部屋にいる蚊って、「ぷうーん…」という羽音はするのに姿が見えなくないですか?
特に深夜、耳元で音がして飛び起きたらもういないという経験がある方も多いのではないでしょうか。
家の中に潜み深夜帯を狙って動き出す蚊は、見つけて追い払わない限りいなくなることはありません。
しかも、繁殖力も強いため家の中で増えてしまうこともあります。
ただ、その蚊を見つけるのがなんといっても至難の技ですよね。
そこでここでは
- 部屋にいる蚊の見つけ方
- 部屋にいる蚊の退治・追い出し方
について経験をもとにまとめてみました。
部屋にいる蚊の見つけ方
部屋にいる蚊の見つけ方は部屋を暗くして懐中電灯で探す方法がオススメです。
部屋にいる蚊は暗がりを好む傾向が強いです。
なので、部屋を暗くしてライトを当てて探すと飛んでいたり止まってたりする蚊が探しやすくなります。
また、ライトを当てることで影もできるので蚊の影で発見することも!
小型のLEDライトをベッドの近くに置いておくと、すぐに探すことができて便利です。
懐中電灯よりも明るくて探しやすいような気がします。
部屋に潜む蚊は「アカイエカ」
寝ているときに刺されたり起こされた場合は「アカイエカ」がほとんどです。
蚊に悩まされるのは寝静まった夜中頃が多いですよね。
日中は壁や天井などにひっそりと潜み、日没から明け方頃に活動します。
繁殖力も強く、退治しない限りはずっと家に潜み、2〜3日置きに吸血してくる厄介な蚊です。
日本でよく見る「蚊」
蚊は世界中にたくさんの種類がいますが日本でよく見かける蚊は3種類です。
アカイエカ | ヒトスジシマカ (通称:ヤブ蚊) |
チカイエカ | |
---|---|---|---|
よく見かける場所 | 家の中 | 草むら、庭、畑 | 地下鉄構内、地下街 |
活動時間 | 日没〜明け方 | 昼〜夕方 | 一日中 |
活動時期 | 3月〜11月 | 5月〜11月 | 一年中 |
特徴 |
・体長は約5.5㎜ |
・体長は約4.5㎜ |
・体長は約5.5㎜ |
アカイエカとチカイエカは姿がよく似ていて区別がつきませんが、冬の寒い時期に刺された場合のほとんどは「チカイエカ」です。
「蚊」は危険
実は人の命を奪う動物の1位が「蚊」です。
日本でも2014年に東京の代々木公園で「デング熱」の罹患者が出たのを覚えている方も多いですよね。
また、犬の感染症である「フィラリア」も蚊が媒体となります。
日本では「蚊=命の危険」とは考えられないですが、今は世界各国から様々な人が日本に訪れるようになっています。
気をつけるに越したことはないですよね。
人も人間もとにかく蚊には刺されないように気をつけることが何よりです。
部屋にいる蚊が見つからない時の対策
蚊が部屋にいるからといっていつまでも構ってられない時もありますよね。
何時間も蚊を探していたら翌日に支障が出てしまいます。
部屋にいる蚊がどうしても見つからない時の対策をいくつかご紹介しておきます。
ただ、当然ですがどれも事前に準備しておくことが前提なので蚊が増える前に揃えておくことをおすすめします。
- 扇風機をまわす
- 虫除けスプレーを使う
- 白い服を着る
- シャワーを浴びる
- 室内用の蚊帳
1.扇風機
蚊が見つからない時の対策としては扇風機を回す方法があります。
扇風機の風は自分の方に向けておきます。
蚊は風圧で非常障害を起こし近づくことができなくなるはずです。
直接当たり続けるのはちょっと…という方は強めの風で回転させると良いかもしれません。
2.虫除けスプレーを使う
蚊が近づいて来ないように「虫除けスプレー」を使うのも対策のひとつです。
おすすめは「レモングラスオイル」か「ハッカオイル」で作る手作りスプレーです。
レモングラスもハッカも虫が苦手とする香りといわれています。
作り方はとっても簡単。
【虫除けスプレーの作り方】
スプレーボトルに水とアロマオイルを数滴入れてシャカシャカ振る
