最近、映画「モータルエンジン」という2019年3月1日(金)公開予定の予告編を見た。制作や脚本は「ロード・オブ・ザリング」で有名なピーター・ジャクソンさん。
見た瞬間に、「え!宮﨑駿さんのハウルの動く城?」と疑問に思う人も多いですよね。
でも、全体の世界観は「マッド・マックス」っぽい。
原作ものらしいので、もしかしてハウルの動く城と原作は一緒なの?と疑問になったので調べてみました。
モータルエンジンの原作は?
原作は、イギリス人作家フィリップ・リーヴのSF小説「移動都市」を映画化したもの。
移動都市は4部作。ピーター・ジャクソンさん、長編好きね。
第1作「移動都市」
第2作「略奪都市の黄金」
第3作「氷上都市の秘宝」
第4作 「A Darkling Plain」いろいろ調べてみたが、邦訳されていないみたい。
全て創元SF文庫から出ています。
ハウルの動く城の原作は?
原作は、こちらもイギリス人作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔 」を映画化したもの。
この小説は3部作
第1作「魔法使いハウルと火の悪魔 」
第2作「アブダラと空飛ぶ絨毯」
第3作「チャーメインと魔法の家」
ということで、「モータルエンジン」と「ハウルの動く城」の原作は全く違います!
「モータルエンジン」と「ハウルの動く城」の共通点は?
共に、原作がイギリス人であること。
ということは、イギリスの文化に家が動くという発想があるのかもしれない?と思い調べてみたが、ごめん!その辺りの文化はよくわからなかった。
ただ、日本人作家のファンタジー小説で、家が動くって聞いたことがない。
次に、映画「モータルエンジン」の設定はどうなのか?
映画「モータルエンジン」の設定は?
人々は巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活する弱肉強食の世界。
襲われた都市は、分解リサイクルされ、住人は奴隷化されてしまう。
そういう設定の中、少女ヘスターと少年の大冒険が始まる。
少年と少女の冒険活劇的な感じですね。
まとめ
実は今回監督をするのはピーター・ジャクソンさんではありません。
監督は、ジャクソン監督作品『キング・コング』で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した「クリスチャン・リバース」という方です。
ピーター・ジャクソンさんはこの作品ではあくまで、制作と脚本のみになります。
制作と脚本のみということは、脚本解釈、演出や世界観などはリバース監督のセンスになるので、まだ未知数ですね。
宮﨑駿「脚本」、宮崎吾朗「監督」みたいなイメージ!
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