70歳以上の高齢者である親父がみずほ信託銀行を解約し、現金で200万円以上持ち帰ろうとすると、詐欺犯罪やだまし対策とのことで、警察を問答無用で呼ばれそうになりました。
かなり腹が立ち、またみずほ銀行の対応があまりにも酷いので、実体験をもとに皆さんにシェアしたいと思います。
ここでは、
- みずほ信託銀行で解約時に警察を呼ばれそうになった経緯
- みずほ信託銀行の現金引き出しで警察を呼ばれる条件
- 銀行で警察を呼ばれないための対策
について、わかりやすくまとめてみました。
みずほ信託銀行の現金引き出しで警察を呼ばれそうになった体験
まず今回、みずほ銀行から現金を引き出す時に警察を呼ばれそうになった経緯を話します。
73歳の親が「みずほ銀行」を解約して、通帳にある「預金270万円」ほどは現金で持ち帰りたいとの相談を受けた。
銀行は、解約するときや大金を引き出す時に必ず「何に使うんですか?」と言われるのが本当にウザイので先に電話で解約の予約することにした。
以下、みずほ信託銀行の担当との会話
みずほ銀行の担当:「現金200万円以上引き出す場合は、詐欺対策で警察を呼ぶことになっています」
と言われる。
「は???」と、そこで、
私:「親父と母親、そして、同居している息子の自分と嫁、家族4人全員で免許証を持って伺っても警察を呼ばれるんですか?」
みずほ銀行の担当:「はい」
私:「同居の家族全員で、なおかつ家族全員の免許証持参で、警察を呼ぶ理由がわからない」
みずほ銀行の担当:「詐欺対策でそういう決まりになっていまして。他行への送金でしたら警察を呼ばなくても良いのですが」
私:「現金で持ち帰りたいので。解約する時に警察がいない場合は待つんですか?」
みずほ銀行の担当:「はい」
私:「じゃあ、みずほ銀行の解約予約していくので、警察の人にも日時を言っておいてもらえますか?」
みずほ銀行の担当:「警察官にそういう日時を伝えることはできない」
私:「じゃあ、とりあえず解約に行って、警察が来るまで待つしかないということ?」
みずほ銀行の担当:「はい」
これが解約するまでの、一連の対話の流れ。
みずほ銀行の機会的な対応がムカつくし、「どこまで預金者を犯罪者扱いするんだよ」「
みずほ銀行は現金を引き出されたくないだけでは」と思った。
銀行送金なら、現金を動かすことなく、通帳の数字だけいじればいいだけだから。
家族全員そろって、免許証も持参して、免許証の住所はみんな一緒、それでも警察呼ばれるって、どこに詐欺の要素があるのか逆に説明してほしい。
で、納得いかなかったのでみずほ信託銀行の本社の方にも電話してみた。
みずほ信託銀行のお客様相談室に電話
みずほ信託銀行のお客様相談室に電話してみた。
私:「家族全員そろって、免許証も持参して、住所も同じで、警察呼ぶ要素あります?」
みずほ銀行の担当:「現金200万円以上引き出す場合には、警察を呼ぶように警察から要望がありまして」
私:「要望があっても、家族全員そろって、免許証持って、住所同じで、詐欺要素ってあるんですか?」
みずほ銀行の担当:「警察からの要請で呼ぶことになっているんですが、最終的にはお客様と話し合いで警察を呼ぶかどうするか決めています」
私:「イヤイヤ、今回は話し合いもなにも、現金200万円以上の現金を引き出して持ち帰るって言ったら問答無用で警察呼ぶって言われているんだけど」
みずほ銀行の担当:「それはすみません。でも原則は警察を呼ぶことになっているんです」
私:「それはみずほ信託銀行の公式見解でいいんですね」
みずほ銀行の担当:「はい」
話をしていてみずほ信託銀行のお客様相談室の担当は、お客のことを考えるのではなく、自己保身ばっかり!
お役様相談室でも、話になんないというのが第一印象。
みずほ信託銀行解約前日の電話で「警察は呼びません」
みずほ信託銀行での解約予約日の前日に、「結論から言うと、今回のケースは警察は呼ばなくても良くなりました」と電話があった。
私:急に警察を呼ばなくても良くなった理由は何なんですが?
みずほ信託副支店長:「警察に確認をとったら今回のケースでは必要ないでしょう」ということでしたので。
私:そりゃそうだよね。最初から警察に確認してくれればよかったんじゃないですか?
