IHの電磁波問題と料理が美味しくないことから、IHからガスコンロへ交換することに決めた。
業者に頼むと高くなるので、自力でDIYでやってみることに!
めちゃめちゃ格安で、上手く行ったので、その方法を紹介します。
また、交換した場合のメリットやデメリットもお伝えします。
IHコンロを取り外す
まず、現状のコンロを取り外します。
次のようにやれば、簡単に取り外せます。
①IHの前面にあるプレートを取り外す
②IHの前面のプレートを外すと、ネジが見えるので、ドライバーで外す
③次に、後ろの換気プレートを外すと、真ん中にネジが見えるので、ドライバーで外す
④マイナスドライバーでIHプレートの側面を軽く持ち上げる。密着していいるため
⑤引き抜く時に、グリルの蓋が飛び出す可能性があるので、外しておく
⑥斜め後ろに引き上げるように、IHプレートを引き抜く
⑦引き抜いた先にはコンセントがあるので、コンセントからコードを抜く
これで終了。やってみるとかなり簡単です。
更に詳しく知りたい人は、
YouTubeで、「IHクッキングヒーター 取り外し」で検索してみて下さい。
様々な説明動画が出て来ます。
是非、参考にしてみて下さい。
IHコンロを取り外した場所に、ガスコンロをはめ込む
ビルトインIHクッキングヒーターには65cmタイプと75cmタイプがあります。
我が家は65cmタイプ。
ビルトインガスコンロだけで、結構いい値段する。
安い据え置き式のガスコンロを入れることにした。
サイズを見ると本当にぴったり入る、ガスコンロがある!
僕がamazonで買ったのは、
サイズがドンピシャで、両端と前面には隙間が全くない。
ただし、高さが足りないので、このように100均の木を4つ買ってきて足にはめ込んで高さを合わせた。
後ろはスペースができるので、このように工夫した。
こうすると、完璧!
大阪ガス、8mのガスコードを使い設置完了!
ガス管を伸ばして、新規にガス栓を作ろうと思ってガス会社を呼んだが、ちょっとお金がかかる様子。
そこで、5m位先にガス栓があるので、そこから引っ張ってくることを考えた。
探すと、幸いなことに「大阪ガス」から8mのガスホースが売っていた。
僕がamazonで買ったのは、
ここで問題は、ガス栓からガスコードを8mも伸ばして、ガステーブルを使っても安全なのかどうか?
そこでガス会社に聞いてみた。
ガス会社の担当の方は、そういった例は今までないとのこと。
なんとも言えない様子。
まあ、ガス会社の人はいいとも悪いとも言えないよね。
ただ、僕は行けるはず!と思っていた。
なぜなら、ガス管を伸ばすのとガスホースを伸ばすのは、強度が違うだけで理屈は一緒でしょ!と思っていたからだ。
ただ、ガスの圧力が弱くなってしまう可能性があるのかな?と不安もあった。
ダメ元で、やってみるしかないね。ということでやって見ることにした。
ガステーブル、8mのガスコードを使っても問題なかった!
やってみた結果、
8mのガスコードでも全く問題なかった!
もう一つ、心配な点があったが、それも大丈夫だった。
それは、毎回8m先からガスを持ってくるのか?ということ。
ガスコンロをつける度に、いちいちガスが8m先から来るということは、点火するまでに毎回時間がかかるのではないか?と。
答えは、
8m先からガスが来るのではなく、ちゃんとガスには圧力がかかっているので、ガステーブルの所まで常にガスは来ているので、すぐに火は付きます!
これですべての問題はクリア!
無事に自力DIYで、IHクッキングヒーターからガスコンロへの交換は完了。
【メリット】IHからガスコンロへの交換費用が格段に安い!
今回、かかった料金をまとめると。
IH取り外し 0円
ガスコンロ設置 0円
パロマガスコンロ 中古品、10,800円
大阪ガス、ガスホース 新品 5,900円
ガスコンロの足 100均の木4つ 100円×4=432円
ガスコンロの後ろの穴をふさぐアミとアルミコレも100均
100円×2=216円
合計すると17,348円
今回の工事にかかった総費用は17,348円でできたことになります。
これはかなり破格。
普通に業者に頼むと、10〜15万円はかかったと思う。
ただし、この方法には難点が!
【デメリット】ガスコンロのグリルは使えない。点火するツマミの位置にも注意!
ガスコンロのグリルが、天板に当ってしまうので、グリルは使えません。というか、グリルは出てきません。
もともと、僕はグリルが使いづらく、また掃除もしづらいのでグリルは使っていなかったんだけれど。
グリルの代わりとして、魚なども全てトースターで焼いています。
こちらの方が、使い勝手がいい。
もう一つの難点は、ツマミの位置です。
ガスコンロのツマミが上の方にあるものは、天板に被って使いづらい可能性があるので、なるべくガスコンロの下の方にツマミがついているものにしましょう。
僕が買った、
この機種は大丈夫だったので、参考にして下さい。
IHクッキングヒーターは、リサイクルで買い取りしてくれる場合も
IHクッキングヒーターはまだ使えるし、もったいないので売れないかな?といろいろ探してみたが、5年過ぎていたので買い取ってもらえなかった。
しかし、5年以上経っていなくて、きれいな状態のものは、いい値段だ売れると思います。
いい値段で売れれば、交換費用を引いても、黒字になる可能性もある!
後々またIHにしたいときにはIHに戻すこともできるので、取っておいてもいいと思います。
ビルトインのガスにしたい場合の注意
今回は、ガスコンロ + ガスホースの簡単設置工事の紹介でしたが。
ビルトインのガスコンロにしたい場合は、この方法では工事ができません。
ビルトインのガスコンロの場合は、ガスコンロの下にガス栓を作るガス管工事が必要になります。
ビルトインガスコンロの場合、外部からホースで引っ張ってくるということが、隙間がないので難しいです。
ビルトインガスコンロにする場合、ガス会社に一度見てもらって、ガス工事の見積もりを出してもらうといいです。
自分が入れたいビルトインガスコンロを先に決めておきましょう。
ガス会社の人がガス工事の見積もりに来た時に「このビルトインガスコンロを入れたい」と言うと、ガス会社の人が正しく入るサイズか教えてくれますし、それに適したガス栓の場所を決めてくれると思います。
なるべく安くするなら、ガス栓だけ作ってもらって、【IHの取り外し】と【ビルトインガスコンロの設置】は自分でするという方法になります。
IHからガスコンロへ交換リフォームまとめ
やってみると分かるのですが、IHからガスコンロへ交換は本当に簡単です。
工事をしてから1年以上経ったいまでも、ガス問題もなく、ガスコンロを使えているので、安全面でも問題はないと思います。
今回の記事を参考にして頂けたらうれしいです。
ありがとうございました!