ca、ナイアシン、V.A、硫酸銅、イノシン酸Na、ウリジル酸Na、グアニル酸Na、V.B1、5′-AMP、V.B6、V.B2、葉酸、カロテン、V.K、ビオチン、V.D、V.B12

液体ミルク「Aptamil」の成分

【原材料】ラクトース(乳糖)・デンプン・脂肪・飽和脂肪・LCP-Milupan・食物繊維・ナトリウム・カリウム・塩化物・カルシウム・リン・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・ヨード・Fluoride・ビタミン類:A・B1・B2・B6・B12・C・D・E・K・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン・L-カルニチン・コリン・イノシトール・タウリン

言葉の使い方や表現が日本と外国で異なっていますが、粉ミルクと液体ミルクの成分はほとんど一緒です

液体ミルクの安全性は?

粉ミルクと液体ミルクの成分はほとんど同じなので、液体ミルクだから危険ということはありません

液体ミルクの不安要素としては、

  • 液体ミルクの殺菌処理をどのように行っているのか?
  • 外国の液体ミルクには日本では使われていない添加物を使っている場合がある

などが考えられますが、液体ミルクは海外では一般的に普及しており、赤ちゃんも普通に飲んでいるので問題は無いと思います。

「それでもやっぱり不安!」という方は日本国内で製造販売される「液体ミルク」が、2019年以降に販売される予定なのでそちらを選択しましょう

液体ミルクのメリット

メリット1:常温保存ができる

液体ミルクは冷蔵保存ではなく、常温で保存ができるので、備蓄に便利です。

開封した場合は冷蔵庫保存になります。

メリット2:賞味期限が長い

液体ミルクは災害時での使用も想定していることから、賞味期限が半年〜1年間の保存ができるようになっています。

開封した場合は、商品により異なりますが18時間以内に飲むなど、早めに授乳することが条件になっています。

メリット3:時短

粉ミルクのように、水やお湯で粉を溶かす必要がなく、時間がかかりません。開封しすぐに飲むことができます。

メリット4:誰でも使える

液体ミルクは、手間が一切いらないので誰でも赤ちゃんにミルクをあげることができます。

メリット5:災害時・緊急時に便利

災害で断水し、水がなくても飲むことができます。また、外出先で急ぎでミルクをあげなければならない時にも役立ちます。

液体ミルクのデメリット

デメリット1:値段が高い

液体ミルクは、粉ミルクに比べると衛生管理や殺菌処理などの製造コストが高くなります。そのため、粉ミルクよりは値段が高くなります。

外国の例を見ると、粉ミルクの2倍〜3倍の価格差があります。

デメリット2:赤ちゃんが飲まない

液体ミルクの味が赤ちゃんが嫌で、飲まないというケースがあります。

液体ミルクは様々な種類があるので、赤ちゃん好みの味を探すが、赤ちゃんに慣れてもらうかになりそうですね。

液体ミルクは、災害時や緊急時に使い、普段は粉ミルクというのが一般的な使い方になると思います

ただし、緊急時に初めて液体ミルクを赤ちゃんにあげた時に飲まないことがあるので、事前に液体ミルクを嫌がらずに飲むのか確認したほうが良いでしょう。

液体ミルクのおすすめ

日本製の豆乳ミルク

この商品は牛乳を使わず、大豆100%で作られた日本製の豆乳ミルクです。

材料の大豆は、有機農法・無農薬オーガニック作られていて、子供が生まれてからすぐ飲ませることができます。

韓国LG生活健康の液体ミルク

 

値段が高くなりがちな外国産の液体ミルクですが、韓国製の液体ミルクは輸送コストが低く抑えられるため値段が安く、お得な「本物の液体ミルク」です。

「子供がちゃんと飲んでくれる」という口コミがあるのも嬉しいですね!

まとめ

液体ミルクは、まだ日本で製造・販売されていない商品なので、知らない人も多い商品です。

そのため、初めて飲む人は「危険なのかな?」「怖いな?」と思う人も多いですが、成分は粉ミルクとほぼ同じなので安心して飲むことがきます

2018年8月に日本でも液体ミルクの製造・販売が解禁されたので、2019年以降に日本製の液体ミルクがドラックストアやスーパーで販売される可能性が出てきましたね!

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