2018年の夏は全国的に、猛暑が続くと予想されています。
岐阜県の多治見市や美濃市では40度超え!また、熱中症で倒れ緊急搬送される方も増えています。
また、暑すぎて羽田空港の滑走路に穴が開いたり、関西方面でも道路のアスファルトが焼けて穴が空いています。
「2018年は、なんでこんなに暑いのか?」
日本の気候は、もはや昔の真夏の気候と全く違って来ている気がしますね!
ここでは、
- 2018年の夏の暑さは異常?
- 夏の暑さの原因とピーク時期はいつ?
- 2018年の暑さはいつまで続くの?
などの疑問について、わかりやすくまとめてみました。
2018年の暑さは異常?
気象庁の発表でも、「2018年の7月〜9月」の3ヶ月間の気温が平年よりも高くなる可能性が高いと予想しています。
【2018年7月〜9月:気象庁の気温予測】
(出典:気象庁)
2018年の7月〜9月は、全国的に気温が高くなる確率が50%以上となっています。
また、過去3年の7月の平均気温をさかのぼってみると、
- 2015年7月:26.2度
- 2016年7月:25.4度
- 2017年7月:27.3度
- 2018年7月:27.9度(まだ、計測中)
このデータからも、2018年の7月は普段よりも暑いと言えそうです。
2018年の暑さの原因は?
2018年の暑さは、「チベット高気圧と太平洋高気圧」の2つの高気圧が重なり合い、日本の上空にいることが原因です。
中国大陸方面からは上空1万メートルと高い位置から「チベット高気圧」が張り出し、太平洋側からは「太平洋高気圧」が来ています。
西日本から東日本エリアは、この2つの高気圧の影響で、灼熱の太陽が照りつけているのです。
暑さのピーク時期はいつ?
もうすでに暑いですが、2018年の暑さのピークはいつになるのでしょうか?
気象庁の発表やその他の気象予測をまとめると、今年の猛暑のピークは2回あると言われています。
第一の暑さのピーク
暑さの第一のピークは、
この間は、北海道を除く日本全体が太平洋高気圧に覆われて、平均よりも気温が高くなる予想です。
【7月21〜7月27日:気象庁の気温予測】
(出典:気象庁)
7月21〜7月27日は、本州はほとんどのところで平年よりも高い確率が70%となっています。
【7月28〜8月3日:気象庁の気温予測】
(出典:気象庁)
7月28〜8月3日は、関東や西日本を中心に、気温が平年よりも高い確率が60%。また、北海道や東北、南九州では気温が平年よりも50%高いと予想されています。
2018年の8月3日以降は、多少気温が下がり、お盆などは平年並みの気温になると予想されています。
【8月4〜8月17日:気象庁の気温予測】
(出典:気象庁)
8月4〜8月17日は、全国的に気温が平年よりも高い確率は40%と平年並みになっています。
第二の暑さのピーク
実は、今年はもう一つ暑さのピークが来るのではないかと言われています。
その時期は、
です。
先程紹介した、「チベット高気圧と太平洋高気圧のダブルの影響」で、もう一度ピークが来て暑くなる可能性があります。
夏休みの終わり頃に注意が必要かもしれませんね!
2018年暑さはいつまで続く?
毎年の気象データを見ると、多くの場合「9月中旬以降」は大抵涼しくなっています。
夏の暑さも彼岸までと言われますしね!
になります。
9月20日になれば、さすがにこの暑さも和らぐのではないでしょうか。
【2018年9月:気象庁の気温予測】
(出典:気象庁)
気象庁の9月の気温予測を見ると、全国的に平年並みの気温が予想されているので、9月の中旬以降の猛暑は考えづらいと思います。
2018年は異常気象や地震などの天災が多発しているので、何が起こるかわかりませんが…。
まとめ
2018年の夏は本当に熱くて熱中症には注意が必要です。
アフリカ・マサイ族の人が、アフリカより暑い!と言っていたのも頷けますね。
暑さのピークの第一陣は8月頭までで、第二陣の暑さのピークは8月末から9月頭と予想されています。
水分や塩分補給をして、無理をせず、乗り切りましょう!