野球やサッカーなど、子供が所属しているスポーツ団体を卒業する時に「卒団式」を行います。
卒団式で、子供の親が「保護者代表」として挨拶を頼まれることがありますよね。
卒団式で挨拶を頼まれた時に、初めてのことなので「どうしたらいいのか」「決まりごとはあるのか」など、全く分からず不安になると思います。
そこでここでは、「伝わる卒団式の挨拶のポイント」や「挨拶する時の参考になる例文」などをまとめてみました!
卒団式、挨拶のポイントは?
挨拶のポイントなのですが、「恥をかきたくないという思い」や「正しくやらなければ!」「ちゃんとやらなければいけない!」と気負ってしまし、決まりきった文章を棒読みするのは頂けません。
みなさん経験があると思いますが、文章の棒読みは必ず聞いている人にはわかってしまうものですし、聞いていて辛いものでもあります。
卒団式の挨拶の最も大切なポイント
親は、子供や監督、コーチと一緒にスポーツを通して様々な経験をしてきたと思います。
卒団式は、それらの今までの経験を通して、本当に自分が感じたこと。嬉しかったことや悔しかったこと、感動したこと。また、周りの人たちへの感謝を伝える場所でもあります。
最も大切なことは、自分の素直な気持をちゃんと伝えるという点にあります。
挨拶を頼まれたということは、他人から頼られている証拠でもあります。自信を持ってありのままの気持ちを伝えましょう!!
卒団式の挨拶のポイント
- 挨拶が、長くなりすぎないこと
子供の集中力は長い時間続きません。 - 小学生でもわかる簡単でシンプルな言葉を使う
難しい単語は子供が理解できません。 - 具体的な経験を盛り込む
みんなが共有している経験を話すと、聞くほうも興味を持ちやすいです。 - 自分の素直な気持ちを伝える
ここが最も重要な所です。スピーチが上手い下手ではなく、気持ちが相手に伝わります
卒団式の挨拶【例文】
①導入の挨拶
◯◯を代表し、一言ご挨拶をさせていただきます
②本日集まって下さった、親御さんへのお礼の言葉
③卒団する子どもたちへのメッセージ
卒団を迎える〇〇選手のみなさん、卒団おめでとうございます。
これまで〇〇年間、厳しい練習に耐え、最後まで本当によく頑張ったと思います。
〇〇試合においても〇〇で、〇〇という素晴らしい成績を残す事ができました。
父兄としても、とても嬉しかったです。
みなさんは、この〇〇スポーツを通して得た経験や仲間と一緒に乗り越えた〇〇経験を、新しい生活に活かして、卒団後も頑張っていって下さい!
④残る子どもたちへのメッセージ
卒団する先輩が抜けた後は、在団生のみなさんが、がんばる番です。
先輩たちが築き上げたものを、更により良いものにして行って下さい。
また、新しく入ってくる下級生も助けてあげてください。
⑤監督や先生、コーチへの感謝のメッセージ
それから今日までご指導頂きました、〇〇監督、コーチの皆様には、厳しくも温かいご指導をいただき、心から感謝しています。
皆様のご指導のおかげで、子どもたちは心身ともに成長することができました。
それは、今後の子どもたちにとっては、かけがえのない財産になったと思います。
本当にありがとうございました。
⑥卒団式の締めのメッセージ
最後になりますが、これからも更なる〇〇チームのご活躍を心より応援させて頂きます。
以上で私からのご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
まとめ
以上の例文は、あくまで例なので、自分なりにアレンジして使ってみて下さい。
また、これと全く違う形で、自分の言葉で語るのも全然アリです!
一番大切なことは、話す人の心からの本音の言葉です。
形も大切ですが、できるだけ自分の言葉で話すようにすると、メッセージが伝わりやすいと思います。