夏場は水は腐りやすいので少量の水で作り冷蔵庫で保管し、こまめに作り直すのがおすすめです。
市販の虫除けスプレーは成分的に使用するのは不安があり、手作りしています。ハッカは目がさめる香りですが、レモングラスはリラックスできる優しい香りなのでぜひ試してみてください。
3.白い服を着る
白や黄色の服を着ると蚊が寄って来にくくなります。
蚊は黒色は大好きです。
黒や暗い色を好んで寄っていくので白や黄色など明るい色を着ていると寄って来にくい傾向があります。
髪の毛など黒い部分はあるので完全に防げるわけではありませんが、なるべく明るめのパジャマや服を選ぶのも方法のひとつです。
4.シャワーを浴びる
シャワーを浴びて体を清潔にするのも対策のひとつです。
蚊は二酸化炭素や体温、汗の匂いや体臭などを頼りに寄って来ます。
蚊が発生する夏は汗をかきやすい季節です。
部屋の中にいる蚊が見つからず眠れないときはまずシャワーで体を清潔にし、扇風機を回して寝るのも良いかもしれません。
蚊は、特に足の匂いを好むともいわれているので蚊に刺されやすい方は足元も念入りに洗うようにしてくださいね。
5.室内用の蚊帳を使う
思い切って「室内用の蚊帳」を準備するのも対策のひとつです。
蚊との戦いは毎年のこと。
いくら対策をしていても蚊はほんのわずかな隙間から入って来て夜になると攻撃を仕掛けて来ますよね。
不毛な戦いを終わらせたい方は思い切って「室内用の蚊帳」をあらかじめ買ってセットしておくのもおすすめです。
蚊帳の中にさえ蚊を入れなければ、寝入ってから蚊で悩む心配はありません。
ちょっとリッチな気分人もなるので幸せ感もありおすすめです。
部屋にいる蚊の退治・追い出し方
部屋にいる蚊を退治する方法で効果的な方法は掃除機です。
蚊を発見したらほぼ100%に近い確率で追い出し(吸い出し?)ています。
田舎に住んでいるので蚊には毎年悩まされます。
窓も扉も蚊が入って来ないように厳重にしていたにも関わらず毎日のように蚊がいた時は驚愕しましたが…。
発生源は「屋根裏」でした。気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
蚊は掃除機で退治!
蚊を退治する方法で一番効果的だったのが「懐中電灯と掃除機」です。
【蚊を退治する方法】
- 部屋を暗くし懐中電灯で蚊を探す
- 静かに近づき掃除機で吸う
- 掃除機の先端を塞いでおく
先ほども書きましたが、蚊を探すときは部屋を暗くして懐中電灯などで探すと見つけやすいです。
蚊を発見したらそっと掃除機の先端を近づけて一気にギュインと吸い込む!!
吸い込んだ掃除機の中で蚊は生きているので、万が一出てこないように掃除機の先端を塞いでおくと安心です。
特に
- 電化製品など暖かいところ
- 網戸
- 壁
に留まっていることが多いので注意して探してみてください。
掃除機ではなく殺虫スプレーなどを使うのも効果的ですが、寝室だったり犬や猫がいたりするなどあまり使いたくないという方も多いですよね。
虫を殺してしまうほどの威力がある殺虫スプレー系は少し怖く感じます。
その点、掃除機は害がないので安心です。
そして、掃除機はハンディタイプがとても使いやすいです。
初めはコンセント付きの大きめの掃除機を使っていましたが準備に手惑い蚊に逃げられる…。ハンディタイプに変えたところ充電さえしておけばさっと手軽に使えます。
もちろん蚊を退治するだけではなく、本来の目的の掃除にも使いやすいので重宝しています。
まとめ
室内にいる蚊は暗がりを好む傾向が強いので部屋を暗くしてライトで探す方法がおすすめです。
見つけたらそーっと近づき掃除機でギュインと吸い込んでください。あっという間の出来事ですが一番確実な方法です。
ですが、蚊にとっては文字通り「命がけ」。必死で逃げます。
経験がある方も多いと思いますが、数時間経ってもなかなか見つけられないこともあります。
毎年のことなので、「虫除けスプレー」や「蚊帳」など事前に蚊対策をしておくと安心です。