Ankerの最新型ポータブル電源、Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)を購入して、使ってみた実機の紹介と商品のレビュー。
結論から言うと、ポータブル電源「Anker 757」はかなり素晴らしいです。
Ankerの保証期間5年やサポートの質、リン酸鉄の質、ポータブル電源の内部構造の質なども含めて考察してみました。
Anker757 新型ポータブル電源の紹介
Anker757ポータブル電源がこのような箱に入って到着!
箱を開けると、Anker757ポータブル電源の箱が登場。
めちゃくちゃカッコいいです!
箱を開けると、ケーブルや説明書が入っていて、最初に充電をしてから使って下さいと書いてありました。
画面が大きくて、数字も大きいので、かなり視認性が良いです。
また、Anker757ポータブル電源のボディがかなりかっこよく、触り心地も良くて、所有欲がかなり満たされます。
Anker757ポータブル電源の裏側
AC充電やソーラーパネル充電をする時に、裏側のパネルを開けて、接続します。
Anker757ポータブル電源のライトを付けたところ、暖色系のライトでいい感じ。
Anker757ポータブル電源専用のAnkerカバー付属
下側を閉じられる様になっていいてガバガバしません。
こういうカバーは保管する時にかなり便利!
Anker757ポータブル電源の付属品は、
- AC充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- AC充電ケーブル
- 先程の保管用カバー
- 取扱説明書
となります。
Anker757 新型ポータブル電源の感想レビュー
Anker757の感想は、、、本当にいい!
そして、ものとしてカッコいい!
今までのAnker521やAnker535よりもかなり高級感が増していて、さらに頑丈な感じ。
今まで様々なポータブル電源を触ってきた人ほど良さがわかる機種だと思います。
今回なぜAnker757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)に決めたかというと、
Ankerの
- サポートの質
- 保証期間の長さ
- リン酸鉄の質
- ポータブル電源の内部構造の質
- 企業の体質
これらの項目がBLUETTI、EcoFlow、Jackery、EENOURなどの他社メーカーよりも優れていたからです。
Ankerのリン酸鉄の質について
Anker757は公式HP上に、
と記載しています。
しかし、BLUETTI、EcoFlow、Jackery、EENOURなどの他社メーカーは、一切どのようなリン酸鉄を使っているのか「リン酸鉄の質」については言及がありません。
つまり、どんなリン酸鉄を使っているのかは、それぞれの会社しかわからない。
質の良いリン酸鉄なのか、質の悪いリン酸鉄なのか。
例えるなら、
- 100均の単三電池レベル
- パナソニックなどのメーカーの単三電池レベル
で、全く内容の質が異なる
少なくとも、唯一Ankerのみが「リン酸鉄リチウムイオン電池の中でも高品質な電池を厳選」と言っているので、Ankerのリン酸鉄の質については安心感が持てました。
Ankerポータブル電源の内部構造の質について
Anker757は公式HP上に、
と記載しています。
ハッキリと3ヶ月放置しても10%しかバッテリー容量が減らないと明言しています。
しかし、BLUETTI、EcoFlow、Jackery、EENOURなどの他社メーカーは、放置した時のバッテリーの減り具合を一切記載していないません。
我々消費者はこのポイントは絶対に知りたい情報なのに、ハッキリとHP上にこの情報を上げているのはAnkerだけ。
他のメーカーも放置して数ヶ月で大体この位は減ると知っているはずなのに書かないのは、書けない部分があると考えてしまう。
大容量、大出力が売りのBLUETTIは放置した時の放電がすごいという話はよく聞くから、なにかあるのかもしれない、、、。
Ankerポータブル電源のボディ・躯体について
Anker757は公式HP上に、
と、記載しています。
Ankerはポータブル電源のボディの堅牢さについて言及しています。
ここは結構大事なところで、高額のポータブル電源を落とした時に内部構造が壊れて、ポータブル電源自体が使えなくなったらかなりツライ!