みずほ信託副支店長:そういわれると…、ただし原則は呼ぶようにと言われているんです
私:あのさ、警察に言われたからって、本人が窓口に行って、家族が揃っって、免許証も持って、住所も一緒で、詐欺の要素0で警察を呼ぶってあまりにも考えなさすぎじゃないんですか?
みずほ信託副支店長:そこは、すみませんでした。
ここでわかったのは、みずほ信託銀行の頭が固くてケースバイケースの考え方が出来ず、「とにかく現金200万円以上引き出す場合は、警察を呼ぶ」と決めていること。
お客の状況などをみて柔軟な判断をするということが、全くできなくなっている。
みずほ信託銀行解約当日の流れ
【みずほ信託銀行解約当日の流れ】
みずほ銀行信託銀行で予約者の名前を言う
↓
個室に通される
↓
話が通っているのですぐに担当が来て、スムーズに解約
↓
最後に電話で話をしていたみずほ信託銀行の副支店長が来て謝罪をする
という流れだった。
副支店長は今回は柔軟な対応が出来ずにすみません。と言っていたので、今後はもっと柔軟な対応をしてくれるかもしれない。
少なくともこの店舗では。
みずほ信託銀行の現金引き出しで警察を呼ばれる条件
みずほ銀行で警察を呼ばれる条件は、「現金で200万円以上引き出す」場合です。
これは同居家族同伴で全員の免許証持参だろうと関係ないという機械的な対応なので、こちらが「それはおかしい」と言わないと、自動的に警察を呼ぶレベルなので注意が必要。
また、警察が来るまで銀行の個室で待たなければいけないので、それもかなり理不尽!
他行の銀行は現金引き出しで警察を呼ばれるのか?
気になったので、他行の銀行で多額の現金引き出しで警察を呼ばれるのか電話で確認してみた。
地方銀行
地方銀行は200万円以上現金で引き出す場合でも、警察は呼ばれない
ただし、1,000万円以上現金で引き出す場合は事前予約は必須
みずほ銀行
みずほ信託銀行と同じグループのみずほ銀行に聞いてみた。
- 本人が解約窓口に来る
- 事前に連絡を入れる
- 家族同伴
- 全員の免許証持参
の場合、200万円以上引き出しても、警察は呼ばないとのこと
同じみずほグループなのにみずほ投資信託銀行は問答無用で警察を呼ぶが、みずほ銀行は大丈夫とのこと。
東京三菱UFJ銀行
東京三菱UFJ銀行にも電話で問い合わせてみた。
- 本人が解約窓口に来る
- 事前に連絡を入れる
- 家族同伴
- 全員の免許証持参
の場合、200万円以上引き出しても、警察は呼ばないとのこと
東京三菱UFJも大丈夫でした。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行にも電話で問い合わせてみた。
- 本人が解約窓口に来る
- 事前に連絡を入れる
- 家族同伴
- 全員の免許証持参
の場合、200万円以上引き出しても、警察は呼ばないとのこと
ゆうちょ銀行も大丈夫でした。
結論:みずほ託銀行の場合警察を呼ぶ可能性が高い
現状確認できた所では、現金引き出し200万円以上で警察を呼ばれるのは「みずほ投資信託銀行」です。
その他の投資信託銀行も要注意かもしれません。
逆に、みずほ銀行や東京三菱UFJ銀行、地方銀行でちゃんと手続きをすれば、警察を呼ばれることはない様子。
みずほ信託銀行で警察を呼ばれないための対策
現金引き落としのたびに、警察来られるのは本当に嫌だという人は多いと思います。
みずほ信託銀行で警察を呼ばれないための対策は、
【対策1】みずほ信託銀行の預金を他行に送金する
【対策2】解約時の現金引き出しが200万円にならないように、事前に何度かATMで引き落す
【対策3】現金200万円以上引き出す場合は、家族が付き添い、免許証を持ち、事前に日時を予約しておく。そして「警察を呼ぶ」と言われたら、それはおかしいと言うこと
などの対策をすれば、警察の職務質問を受けずにすみます。
まとめ
今回、親父の件で「みずほ信託銀行」と関わって、本当に嫌になった。
また、職員のいちいちの対応が機械的で、AI(人工知能)の方がまだ人間的かもしれないとマジで思った。
不快な思いをしなくてもいいように、みずほ信託銀行で現金を200万円以上引き出す場合は、事前対策を万全にしておきましょう!!