映画を観ている時は知らなかったけど、レイアや戦闘機乗りのポー達が逃げ込んだこのキツネのいる場所って新惑星だったんだ!!とビックリ。
塩の惑星だからそこに住んでいるキツネも塩を食べ、それが結晶になったクリスタルのキラキラを毛皮の変わりにまとっている…と。
なるほど。設定がなんだかすごい。
そして「ヴァルプテックス」と言う名前は、ラテン語で「キツネ」を意味するウルペースに由来しているとのこと。
今作でのヴァルプテックスの一番の出番は?
帝国軍にレジスタンスが攻め込まれた場面。基地には出口がなく逃げ場を失ったレジスタンスの誰もが絶望に陥ってしまう。
その時、一匹のヴァルプテックスが先導するように出口と導いていく。もちろんそこはヴァルプテックスだから通れる狭いキツネの道だけど、外には…。
ご都合主義かな〜とも思ったが、いいシーンだった。
人間の言葉や行動を理解しているような頭の良さそうなキツネだった。
クリーチャーの制作を統括したニール・スカンラン氏がこんなことを言っています。
彼らは惑星の地下にある穴やトンネルの中で生活しています。闇の中で輝く彼らの能力が、ヒーローたちを導く光になる時がある。
まさに、映画の中のこのシーンのことを言っている一言!
クリスタルのキツネは何と言っても走る時に鳴る音がいい!!シャランシャラン…。
そして、時折意味ありげに立ち止まっている時の表情や動き。キラキラ光るキツネの雰囲気から雪を連想するし、気高い印象もいい。
映画を観終わった時に、妙に心に残っていた「ヴァルプテックス」
映画のキャラクターには何か役割がある
ニール・スカンラン氏の言葉からも、映画の中に登場させるキャラクターにはかならず何か大事な役割を持たせて登場させているんですね。
つまり、無意味に存在するキャラクターはいない。
存在するならそこに何かの意味がある!
これは、どんな映画を見る時にも役立ちそうな視点でした。
スターウォーズまとめ
今回、キャラクターのことをいろいろと調べていて、映画ってひとつひとつに意味を持たせて作っているということがよく分かりました。
映画の中で説明されていなくても、こちらが多少想像力を働かせて、こういうことなのかな?と考えながらみると映画はもっと奥深いものになるのかもしれません。
個人的な感想としては、今回見たスターウォーズがいままでで、一番おもしろかったのでおすすめします!