ゲームや映画「ハリーポッター」にも出てくるマンドラゴラ(別名:マンドレイク)という花があります。映画を見て気になった方も多いですよね。
ファンタジーや神話の中の植物で、実在するものだとは知らない方がほとんどではないでしょうか。
ハリーポッターの中には「抜くと花が悲鳴を上げる」シーンがあります。実際に中世にはそういう噂があったそうです。
ここでは、「マンドラゴラとは何か?」「実物の根っこの画像や日本で見れる場所」「実際に引き抜くと叫ぶのか?」などを、まとめてみました。
マンドラゴラの植物とは?
まず、マンドラゴラは実在します。ファンタジーではありません。
主にヨーロッパや地中海地域から中国地方まで生育していいるとのこと。
なんと、ナス科!以外でしたね。ナスができるんでしょうか?見た目からはナス科とは想像できませんでした。
古くからある植物で、実際に祈祷師が儀式を行う時にしばしば使っていたそうです。
マンドラゴラの根っこには、強い毒性と幻聴や幻覚作用を及ぼす作用がありマンドラゴラの根で、ある種のトランス状態を引き起こし、儀式を行っていたのかもしれません。
叫びながら踊る祈祷師をテレビで見たりしますよね!
また、毒性以外にも、鎮痛剤などの効果もあるそうなので、使い方次第で毒にも薬にもなる薬草のようなものですね。
ちなみに現代ではマンドラゴラの根っこを薬には使っていないようです。
マンドラゴラの根っこの画像は?
ナス科のマンドレイクの根っこ。なるほどマンドラゴラだわ、これは。 https://t.co/IQhIrhRWiv #考花学 pic.twitter.com/CRKSAzO9Fp
— 川崎 景介 (@kawasakikeisuke) 2017年1月10日
このように、マンドラゴラの根はとても太く、二股になっていたり、根っこが絡み合っていたりします。
確かに、これは人間のようにも見えますね!
マンドラゴラは引き抜くと叫ぶのか?
結論は、当たり前ですが、叫びません!
仮説としては、
- 引き抜いた姿が人間のようのなので、びっくりして、人間が叫ぶ!
- 画像で見たようにかなり太い根っこで、さらに根っこが絡み合っているので、引き抜くのが大変です。引き抜く時に、人間が力み「うおーーー!!」と叫んだ!
などが、成り立つのではないでしょうか。
どちらも、叫んでいるのは人です(笑)
マンドラゴラを日本で見れる場所は?
日本でマンドラゴラを見ることができるのは兵庫県にある「淡路ファームパーク イングランドの丘」です。
【住所】兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
【TEL】0799-43-2626
【営業時間】
4月~9月 (平日) 9:30~17:00 (土日祝 ) 9:30〜17:30
10月~3月 (平日) 9:30~17:00 (土日祝) 9:30〜17:30
【定休日】火曜日
※夏休み中などは火曜日も営業しているので公式サイトで確認してください。
【料金】
大人(高校生以上)1,000円
4歳~中学生 200円
3歳以下 無料
なんでも、15年以上前から育てて来て、2018年に初めての開花したそうです。
地中海と日本の気候が違うので、寒さ対策をしながら育てたとのこと。
日本ではかなり貴重なんですね!
マンドラゴラは冬に開花するようですが、詳しい展示期間は直接パークに確認してみてください。
マンドラゴラは日本では育てるのが難しい上、植物も生き物なので毎年見ることができるかどうかはちょっとわかりません…。
まとめ
マンドラゴラとは、根っこが「人」の形をした植物。今にも動き出しそうなかわいい植物で、ファンタジーに出てくるのがよくわかりますよね。
特にハリーポッターに出てくるマンドラゴラはインパクトが大きく記憶にとても残ります。
マンゴラドラは「ナス科」の植物なだけあって、花は紫色のナスの花に似ています。気になる方はぜひ見に行って見てくださいね。