福井県で行ってみたい場所の一つ、曹洞宗の大本山である「永平寺」。
年末のゆく年くる年でもよく映像が流れるので見たことがある方も多いのではないでしょうか。
道元禅師が開いた座禅の修行道場である「永平寺」はこのお寺は雰囲気が圧倒的!
迫力がある建物と緑が多く静けさの漂う雰囲気が素敵なお寺です。
お寺が好きな人はもちろん、普段興味がない人もこ永平寺の雰囲気はとても落ち着くので好きになる人も多いはず!
そこでここでは、
- 永平寺の観光の所要時間
- 永平寺の参拝時間
- 永平寺のおすすめ駐車場
- 永平寺参拝の感想
についてまとめまとめてみました
永平寺観光の所要時間
永平寺を観光・参拝する際の所要時間は約1時間です。
見どころ満載なのでゆっくり見て回りたい場合は場合は1時間半ほど余裕を持っておくことをおすすめします。
福井県にある永平寺は曹洞宗の大本山です。
「大本山」とはその宗派を統括する一番大きなお寺のこと。
曹洞宗には大本山がふたつありひとつがこの福井県の「永平寺」、もうひとつが神奈川県横浜市にある「總持寺(そうじじ)」です。
どちらも広い敷地と迫力のある建物が印象的なお寺です。
一般的には、「大本山」や「総本山」はひとつの宗教にひとつです。
なぜ「曹洞宗」には、大本山が2つあるのか気になりますよね。
理由は「中国から教えを日本に伝えた道元を「高祖」、発展の基礎を築いた瑩山(けいざん)を「太祖(たいそ」として両祖としているからです。
道元禅師があまりにも有名なため瑩山禅師の名前を知っている方は少ないですが、実は曹洞宗は、曹洞宗を日本に広めた道元禅師とその教えを広め発展の基礎を気づいた瑩山禅師のふたりを祖としているのです。
ちなみに「總持寺」は、元々は石川県能登に開かれたものです。明治31年に大火災で境内が焼失してしまったため本山が横浜に移りました。
余談ですが、石川県には今でも總持寺の祖院は残っています。
700年以上の歴史をもつ「曹洞宗大本山 總持寺祖院」は澄んだ空気の中に厳かな雰囲気があるお寺です。
永平寺の参拝時間と拝観料は?
永平寺の参拝時間や拝観料などの詳細をまとめてみました。
永平寺の詳細 | |
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参拝時間 | 8時30分~16時30分(入場は16:00まで) ※季節によって変動あり |
拝観料 | 大人:大人:500円 高校生:高校生:500円 中学生:中学生:200円 小学生:小学生:200円 |
定休日 | なし |
問い合わせ先 | 大本山永平寺 総受処 0776-63-3102 永平寺町商工観光課 0776-61-3921 |
住所 | 福井県永平寺町志比5-15 |
永平寺の観光の実際の所要時間と感想!
永平寺をゆっくりと建物もお庭も回ってきたので1時間半ほどかかりました。
私たちが永平寺に到着したのは、門前のお土産屋さんがオープン前の早い時間。そのため駐車場にもほとんど車はなく人も少なくとても静か。
永平寺の境内には大きな杉の木が立ち並び、立ち入るとすでに静寂な空気が流れています。
受付で参拝料を支払い、待合室に通される。そして見学へ…。
お寺自体は道元禅師が開いただけあってとても歴史ある建物。それでも、掃除や手入れが行き届いていてひとつひとつがとても綺麗。毎日修行僧が磨き上げているんだろうな。
部屋の一つ一つの内装や造りもまたすごい。
「絵天井の大広間」といわれる部屋は天井の絵が1枚1枚異なり圧巻だし、庭もすごい…。
ゆっくり見て回っている最中に修行層らしき人と時折すれ違うのも永平寺ならではかも知れない。永平寺は今でも全国から修行僧が集まる道場のため、たくさんの人が修行に励んでいる。
そして広い…。
階段を上り、庭を見て、部屋を見て…。
どの部屋を見ても廊下を歩いていても心が現れるような静けさを感じ、なぜか心が落ち着いていく。建物やここで修行している人たちが繰り出している空気感なのかもしれないな、と思いながら先へ進んでいく。
久しぶりに感動するお寺に出会った!
ここは福井県に来たら絶対に立ち寄ってほしい場所。
永平寺おすすめの駐車場
永平寺に行くまでにはいくつか駐車場がありますが、一番のおすすめは永平寺の山門のすぐ目の前にある「大本山永平寺駐車場」です。
収容台数も多く、早朝でも空いています。
料金は500円
まとめ
永平寺は、とても厳かで雰囲気のあるお寺。お寺に興味がある人はもちろん、あまり興味がない人でも永平寺の空気感には圧倒されるのではないでしょうか。
そして、実際に行けばきっと、普段よりも時間の流れがゆっくり感じたり心が静かになっていく感覚を味わえるはずです。
永平寺では、坐禅修行体験もできます。興味のある方は是非問い合わせてみて下さいね!
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