「桜島」と聞くと噴火活動が続いているイメージがありますよね。
火山活動=立ち入り禁止のイメージが強い方も多いかもしれませんが、桜島は観光地としても魅力的な島です。
ここでは
- 桜島一周の距離と所要時間
- 車で桜島を1周した実際の感想
- 桜島のおすすめ観光地
を桜島に行った体験を活かしてまとめてみました。
車で桜島一周距離と所要時間は?
桜島の距離は、一周36kmほどです。
所要時間は普通に運転するなら1時間あれば十分です。
ところどころ観光する時間を入れると2時間位かかると思います。
車で桜島一周の感想
まず驚いたのが普通に生活している人がいることです。
活火山のふもとには民家があり穏やかそうに生活しています。
また、活火山は溶岩石など岩ばかりかと思っていたら植物もたくさん生えていて自然も豊かでした。
なんとも神秘的な島…。
日本では活火山が噴火すると立入禁止になることが多いで、どれだけ恐ろしいのかと思っていましたが、桜島の住民たちはほとんど怖がっている様子もなく、噴火は意外と普通なの?と考えが変わる場所かもしれません。
今回は残念ながら天気が優れず桜島の山頂まで見渡すことはできませんでしたがとても面白く、魅力的な島でした。
桜島は自然の力強さを感じることができる島なので機会があればぜひ一度立ち寄って実感してみてほしい場所です。
桜島の黒神埋没鳥居はおすすめ!
桜島を車で一周するならば、黒神埋没鳥居はおすすめです。また、無料の駐車場も完備されているので車でも安心です。
レンタカーで周る人も多いようです。
黒神埋没鳥居の読み方は、「くろかみまいぼつとりい」と読みます。
所在地 | 鹿児島市黒神町647(黒神中学校横) |
---|---|
TEL | 099-298-5111(観光交流センター) |
営業時間 | 見学自由 |
駐車場 | あり(無料)7台 |
トイレ | あり |
黒神埋没鳥居とは
黒神埋没鳥居とは、大正3年に桜島が大噴火した時、鳥居の3分の2以上が火山灰で埋もれて、上の笠木だけが出ているという非常に珍しい鳥居です。
当時の村長が「噴火の記憶を残そう」と今現在も噴火直後の状態のまま残されています。
この鳥居いは噴火が始まりたった1日で、高さ3メートルもあった鳥居が埋もれ、約1メートルほどの笠木部分だけが出ている状態になりました。
この大噴火では、神社のあった黒神村全687戸も同時に埋もれてしまったそうです。
桜島大噴火の威力は、想像しただけでも凄まじいものがありますよね。
桜島の黒神埋没鳥居がある方の道はあまり車も通らず、とても静かでひっそりしていました。
賑やかな現代風の観光地はちょっと…という方には特におすすめです。
まとめ
桜島は観光スポットとして有名ではあるけれど、観光客はそこまで多いわけではなくのんびり過ごすことのできる島です。
現在も噴火を続けているので、運が良ければ(?)噴煙が昇る桜島を見ることもできるそうです。
桜島は、人間が自然の力や脅威を感じながらも、自然と共に生きている島。溶岩石やその中で成長している草木のたくましい姿など普段なかなか見ることのできない世界観を味わうことができるおすすめの場所です。