Ankerは落とした時にみ安心感があり、更に錆にくさということも考えてくれていて好感が持てました。
しかし、BLUETTI、EcoFlow、Jackery、EENOURなどの他社メーカーは、ボディの質について一切記載していません。
様々なメーカーのポータブル電源を見ると「落とした時に大丈夫なのか?」と不安になる機種があります。
ポータブル電源メーカーの体質について
Ankerは、公式HPに住所、電話番号の記載があり、HP自体の作りがしっかりしている。また、メール、電話、チャットサポートなども素晴らしい。
メールで問い合わせた次の日には、大体返事が来ます。
また、Anker公式HPにメールアドレスを登録すれば、ポータブル電源業界最長の5年保証もついてきます。
他のメーカーでは、住所、電話番号を載せていないメーカーがあったり。電話番号を載せていても、電話すると留守電に入れて折り返すシステムだったり、詳しくない人が出たりと不安感がありました。
ちなみに住所、電話番号を載せていないメーカーは信用してはならないと思っています。物を売る商売をしていて、自分の身分を隠すのはメーカー側に「載せたくない理由」があるからだと思っているためです。
メーカーの信頼性
企業の信頼性ということでもう一つ。
サクラチェッカーというAmazonの評価がサクラかどうかを調べるサイトがあります。
それぞれのポータブル電源メーカーの商品をサクラチェッカーにかけてみると、5点満点中の評価は、
- BLUETTI AC200MAX 評価は1.93 サクラ度90%
- EENOUR P2001 評価は1.79 サクラ度99%
- ASAGAO AS2K-JP 評価は1.93 サクラ度90%
- EcoFlow DELTA MAX 評価は1.89 サクラ度90%
- Jackery 1500 評価は4.49 サクラ度0%
- Anker535 評価は4.19 サクラ度0%
となります。
Amazonの評価、評判コメントに、サクラを使うような会社は信頼が持てません。
サクラ度が高い会社から高額商品を私は買わないので、やはりリン酸鉄のAnker一択になります。
ポータブル電源の質の重要性
ここまでポータブル電源の質の重要性を言ってきたのは、ポータブル電源の最大容量や最大出力だけではポータブル電源を選べないといことです。
ポータブル電源の出力や容量は大容量だけど、使っているリン酸鉄の質が悪い、ボディが弱くて落としたら故障しやすい、保証が短い、何かあった時にサポートが助けてくれない、ということがあると、高額商品だけに怖い。
Anker以外の企業を見ていると、
「質は問わない。容量と出力がデカいほどいいでしょ。値引きも50,000円しますよ~。お得だよ」という感じの売り方をしていて、「本当に大丈夫?」と思ってしまいます。
まず、一体原価いくらで作っているのか?が問題になり、50,000円も値引きしても利益が上がるということだから、かなり利益率が高いはずとわかります。
大企業だから、グッドデザイン受賞しているからちゃんとしている会社ではありません。その会社が表現していること、今やっていることから判断する必要があります。
ポータブル電源業界を見ていて感じるのは、この業界自体が実はかなりあやしい業界で、これからの業界だからこそ、私たちは確かなポータブル電源を手に入れる必要があるということです。
その中で、ポータブル電源の質、量ともにハイレベルなのが「Anker 757」なのは間違いないです。
Ankerポータブル電源の電圧110V問題
Ankerのよくある話で電圧110Vだから家電製品が壊れる可能性があると聞いたことがあり、そのことだけが不安でなかなか購入できないという人もいると思います。
私も気になったのでAnkerのサポートに質問しました。
Ankerの公式見解としては、
電圧110Vで問題なく、安心して使えるとのこと。
同じ電圧110VのAnker521、Anker535においても、家電製品が壊れたという報告はないそうです。
私自身、iPhone、扇風機、ドライヤーなどをAnker757に直接挿して使っていますが全く問題なく使えています。また、110V電圧だから使えないという家電製品もいまのところありません。
私はAnkerの110Vは全く気にしていないので、様々な機器を遠慮なく使っています。
それでも怖い!
という方には、変圧器をおすすめします。これを使えば110Vから電圧を下げることができます。
Ankerの110V問題のより詳しい話はこちらでも書いています。
ポータブル電源でAnker757はおすすめ
Anker757は最大容量や最大出力は中型クラスですが、かなりおすすめです。
容量が2,000Whクラスが欲しくて他のメーカーの商品がいいなと思う方もあると思いますが、使用状況の最大出力がAnker757の最大1,500W (瞬間最大2,400W)を超えないならば、Anker757を2台買えば容量は十分となる場合もあります。
ポータブル電源は、
- 最大出力
- 最大容量
- サポートの質
- 保証期間の長さ
- リン酸鉄の質
- ポータブル電源の内部構造の質
- 企業の体質
など、量と質の両面から判断すると客観的な一台が見つかります。
ポータブル電源選びは難しいと言われますが、しっかり調べればこのメーカーのこの機種以外にないという一択に必ずたどり着きます。
たどり着かない場合は、調べが足りない場合です。
私はかなり調べて調べて、
- メーカーはAnker
- 機種はAnker757
これ以外に選べないという結論に達しました。
参考になれば幸いです。